【感想・ネタバレ】スマホゲーム依存症のレビュー

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Posted by ブクログ

私も以前依存まではいきませんでしたが、スマホゲームで睡眠障害や頭痛を引き起こしてしまいました。自分に対しての戒めのようにこの本を読みました。

何かに依存するということは、つらさや虚無感などから逃れる「現実逃避」のための行為であり、その人が抱える悩みや問題が表面化している。この考えには納得させられました。

スマホゲーム依存はアルコール、麻薬、タバコなどの依存症と同じように脳へ悪影響を及ぼし、長期的な治療を必要とし、再発する可能性があります。
ただのスマホゲームのやりすぎで片付けてはいけないのだと再確認しました。

スマホゲームの市場は拡大傾向にあるので、今後依存症になる人が増えていくと思います。
私たちはスマホの使用について考えなければならいないと感じました。

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2021年10月06日

Posted by ブクログ

スマホゲーム依存症。樋口進先生の著書。スマホゲーム依存症と呼べるくらいスマホゲームに依存して、脳が破壊され、精神障害になってしまう人が増えている。私はスマホゲーム依存症ではないけれど、本依存症、読書依存症と言われても否定できません。そうだとすると、本依存症、読書依存症も、スマホゲーム依存症のように、脳が破壊され、精神障害になってしまうこともあるのかもしれないとなんだか怖くなってしまいました。単純な被害妄想ならいいけれど。

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2019年09月28日

Posted by ブクログ

「スマホをやると脳が壊れるリスクは数倍になります」という一文が、社会的に認知されるまで、どれぐらいの時間がかかるか?12年には中国の科学者からネットゲーム依存患者と麻薬中毒者の脳の器質変化が極めて酷似していることが発表された。

スマホによるネットゲームは課金だけ規制して、誰でも無料で楽しめるモノで良いのか?タバコやアルコール、ギャンブルと同じカテゴリーに組み込むべきだと強く思う。

著者はネット依存研究の第一人者だが、これほど深刻化しているのに、なぜ日本だけが野放しなのか?文面から強い怒りを感じられる。

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2018年05月16日

Posted by ブクログ

スマホゲーム依存症には様々な特徴があるが、やはり印象的なのは自分自身が依存に気づきにくいのと周囲がその実態を把握しにくい点、また他の依存事例に比べて、とても急速に症状が進行し、抜け出すのに多くの時間が必要となる。
現実逃避ややりきれない思いなど現代の働き盛りの世代で巻き起こっている社会不安がスマホゲームに誘い、スマホゲームに翻弄される時代となっている。
まずは自身がセルフチェックを行い、不安やイライラをスマホゲームで埋めていないか?食事中や家族との会話中も気づいたら長時間スマホに触っていないか?こまめにチェックし、そこから対策防止を考えていく必要がある。
それから、治療のプロセスとしては早期回復を狙うのではなく、より長い目で観察し、いきなり遮断するのではなく、対話を重ねながらスマホと共存し、付き合っていくことが大事だ!

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2021年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ


もはやスマホは、私たちの生活から切っても切り離せない、生活の一部となっています。その中でもスマホゲームは、ぐんぐんとその市場を成長させ、注目されています。

スマホを触っているうちに、もうこんな時間になっちゃった…お風呂入って寝よう…
そんなことが日常茶飯事のあなたに読んで欲しい一冊です。

おすすめポイントランキング

第3位「スマホゲームにハマる理由」
もちろんゲームの製作者からすれば、ユーザーを飽きさせずに長く遊んでもらうこと、そして課金してもらうことを望んでいます。
なので、スマホゲームには、甘い罠がたくさん仕掛けてあります。例えば、イベントがあったり、ゲームに終わりがないこと、スマホの通知でゲームを起動させるきっかけを作ったり…
製作者側の意図を知り、自分がいかにその罠にはまっているのか、自覚することができます。

第2位「デジタルデトックス」
スマホに触らない時間を決めて、他のことをしてみようという考え方です。
やってみると案外、スマホがなくても大丈夫だなー生きていけるんだなー、と思えるようになるそうです。
また、自分がどれだけの時間スマホに依存してきたか実感することや、他のことをすることで、時間の使い方を学ぶヒントになるかもしれません。


第1位「スマホゲーム依存症の進行スピード」
スマホ依存の進行は、アルコールやギャンブルより早く、気づいた時には深刻化しているケースが多いです。
なので、早期発見が早期回復の鍵です。
訓練時間中、スマホゲームが気になって訓練が手につかないことはありませんか?
どれくらいの時間ゲームをしてるか聞かれた時に、嘘をついたことはありませんか?
当てはまる人はきっと、ゲームをしていることへの後ろめたさや、不甲斐ない自分への自責に駆られているかもしれません。
依存症は「否認の病」とも言われていて、自分は違う、コントロールできている、と思うことも症状のひとつです。
自分って依存してるかも?そう思ったら、相談しやすい方へ相談してみてください。一緒に解決方法を探していけるかもしれません。

気になった方はぜひ読んでみてください。

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2021年03月23日

Posted by ブクログ

日ごろ指導している生徒や、自分自身も一度はスマホゲームにはまった身として購入してみました。
スマホゲームにはまる理由。様々な症例、具体的にはどうすれば良いか書かれています。
依存症は否認の病気とも言われています。本書ではスマホゲームをメインに据えて話を展開していますが、お酒や薬物などにも当てはまる部分があり、身につまされる思いをしながら読み進めました。
お医者さんが書かれているので固い内容かと思いきや決してそういったことは無く、とても読みやすく書かれています。
自分自身、あるいは自分の身の回りの人がひょっとしたら依存症かもしれない。と思ったらぜひ手に取ってもらいたい一冊です。様々な悩みもまずは学ぶこと、知ることから始まりますので。

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2020年11月25日

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著者はスマホゲーム依存を医学的に初めて障害に登録することに貢献した人。著者の情熱が伝わる(もちろんこれは偉人伝ではない)

生徒のスマホの使い方に疑問を思って読んだ。勉強になったのは、急に取り上げるのは逆効果。信頼関係を構築しながら、相手の抱える生きづらさを対話を通して、伝え聞くことで快方に向かうということ。また、一度に全て解決しようとする類の問題ではない。

また、保護者とともに本人を交えてスマホルールを作成するなど具体的なアドバイスが豊富。

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2018年08月17日

Posted by ブクログ

 精神科医の著者が,「スマホゲーム依存」と,それからの回復を目指した治療について書かれた本。

 「スマホゲーム依存」からの回復の難しさは,インターネット,スマホが生活の必需品になり,それ無しで生活していくことが非常に難しくなってしまったことである。「アルコール依存症」「ギャンブル依存症」の場合,アルコールは摂取しない,ギャンブルはやらない,といった,断って依存から抜け出す方法が取られる。

 スマホ依存はグレーであり,ゲーム以外のことでスマホを使っているときに,ゲームからのプッシュ通知があると,それをきっかけにスマホのゲームを始めてしまう。
 スマホゲームは,はじめは無料でインストール,登録ができ,ゲームを始めるためのハードルは低い。
 また,ガチャと言われる,ゲームを有利に進めるアイテムを得るためのシステムがある。より良いアイテムを得るために課金をし,場合によっては課金が高額となってしまう。はじめは通勤の合間,ちょっとしたスキマ時間にやっていたものが,次第に生活を脅かすほど長時間ゲームにのめり込むようになる。
 精神科医の立場から,依存症になるまでの過程,ネット依存の特徴などが書かれている。

 また,ネット依存かどうかを判定する診断ガイドライン,ネット依存から立ち直る治療のプログラムなどが書かれている。

 高1の長女ひでひ子(仮)に勧められ,ついついハマってしまったゲームがいくつかあるのですが,オイラ自身「課金はダメ,ゼッタイ」のラインを引いておきたいと思った。とにかく眼精疲労と視力低下がひどいのです。ひでひ子にも釘を差しておかねば。

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2018年03月19日

Posted by ブクログ

・感想
現実逃避の1つでスマホゲーム依存に走ってしまう人がなぜハマるのか。どのようにして辞めていくかをわかりやすく精神科医の方がまとめてくれた書籍。
課金はしないけどもたまにゲームにハマる事があるのでこれをきっかけに辞めようと思いました。
・Todo
モニタリングを始める
運動習慣を絶やさない
夜はスマホ使用を辞める

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2023年02月06日

Posted by ブクログ

母子家庭の息子がなりやすいとか!
解決策まで書いてあるところが好感が持てます。

家族対応、7つの基本、応用は使えそうだなと思いました(現実世界での役割の提供やIメッセージでの伝え方など)。
困ったら久里浜だな…

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

久里浜系も読もうと思い手に取った。過激な印象を抱いていたのだが、事前の先入観よりは穏当な内容と感じた。ざっと目を通しただけなので、機会を見て精読してみたい。

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2020年10月29日

Posted by ブクログ

久しぶりに小説以外。なかなか読みやすい。 ガチャやログインボーナスシステムが嫌いな自分にとって、ソシャゲの面白さは全く分からないが、スマホ依存に置き換えるとわかりやすい。 キュー(きっかけ)がトリガーとなって、スマホを弄りたくなるという話は自分にも覚えがある。スマホを弄るほど馬鹿になる、とは聞いた事はあるが、本当に科学的に証明されているのか… スマホ依存の本も出されているみたいなので、読んでみたい

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2019年08月14日

Posted by ブクログ

スマホゲームは、スマホという常に使うツールのため深刻化しやすい。
それにアルコールやギャンブルと違って、飲まない行かないで解決できないから治療も長引く。
自分は大丈夫、とは思わないことが大切。

ファミコン・プレステ世代で、ゲームが趣味の自分としては
ゲーム=悪みたいな書き方はどうなのかなぁと感じてしまった。

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2019年03月05日

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