あらすじ
【序章】ネット依存治療専門外来に異変
【第1章】なぜ、スマホゲームにはまるのか?
【第2章】スマホゲームの特徴を知る
【第3章】ゲーム依存の診断ガイドラインとスクリーニングツール
【第4章】スマホゲーム依存の脳の中で何が起きているのか?
【第5章】依存かな?と思ったらすぐに始めること
【第6章】スマホゲーム依存を治療する
【第7章】スマホゲーム依存に悩む家族へのアドバイス
おわりに
参考文献
[巻末資料]「スマホゲーム依存」に関する相談が可能な医療機関一覧
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Posted by ブクログ
もはやスマホは、私たちの生活から切っても切り離せない、生活の一部となっています。その中でもスマホゲームは、ぐんぐんとその市場を成長させ、注目されています。
スマホを触っているうちに、もうこんな時間になっちゃった…お風呂入って寝よう…
そんなことが日常茶飯事のあなたに読んで欲しい一冊です。
おすすめポイントランキング
第3位「スマホゲームにハマる理由」
もちろんゲームの製作者からすれば、ユーザーを飽きさせずに長く遊んでもらうこと、そして課金してもらうことを望んでいます。
なので、スマホゲームには、甘い罠がたくさん仕掛けてあります。例えば、イベントがあったり、ゲームに終わりがないこと、スマホの通知でゲームを起動させるきっかけを作ったり…
製作者側の意図を知り、自分がいかにその罠にはまっているのか、自覚することができます。
第2位「デジタルデトックス」
スマホに触らない時間を決めて、他のことをしてみようという考え方です。
やってみると案外、スマホがなくても大丈夫だなー生きていけるんだなー、と思えるようになるそうです。
また、自分がどれだけの時間スマホに依存してきたか実感することや、他のことをすることで、時間の使い方を学ぶヒントになるかもしれません。
第1位「スマホゲーム依存症の進行スピード」
スマホ依存の進行は、アルコールやギャンブルより早く、気づいた時には深刻化しているケースが多いです。
なので、早期発見が早期回復の鍵です。
訓練時間中、スマホゲームが気になって訓練が手につかないことはありませんか?
どれくらいの時間ゲームをしてるか聞かれた時に、嘘をついたことはありませんか?
当てはまる人はきっと、ゲームをしていることへの後ろめたさや、不甲斐ない自分への自責に駆られているかもしれません。
依存症は「否認の病」とも言われていて、自分は違う、コントロールできている、と思うことも症状のひとつです。
自分って依存してるかも?そう思ったら、相談しやすい方へ相談してみてください。一緒に解決方法を探していけるかもしれません。
気になった方はぜひ読んでみてください。