ダニエル・シモンズのレビュー一覧

  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    『誰でも、たまには何かにだまされる』

    カモられるのは脳の仕様、避けられない

    実はカモられてるけど、気づいてないだけなのかも

    大怪我するような詐欺を回避できるようになる本

    0
    2024年09月15日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    最初の橘さんのコラムが面白かった。
    いきなりのトランプのトリックには引っかかってしまった。。

    ただ、その後の300ページは、それほど「なるほどー」という新たな発見や気づきは少なく、少し退屈な感じだった。。

    目を引くすごいタイトルだったので、余計に残念でした。。

    0
    2024年08月09日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    【目次】
    ■ 邦訳版への解説ーー合法的かつ効率的に私たちの脳はハックされている
    橘玲  

    ■ はじめにーー絶対にだまされるはずがない人たちがカモになる心理バイアス  

    【ハビット】
    1 集中(フォーカス) ーー相手は何を隠しているのか
    2 予測(プレディクション)ーー 「期待外れ」を喜べ
    3 思い込み(コミットメント)ーー判断を後回しにする
    4 効率(エフィシェンシー)ーー相手の痛いところを突く
    【フック】
    5 一貫性(コンシステンシー)ーーこの世界は不合理だ
    6 親近性(ファミリアリティ)ーー「これ知ってる」を疑え
    7 正確性(プレシジョン)ーー“数字”の落とし穴
    8 有効性(ポテンシー

    0
    2024年07月06日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    人には真実バイアスがあるから、一旦立ち止まってちゃんと確認しようねという話。表紙と帯は煽りすぎている感じがする。

    人に備わっている4つの信じてしまう習性(ハビット)ー集中・予測・思い込み・効率と、フックと表現している4つの信じてしまうきっかけ(?)一貫性・親近性・正確性・有効性を説明している。

    凄く読み辛く頭に入り難く感じた。
    各章の初めにまとめ的なのがある。
    そこが一番分かりやすかった。

    フック8。有効性のところは
    意外・・・というか衝撃だった。

    0
    2024年06月22日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    認知心理学。バイアスやヒューリスティックなミスから、騙されることへの警告。

    わかりやすくて読みやすかった。具体的な事例を紹介する本ではなかったが、外国人研究者にありがちな、変に散文的で日常的な導入は少なかったし、簡潔。

    いくつかのキーワードに沿って、説明してくれていて、読ませ方にも工夫が見られる。
    それでいてというか、大きく騙されんのはアレやが、そうそうそういうのに巻き込まれるわけでもないので、中規模以上の騙しには注意するとして、日常のさくっとした騙しにはそんな目くじら立てんとこな、的な主張があって、腰砕でよかったな。

    それにしても、答えになってない答えとか、親近感による選択とか、綺麗事

    0
    2024年06月07日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    人がいる限り、詐欺はなくならないんだろうなと思いました。自分自身もいろいろなことに騙されていることに気づきました。騙されないで生きていくことは難しいと思うので、うまく付き合っていきたいと思います。

    0
    2024年05月19日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    簡単な、だれもがすぐに怪しいと感じるような詐欺に騙される人がいる。なぜなんだろうといつも不思議に思っていたが、本書を読んで納得した。
    私も騙されないと思っていたが、今後騙される可能性があるし、すでに騙されている可能性だってある。
    本書に書いてあるように、もっともらしく語られる話ほど、慎重に検証する必要があることを念頭に置き、なるべく大きな買い物をしないよう気を付けたい。
    GAFAMも法律の範囲内で消費者の脳の脆弱性を利用して消費者をだまそうとしている中で、騙されないのは至難の業かもしれない。

    0
    2024年05月12日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    時間的に最後まで読めなかったが、バスケの試合でのゴリラの話は他の本でも紹介されている。人間は自分が思っている以上に実は見えていない。茂木先生のアハの実験もそうだが、後でなんでこんなことがわからなかったのだろうということがいかに多いかを考えさせられる。

    0
    2019年03月26日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    誰もが使いやすいデザインを考えていると、人の脳の動きが気になって、認知心理学にたどりつく。でも、人間誰しもこうした錯覚に陥るわけで、とすると、いついかなるときも絶対に誤操作しない、究極に使いやすいデザインなんかないよね…と思ってしまう。それこそ究極には、「棒」みたいなミニマルなものが、実は全ての人に対応できるのだろう。多少のミスが命取りにならない仕組みだったり、多少使いにくくても愛着があれば、その使いにくささえ魅力に感じるデザインだったり、そんなところが落しどころなのかなと思った。ちなみにこの本の著者は、以前受けたセミナーで見た、ゴリラの動画の原作者でした。そういえば認知心理学はマーケティング

    0
    2017年05月13日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    ・あることに注目すると他が見えなくなる。
    ・人の記憶は作り替えられてゆく。

    日ごろ感じていることが、実証的な説明に納得する。

    ・自信と能力は比例しない。
    ・脳トレは脳全体を活性化しない。

    今まで騙されていたorz...

    世の中のスピードは産業革命以後、自動車、新幹線、飛行機...と高速化している。情報通信手段も手書きの手紙から、テレックス、電話、パソ通、インターネットと高速化し、情報があふれる時代になった。
    人の脳の容積はここ数百年ではほとんど変わっていないと思うが、人の処理すべき情報の量は莫大に膨れ上がっている。この世の中を人が生きてゆくには、情報の取捨選択、間引きと補間が必要なのだ

    0
    2016年05月20日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    人が陥りやすい6つの錯覚、1.注意の錯覚、2.記憶の錯覚、3.自信の錯覚、4.知識の錯覚、5.原因の錯覚、6.可能性の錯覚、について丁寧な説明と解説がされている。
    その例として、アメリカの潜水艦がえひめ丸に衝突した事件や、リーマンショックの引き金、脳トレゲームなどを挙げている。
    ゴリラが見えていない実験など、興味深い話がたくさんであるが、これらの錯覚を記憶にとどめて常に気にするかと言われると、なかなか難しいだろう。

    0
    2015年11月05日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    科学的論証に頼るまでもなく、あまりにも身近で、自分にも心当たりの錯覚現象が網羅されていて、いちいち納得してしまう。冒頭著者は「見えていないゴリラ」という事例で「注意の錯覚」を証明しているが、既にそこからはまる。たとえば計算に夢中になっている。ウォーリー探しに集中している。そんな時に近くを友達が通っても気づかない。要はそういうことの象徴である。他にも「記憶の錯覚」「自信の錯覚」「知識の錯覚」「原因の錯覚」「可能性の錯覚」といった5つの錯覚を挙げており、どれも「あるある感」を裏切らない。

    0
    2015年03月15日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    この世界は錯覚に満ち溢れている、ってね。

    目の錯覚とかそういう類の、脳が勘違いしましたみたいな話が好きだから、この本を手に取ってみたわけで、実際読んでみたら、いろいろと面白いことが書いてあって、とても為になるんだけれども、どうにも情報量が多すぎて読んだそばから忘れてしまう。

    いつも思うんだけれど、ノンフィクションを読むにはオレの脳ミソの容量は全然足りない。
    巻末の膨大な参考文献然り、1995年1月25日ボストンのハンバーガーレストランで~とかそういう情報、一つも覚えれらない。

    どうせ読んでも覚えてないなら、読む意味ないんじゃないか。とも思うんだけれど、本書を読む限りでは、バッチリ覚えてい

    0
    2014年11月02日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    2014 10/6パワー・ブラウジング。
    認知系の実験をやるにあたって読んでおくか、と思って買ってみておいた本。
    いかに人の感覚があてにならない部分を含んでいるか、そのことに気づかず自身の感覚を信じていることで、自分自身すら信じられないようなミスや失敗をしたりするか(悪意なく)ということを、様々な研究成果を持ち出しながら丹念に紹介していく本。
    丁寧に、繰り返し指摘しているので、多くの研究を参考できるのは良い。反面、ややしつこくも感じる。

    0
    2014年10月13日
  • 錯覚の科学

    Posted by ブクログ

    これまで効果があるとわたしも認識していたモーツァルト効果や、脳は10%しか使われていないなどの通説を科学的かつ明確に否定している良書。ビジネスや日常生活でも、慣例や常識をバランスを持って批判的に疑いを持つ必要性があると改めて感じた。大学生に読むことをお勧めする。

    0
    2014年08月31日