ボニー・ガルマスのレビュー一覧
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KL2024.2.16-2024.2.18
1960年代アメリカ。
今よりはるかにひどい性差別、女性蔑視、偏見。とりわけ権力をもつ男たちの傲慢さ、卑劣さは驚くばかり。
エリザベスはそこに怯むことなく立ち向かっていくのだが、それでも状況が良くなるとは限らない。エリザベスでさえも撤退せざるを得ない時があ...続きを読むPosted by ブクログ -
大学で有機化学を専攻し、卒業後化学会社で合成ゴムの技術開発部に勤めた後、めぐり巡って調理師になっていた。自分のつくる料理は化学反応だったし、パン生地をこねて焼くのはタイヤ用ゴムを成形する工程と似ていた。「料理は化学です」とブックカバーにあったからこの本を手に取った理由。
しかし、本編は、そのフレーズ...続きを読むPosted by ブクログ -
すごく売れている本みたいやけど、私にはあんまりピンとくるものは無く。
このストーリーだったらページ数が半分くらいでもよかったのでは、、と思ってしまった。
ラストも予想できたし、全体に話も設定もまとまり過ぎ、分かりやす過ぎて面白みがあまりなかった。
私にとっては行間を感じ自分の血肉にしていく読書の喜び...続きを読むPosted by ブクログ -
「悲痛な話ではあるが笑えて痛快」という絶賛評を目にして、それは読まねば!と手に取ったのだけど、うーん、なんか違う。まちがいなく悲痛、でも特に笑えなかったし、痛快だとも思えなかった。評判がいいみたいなので、自分のような読み方は少数なのだろうけど、納得いかないことが結構あるので、そのあたりを以下に。
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