芦原すなおのレビュー一覧
-
ニューヨークから河田警部が帰ってきた。
帰国早々、不思議な事件に遭遇した悪友は、
見事な推理をみせるぼくの妻の知恵を借りようと
やってきたのだった。
かどわかされた爺さんの居場所を推理する表題作ほか、
河田警部のニューヨーク時代や、ぼくの幼少の思い出も
たっぷりの6件を収録。Posted by ブクログ -
『雪のマズルカ』から引き続き、里子のカッコ良さは際立つ。ジェイソンの存在は大きい。てか、ジェイソンと青蛇には似た部分があるよなぁ。”向こう側”に行きたくなるような経験をジェイソンがしてたら、とちょっと怖くもある。Posted by ブクログ
-
芦原すなおさんのミステリー小説はほんの少ししか読んでいない
そして、読んだ本が結構ほのぼの系のミステリー
なので、女性探偵のハードボイルドぶりに度肝を抜かれました
クールなんだよね、とっても
楽しみなシリーズですPosted by ブクログ -
このミラちゃんが、飄々としていて冷静でいながらも
人情に厚いというか、いい奴で、心があたたまる
人はそれぞれ、幸せの感じ方もそれぞれ
でも最後にああ、よかったと思って終われたらいいね
そんな風に思わせてくれましたPosted by ブクログ -
土佐弁のような方言が会話に沢山使われていて、
それが味があるのだけれど、慣れるまでがとても読みづらい。
ストーリーは読んでいて面白かったのだけれど、
肝心の謎解きの部分&真相がさらっとしすぎていて残念。
設定が上手く活かしきれていない感が・・・。
主人公と志緒の少々オトナな会話は、楽しかった。Posted by ブクログ -
穏やかにユーモラスな雰囲気は好いが、取り上げられる殺人事件は非常に残虐なものばかりである。
それはそれでいいんだけど、やはり殺人事件を専業主婦の安楽椅子探偵が解決する展開はミステリーとして無理があるよなぁ。
まぁでも美味しそうな料理描写の素敵さはやはり絶品であります。Posted by ブクログ -
穏やかな奥さんの安楽椅子探偵もの「ミミズクとオリーブ」の続編。
やはり一般人の主婦が殺人事件を解決していく構成には無理があるが、亭主と刑事の漫才のような掛け合いと、涎が出そうな田舎料理の記述には惹かれます。
フツーに面白いしね。Posted by ブクログ -
相変わらず、美味しそうなご飯の描写と、なんとなくほのぼのした雰囲気。
そして、旦那と川田の口げんかと奥さんの包容力。
三作目にして、事件の陰惨さがかなり厳しくなってきている気もするけど、その辺でバランスを取っている感じ。
本格ミステリ、という点で見ると、ちょっと緩くなってきたかな、とも思うけど、楽...続きを読むPosted by ブクログ