芦原すなおのレビュー一覧

  • 夜更けのおつまみ
    酒とつまみ、酒と肴。
    色々な著名人の酒と、その次に来る品物は美味しそうで、美味しそうで、想像しただけでも、頭を酒が駆け巡ったよ。

    豆腐のあれこれ、居酒屋のあれこれ、どれをとっても大人の味だなぁ。

    数年前に弟がくれた本、ありがとう!
  • 月夜の晩に火事がいて
    不思議とどんどん読み進めてしまう本だった。しおちゃんが魅力的。もしかしてこうかもって推測しながら読むのおもしろかった。
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語
     明日町のこんぺいとう商店街を舞台にした群像劇。商店街の7つの店舗の人々を7人の作家が描くアソート短編集。シリーズ4作目。

         * * * * *

     寺地はるなさんと山本幸久さんが決め手となって読むことにしました。

     自分のペースで楽しみながら読めたのは前川ほまれさんの「インドカレーママ...続きを読む
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語
    寺地さん目当てで購入。
    こういうのって、難しいですね。
    芦原さんのが、するするっと読めて良かった。読めてっていうより、読ませるって感じで、もう終わり?もう少し続きほしー
    山本さんのは、バラバラな物語に一体感がでたし、未来に向かう展開がよかった。
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語
    みんながちょっとづつ幸せになっていく商店街
    そして 明日…未来を考えたくなる
    明日町って名前がピッタリ
  • 夜更けのおつまみ
    アンソロジー どれも読みやすいし、初めての方に出会えるので、こういうのは好き。 三浦しをんさんはやはり酒が好き。 料理のイメージが全くないからか、簡単なレシピでもすごくめずらしく感じる。 お酒好きには嬉しい一冊。こんな時だから、家で飲むことの楽しさをもっと知りたいと思う。
  • 夜更けのおつまみ
    ビール好きへというポップをみて購入しました。
    さくっとよめて、お腹が空く作品でした。
    お酒、いいですね。
  • 夜更けのおつまみ
    ちょっと一杯の人も
    ちびちび、ずーっと飲む人も。
    31名の物書きさんたちが
    それぞれの愛する肴一品を紹介。

    この「ちょっとずつ」感がいい。
    一応、簡単なレシピがついているから
    自分で作ってみるのもアリ。
    酒は妄想で味わうだけですが
    肴って飲まない人間の舌にも合うのよね〜。
  • 月夜の晩に火事がいて
    長かった!主人公である探偵がまったく謎を解かないって読んだことない(笑)
    でも飽きない。
    あとがきにもあるように、食事の場面がとてもおいしそうだったり、チラリチラリと明らかになる探偵の過去だったりが飽きさせないのかも。
    とはいえ、物語は進むのに犯人を追い詰めるどころか推理すらしないf^_^;貧血で倒...続きを読む
  • 夜更けのおつまみ
    お酒大好きですが、つまみはなくても良い人間です。食事と共に飲酒して、食事が終わればアルコールだけでOK。夜更けにつまみを食べて飲酒したら体重増えるやんと思うから。

    でもこうしてこの本を読むと、作ってみたくなるつまみがいくつか。レシピが掲載されているものもあれば、掲載するまでもないものもあり、好き勝...続きを読む
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語
    寺地はるな、蛭田亜沙子、彩瀬まる、3作品がとても良かった。3人共初めて読んだが、それぞれの作品も読んでみようと思う。
  • ミミズクとオリーブ
    八王子からバスで20分の山奥に暮らす、作家のぼくと奥さん。
    原稿の締め切りが迫っては、散歩に出たり、庭の草むしりをしたりするぼくに、笑顔で焼き芋をすすめてくれる奥さん。
    庭のブナの大木にあらわれるミミズクにお裾分けしたり、のんびりとした生活。
    そんな生活はふらりと訪れる友人たちに乱される。

    家出し...続きを読む
  • 夜更けのおつまみ
    ポプラ社のPR誌「Astra」掲載の‘おつまみ’をテーマにしたアンソロジー。大作家の随筆をワンテーマであちこちから抜いて集めたシリーズもバラバラぶりがよいけど、お題のために書かれた、わりと若めの作家さんのエッセイはブレてなくて、おいしそうでいいなあ。おつまみ作って飲みたくなるなあ。夜中にw
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語
    スカイツリーを見上げる下町のかたすみに、
    ひっそりと息づく商店街がありました。
    それがー『明日町こんぺいとう商店街』
    こんべいとうの角は、24個って知っていましたか?
    戦後の焼跡に、24軒のお店が集まって歩きだしたこの小胆がは、
    だから明日町こんぺいとう商店街。いつまでも味が変わらない。
    ひとつとし...続きを読む
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語
    前半はとてもとても良かったのに、四軒目からダメだった。
    がっかり。
    彩瀬まる、久しぶりにとても良かったなぁ。
    蛭田さんも、寺地さんもとても好みだった。
    でもやっぱり彩瀬まるの川平金物店が、1番良かった。
  • 夜更けのおつまみ
    お酒もおつまみも、好みがそれぞれなのが面白い。
    酒ではなくつまみがテーマなのに、つまみを美味しく食べるために飲むのではなく、酒を美味しく飲むために食べているのですよ!と開き直っている執筆者がチラホラ混じっているのが微笑ましくてよい。
    オイルサーディンは美味しい。
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語
    シリーズ4冊め。
    気になるお店のみお邪魔する。

    寺地はるなさんの『サクマ手芸店』が良かった。
    どんなに仲良くてもどこか相手が妬ましかったり、隣の芝生は青い…あるよね…と頷く。

    大島真寿美さんの『カフェスイス』。
    話が思わぬ方向に。店貸し切りで好きなように厨房まで使えるのか?現実的にありえるのか?...続きを読む
  • ミミズクとオリーブ
    美味しい郷土料理を給仕しながら、夫の友人が持ち込んだ問題を次々と解決してしまう新しい型の安楽椅子探偵――八王子の郊外に住む作家の奥さんが、その名探偵だ。優れた人間観察から生まれる名推理、それに勝るとも劣らない、美味しそうな手料理の数数。随所に語り口の見事さがうかがえる、直木賞受賞作家の筆の冴え。

    ...続きを読む
  • 猫とアリス
    国産ミステリの女性私立探偵といえば、柴田よしきの下澤唯、若竹七海の葉村晶、そしてこの芦原すなおの笹野里子だろうな里子と遠藤警部のやり取りが、悲しみに満ちたこの連作の中で、数少ない癒し。
  • ミミズクとオリーブ
    ぐうたら作家の主人公「ぼく」のもとへ友人から持ち込まれる事件を、専業主婦の妻が家事のかたわら鮮やかに解決していく短編七編。

    よくある素人探偵&安楽椅子探偵ものと言えばそうなんだけど、夫を足代わりに使い、縫い物の片手間に謎解きをするというスタイルが面白い。
    夫と友人、奥さんとの軽妙な会話を中心に進ん...続きを読む