ヤスのレビュー一覧
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購入済み
はたらく細胞
身体のいろいろな細胞の様子が学べわかりやすく勉強になります。読みやすくキャラも良いので勉強もかねてこれからもじっくり読ませていただきます。娘も愛読しています🙆
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Posted by ブクログ
この作品もまた、タイトルが内容をハッキリと、ストレートに表現している
基本、嫌いじゃない、私はこの手のタイトルセンス
あえて、内容をざっくり説明すると、ちょっと頭の中が腐りつつある、四人のフランス美少女がアパートの一室に集まって、日本の漫画について、熱く話し、オタトークを楽しみ、好き勝手に盛り上がる日常コメディ
日本の漫画を、フランス人目線で見ると、こんな感じなのか
原作が『じょしらく!』でインパクトを残したヤス先生だけあって、笑いの切れ味が鮮烈
講談社発の漫画以外が、微妙にボカされているトコが笑ってしまった
また、明るい話だけでなく、彼女達が肩の力を抜ける場所として漫画を求める、日本人の読み -
Posted by ブクログ
これは……言葉が出ない。感動だなんて安い言葉で表したくない。10巻続いた虎と竜の物語、ここに完結。1巻を読んだ時にはここまで人間関係が深まって絡まるなんて思わなかった。人は人とぶつかって傷つけずにいられなくて、でもそれだけじゃない。確かな何かを受け取った気がするのに、言葉に表せない。大河と竜児の日常は続いていく。大河は新しい家族に馴染めないかもしれない。竜児の家はお金が足りなくて進学を諦めることになるかもしれない。それが仕方がないとは言えないし、悔しくて悲しくてどうしようもない夜があるかもしれない。それでも奇跡みたいな仲間がいてくれれば、歩いていけるのだ。
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Posted by ブクログ
なんだよ、これ!もう目が離せない。
真正面からぶつかって傷つけあって、血を流して前へ進めなくて立ち止まって置いていかれて。親の愛情とか諸々に縛られて思い出があって好きも嫌いも進む道も自分で決めなければいけなくって、誰も代わりに決めてはくれないし、責任もとれない。自分の道を決められるのは自分だけだし、否定されて傷ついて分かっててもらえなくって泣いて。大切な人が傷つくのを見てられなくってでも傷つくのは自分のためで、大切だからこそ自分のために傷ついて欲しくないのに。
物語のテーマのうち大きなウェイトを占めていた親との関係がついに表に出る。優しい竜ちゃん、いい子の竜ちゃん、大丈夫だと言われて安心し -
Posted by ブクログ
波瀾万丈の8巻。今までそれぞれで我慢していたもの、隠していたもの、触れられずにいたものが、噴出して嵐となる。北村の天然ばりの鈍さ、大河の密かな決意と人知れない想い、竜児の心、実乃梨の想いと苦悩と傲慢さ、分かってしまう亜美のイラつき、能登の考えと摩耶と奈々子の行動。それぞれがそれぞれで考えて動いてこんがらがって隠し事をして、どうにも身動きとれなくなってしまったり衝突したり。今まで表面的に調和していたものが、体裁を保てなくなってきた。大河と亜美のケンカは日常だし、竜児と大河のケンカはじゃれあいだし、お互いをある意味信頼してて分かってて噛みつき合っているだけ。でも今回の喧嘩は違う。亜美と実乃梨のケン
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Posted by ブクログ
父親がもう帰ってこない竜児。父親が帰ってきた大河。恋愛から家庭環境まで、類似点の多い大河が「救われ」かけているのに、それを拒否することを、竜児は理解できなかったのかもしれない。「俺はこんな顔だから 人よりも正しく優しく生きなければいけない」というモノローグにあるとおり、竜児は一般的な(悪く言えば杓子定規な)正しさを当てていたのだ。親と子は一緒にいるべきだ、という正しさ。
しかし、実乃梨は「人」を見ていた。親である前に親たる「人」であるかどうか。そのズレによって竜児と実乃梨はケンカし、大河が巻き込まれる形に……さらに、それに竜児が気づくのは、大河が娘としての晴れ舞台・ミスコンに立った瞬間だと