マーティンエドワーズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレレイチェルの魅力は凄まじいけど、ジェイコブはこれ、、、
好きなところ
・レイチェル!とにかく素敵!
・19世紀初頭の女性の社会的地位に関する描写
・サラ黒幕はよかった!
嫌いなところ
・ジェイコブの全て
・ジュリエット=レイチェル分かりやす過ぎ
(敢えてそうしてる?)
・劫罰協会があまりにもやりたい放題
同一作品内で同じ名前の登場人物だすわけないから、ハロルド・コールマンがハロルド・ブラウンなのはすぐ気付くようにしてると思う。そうなるとレイチェル=ジュリエットに辿りつく。だから作者はサラ黒幕を隠すためにジュリエット=レイチェルっていう分かりやすい伏線を貼っといたのかなと。
19世紀初頭のロンドンとかいう魅力でしかないミステリを読めて嬉しかった。それにしてもこの時代の女性って財産権も離婚権もなくて本当気の毒過ぎるわ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1930年のロンドンを舞台にした本格ミステリ。謎多き美女、レイチェル・サヴァナクは名探偵か悪魔か。
前半は登場人物が多く事件も入り組んでおりわかりづらいが、後半全てが繋がってからはグイグイ読ませる。装丁が良い。
以下ネタバレ
冒頭が事件後スタートで、いきなり次の事件が始まり、しかもそれぞれに被害者加害者関係者となんかほんとに登場人物が多い。
場面がコロコロ変わるのもあり、前半はかなり読みにくく感じた。
レイチェルはとても上品な描写でかなり好きなキャラなんだけど、謎が多すぎて入り込めず、ジェイコブを主軸にして物語を追うには少しキャラが薄い。
後半、キャラが出揃い事件が見え出してからは一気に面白くなるんだけど、分量的にもそこまでが長くシリーズ一作目という点からも少ししんどい。
ラストは好き。謎的にはわかりやすいしその点は良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
1930年のイギリス ロンドンが舞台。
ミステリアスな素人探偵のレイチェル・サヴァナクの秘密を探るゴシップ新聞記者のジェイコブ。
資産家や芸能人などハイソサエティの人々の不可解な自殺や事件には必ずレイチェルサヴァナクの影があった。
彼女の正体と一連の事件の真相を探るため取材を行うジェイコブはある組織の陰謀に巻き込まれていく。
・感想
レイチェルの正体は日記のタイトルをみてすぐにわかった。
強く賢い女性が主役の話を読みたくて評判の良かったこの作品を選んでみたけど期待は上回らなかったかな。
個人的にレイチェルにもジェイコブにもあまり興味が持てなかったのが原因かも。
作品もミステリーではなくサスペンス寄りだった。
なんだかあまり入り込めずに読み終わってしまったな。
でも犯人とレイチェルの関係性には意外性があって面白かった。
犯人の死に方がだいぶエグかった……。 -
Posted by ブクログ
殺人の容疑者となったものの、無罪放免になった(完全犯罪を成し遂げた)者達によるパーティーが地方の洋館で開かれる。という大きめの釣り針にまんまと喰らい付いたものの、当のパーティーが始まるのは左手の親指に感じる枚数がだいぶうっすくなってからだった。
パーティー自体は結構な急ぎ足としてもトラディショナルなフーダニットとして楽しめるのだけど、問題はそこに至るまで30年代のイギリスのスモッグの中で狐につままれ続けるところ。絶妙にワクワクし辛い塩梅で情報を与えられ続けるのが退屈っちゃ退屈だけど、30年代に憧れを持つ私としてはたとえ煙に巻かれていようとそこでただ彼らを覗き見てるだけで満足ではある。
レイチェルはといえば前作ほど謎めいた様子も冷んやりした態度もなく、好敵手としてレオノーラが登場しても割と圧倒し続けたりして、前作とはまた違った無敵感を漂わせていた。相変わらず超人的な推理もむしろ気にする方が居心地が悪いくらいにはぶっ飛んだ推理をしてくれるので、そこを気にするのは野暮ったい気がする。
通底するテーマとしては「そして誰もいなくなった」あたりから引っ張ってきたのかとも思ったけど、モートメイン館での殺人では顔馴染みの動機が出てきたりもして、一体何が書きたいんやと頭を抱えかけたものの、ミステリオタクが詰めれるもんたくさん詰め込んだんだなぁとも思うし、ここ数年の刊行物としてこれだけ黄金期風のものを送り出してくれるおかげで、アーカイブに頼り続けて歳をとっていかなくても良いんだという安心感を与えてくれるだけでありがたいと思う。 -
Posted by ブクログ
レイチェル・サヴァナクシリーズ第2作。
今回も前作同様1930年代イギリスが舞台。やっぱりこの時代の雰囲気に浸れるというのがシリーズの大きな魅力の一つだと思う。
今作は前作に登場する謎の探偵レイチェル・サヴァナクと新聞記者のジェイコブの他に、新たな謎の女性犯罪学者レオノーラ・ドーベルが登場。殺人事件もたくさん起こるが、自分はいま何を読んでいるのか、どこに着地するつもりなのか分からないモヤモヤしたまま読み進める。
物語ラスト、名探偵レイチェルが関係者を一堂に集めてご開陳される推理が凄すぎて、若干ついていけなくなったのが残念……。
本編の終わりには「手がかり探し」と呼ばれる、推理を行ううえでキーとなるセンテンスを著書自ら提示する一覧があり、あくまでフェアであることは示されている。が、これを読み解くのはなかなか難しい。まあ言われればそんなこと書いてあったね、もあるので軽い気持ちで楽しめばよいか。
サヴァナク家に仕えるメイド マーサとレイチェルとのジェイコブを巡る恋模様?が気になる。今後も刊行されるであろうシリーズは追っていきたい。