マーティンエドワーズのレビュー一覧

  • モルグ館の客人

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    死刑判決をすんでのところで回避した3人の「容疑者」を自らの館に招き、完全犯罪の話をしようと持ちかける犯罪学者や、警察も手を出せない怪しげなクラブの存在など、好奇心唆られる物語が繰り広げられてて楽しかった

    ただ、メインのパーティの描写がマジで終盤だから、あらすじ見て気になった人は焦らされた感じになるかも
    前の部分がメインじゃないとはいえ、「チェーホフの銃」のメタファーの通り不要な部分では全然ないしちゃんと面白いから、そっちも読むべし

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    2025年01月02日
  • 処刑台広場の女

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    1930年のイギリス ロンドンが舞台。
    ミステリアスな素人探偵のレイチェル・サヴァナクの秘密を探るゴシップ新聞記者のジェイコブ。
    資産家や芸能人などハイソサエティの人々の不可解な自殺や事件には必ずレイチェルサヴァナクの影があった。
    彼女の正体と一連の事件の真相を探るため取材を行うジェイコブはある組織の陰謀に巻き込まれていく。

    ・感想
    レイチェルの正体は日記のタイトルをみてすぐにわかった。
    強く賢い女性が主役の話を読みたくて評判の良かったこの作品を選んでみたけど期待は上回らなかったかな。
    個人的にレイチェルにもジェイコブにもあまり興味が持てなかったのが原因かも。
    作品もミステリーで

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    2024年12月30日
  • モルグ館の客人

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    殺人の容疑者となったものの、無罪放免になった(完全犯罪を成し遂げた)者達によるパーティーが地方の洋館で開かれる。という大きめの釣り針にまんまと喰らい付いたものの、当のパーティーが始まるのは左手の親指に感じる枚数がだいぶうっすくなってからだった。

    パーティー自体は結構な急ぎ足としてもトラディショナルなフーダニットとして楽しめるのだけど、問題はそこに至るまで30年代のイギリスのスモッグの中で狐につままれ続けるところ。絶妙にワクワクし辛い塩梅で情報を与えられ続けるのが退屈っちゃ退屈だけど、30年代に憧れを持つ私としてはたとえ煙に巻かれていようとそこでただ彼らを覗き見てるだけで満足ではある。

    レイ

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    2024年12月14日
  • モルグ館の客人

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    レイチェル・サヴァナクシリーズ第2作。
    今回も前作同様1930年代イギリスが舞台。やっぱりこの時代の雰囲気に浸れるというのがシリーズの大きな魅力の一つだと思う。

    今作は前作に登場する謎の探偵レイチェル・サヴァナクと新聞記者のジェイコブの他に、新たな謎の女性犯罪学者レオノーラ・ドーベルが登場。殺人事件もたくさん起こるが、自分はいま何を読んでいるのか、どこに着地するつもりなのか分からないモヤモヤしたまま読み進める。

    物語ラスト、名探偵レイチェルが関係者を一堂に集めてご開陳される推理が凄すぎて、若干ついていけなくなったのが残念……。
    本編の終わりには「手がかり探し」と呼ばれる、推理を行ううえでキ

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    2024年12月01日
  • モルグ館の客人

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    レイチェル強すぎ。ライバル登場かと思ったのだが。
    メイド一家とのバディ感がもっと出ると楽しいシリーズになるかな。

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    2024年10月08日
  • モルグ館の客人

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    ネタバレ

    鳥類博士のシドンズが犯人といわれてる
    嫡出子じゃないから親の財産を相続できないと思ってたが誤解で非嫡出でも相続が可能になれるように遺書が改定されてた
    死んだことにされてたがなんとか生きていてそのことは知られてなかった
    社会では法廷画家のドゥードゥル(偽名)

    この話あらすじとストーリーが少し違う
    モートメイン館につくまでが長いけどね

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    2024年09月24日
  • 処刑台広場の女

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    このミス2024年3位。
    1930年代のロンドンで起こる、不審死。そこにはいつも若き富豪の女性の影が。彼女が犯人なのか?
    設定は面白かったが、特に序盤は遅々として展開せず、思わせぶりな状況に終始していてなかなか読み進めにくかった。
    中盤以降は少しテンポアップ。展開は正直予想に違わなかったが、まずまず面白く読めた。
    読みきりかと思ったらシリーズもののよう。
    次作どういう展開になるのだろう。

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    2024年08月07日
  • 処刑台広場の女

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    これほど人物一覧を見返した本はなかろう。それでも足りない人いるし、これで続編があると言われても、どこまで覚えていられるか…

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    2024年05月15日
  • 処刑台広場の女

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    ネタバレ

    1930年のロンドンを舞台としたミステリ。

    「探偵レイチェル」というあらすじの表記に惑わされてしまった。1件の事件の真相を示唆したくらいで「探偵」って。そもそも「探偵」じゃないよね。

    古式ゆかしい犯罪小説。
    真相は奇をてらったものではなく、順当。
    視覚的に映える場面が多いので、ドラマ化に向いていそう。時代性ゆえか、脳内に展開するのはモノクロな場面なのだけれど。

    この一連の騒ぎで成長したのは新聞記者ジェイコブ。いつかレイチェルを出し抜けるかな。

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    2024年05月08日
  • 処刑台広場の女

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    うーん微妙だな面白いといえば面白いが若干すっきりしないなあ。
    前半で名前とやったことがこんがらがってしまいました登場人物の一覧表が初めて役に立ちました。

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    2024年04月21日
  • 処刑台広場の女

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    ネタバレ

    評価が高いので気になっていた一冊。レイチェル・サヴァナクとは一体何者なんだというのが主眼なのだが、やたらと人が殺され無理矢理風のドンデン返しが続く。が、緊迫感が感じられず平板な印象で残念。1930年代が主舞台となっているがその雰囲気効果は伝わってこない。あれだけのことをしたにもかかわらず、レイチェルはシリーズであるらしい。マジか。

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    2024年03月29日
  • 処刑台広場の女

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    SL 2024.3.6-2024.3.10
    2018年の作品で1930年のロンドンが舞台。その時代らしさと現代的な面も混在する。
    レイチェル•サヴァナクとは実際何者なのか、がわかったところで事件もある程度見えてくる。
    終盤にはさらなるドンデン返しも。
    とても雰囲気のある作品だった。

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    2024年03月10日