純珪一のレビュー一覧
-
なかまくらです。
ウィザーズ・ブレインX 光の空 読みました。
2001年に刊行が始まったシリーズで、当時中学生だった私は、
なんと、1巻から追いかけていました。途中、もう続きは出ないんじゃないか、
という危機を何度も乗り越え、ついに、完結作がこの度出たのです。
この作品は、近未来SFで...続きを読むPosted by ブクログ -
上中下巻常にクライマックスでした!
上巻で、なぜ世界は雲で覆われてしまったのか、その謎がついに明かされます。しかしその衝撃から立ち直らないうちに中、下巻でも色々なことが起こり、休ませてくれません!これは本当に、ぜひ読んでもらいたいです。
見どころしかないのですが、個人的に「おお!」となったところは、...続きを読む -
9年ぶりに刊行されたウィザーズ・ブレインの最新作のエピソードⅨの下巻までやってきました。エピソードⅨはおよそ1300ページにも及ぶ超大作で、思わず徹夜してしまいました。
人間と魔法士は互いを殲滅することで、青空を手に未来をつかむ作戦に打って出る。過去の大戦前に作られた浮遊島を崩壊した人間の拠点シテ...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻で大気制御衛星を奪取した魔法士(生体コンピュータi-ブレインを先天的あるいは後天的に脳に埋め込んだ人間)の国家 賢人会議は、続いて人類の殲滅にフェーズを移行する。その先頭に立つのは2本の騎士剣と2つのi-ブレインをもつ特異な能力を持つ騎士ディー。彼は恋人であるセラの居場所を作るために賢人会議に加...続きを読むPosted by ブクログ
-
人類と魔法士の共存を望んだ青年 天城真昼が前の巻(Ⅷ巻下)で一般市民に殺されてしまって、退場。Ⅸ巻の上巻だけは驚くべき早さで刊行されましたが、下巻が出るまでは、読むまいぞ、と思っていたら、9年の歳月が流れたのでした。
さて。
天城真昼の死と大気制御衛星による雲除去方法の発見を駆動力にして物語は進ん...続きを読むPosted by ブクログ -
安定の心のなさ〜!!上巻に散りばめられた不穏が一斉に発芽しましたね…。エドとファンメイが前を向けたのが本当に良かった…錬とフィアはほんとうに光だな。
主人公達が出会って交差して、シリーズとしてのウィザーズ・ブレインが始まったのがとてもワクワクします。未解決の伏線もたくさんはられていたし、次回はついに...続きを読むPosted by ブクログ -
エドがかわいい〜!今巻は巻末に年表と語録がついていて頭の整理にもいい。雲を飛ぶのはそういう理屈なのか〜とか、いろんな周辺情報もわかって楽しい。
この巻は特にわかりやすい悪者がいなくて、それぞれの主義主張の違いでよく知ってるキャラ同士が闘うのでハラハラする。
みんな悪い子じゃないんだよ〜!といってもヘ...続きを読むPosted by ブクログ -
毎回違った地獄が存在するからすごいなあと思う。今作は家族愛がテーマ…なのか…??とりあえずいろんなところでいろんな家族がすれ違う。つらい。かなしい。でもそれが癖になる。
救いはセラとディーがかわいいところ。あとは登場人物誰の身になっても本当に…つらい…。
人を傷つけるのが怖いディーが初めて傷付けた人...続きを読むPosted by ブクログ -
楽園の子供たちは何年経っても話の筋を覚えている。それほど衝撃的だったし辛かった。前巻とは違う辛さで、ある意味より残酷さがあると思う。
それなのに定期的に読み返したくなってしまう。今巻もバトルシーンは最高です。
楽園の子どもたちって副題がもうすごい。読み進めるほどに「楽園の子どもたちって…心はないの...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭の一文から、真昼が死んでしまうような予感はしていました。
今回のエピソードは、魔法士と人間のやりとりがとても危うく、全編とおして血の気が引く展開が多かったです。
あと少しで仲間の元に戻れるはずだったのに死んでしまった真昼。最後にサクラと錬に何を書き残したのかが凄く気になります(しかも、錬はま...続きを読む -
組織のNo.2を誘拐されたことにより、賢人会議とシティの市民は戦闘状態に突入してしまう。その裏には、同盟反対派の工作もあったが、市民の行動は、その反対派の計算を遙かに上回って大きくなっていく。
誘拐された天樹真昼を追いかけるサクラ、シンガポール側のフェイ。だが、天樹真昼が世界に隠していた秘密が明かさ...続きを読むPosted by ブクログ -
すごい勢いで人類全体が絶望へと突っ走るのだけど、明かされないサクラの思惑やディーセラの迷いなど賢人会議側も一枚岩ではなく、誰も彼も足場が揺らいでいるという混沌とした状況。
けれどごちゃごちゃしてるという印象はまったく受けなくて、今まで積み重ねてきた伏線やキャラクター描写の上にすべてが成り立っているの...続きを読むPosted by ブクログ -
3年待った。本当に長かった。でも、読み終わった今となってはまずこう伝えたい。面白かったぞありがとう!
このシリーズについては尋常でない思い入れを自覚しているので冷静では居られないのだが、目まぐるしく動く展開や、今までの伏線を踏まえながら「ここでもう一度その方向に物語が振れるのか!」という意外性は...続きを読むPosted by ブクログ -
発売当初からぶれずに一つの世界を描き切っているのは,流石としか言いようが無い.
ラノベ作家って10年後も予想してプロット立ててるものなんだろうか?
極地に浮かぶ大気制御衛星や遮光性気体,技術の進歩が早すぎることなど
ちょっと頭の中に引っかかっていたけど,ラノベだからしょうがないと思っていた伏線す...続きを読むPosted by ブクログ