八木詠美のレビュー一覧

  • 空芯手帳

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    「職場にキレて偽装妊娠。」
    帯に惹かれて購入。
    訳がわからない内に物語が進んで、気付いたら先が気になりすぎて入り込んでた。
    その中でも淡々と続く日常。
    目に映る風景の描き方、文章は、正直最近よく見るなぁというのが感想。よく見かける言葉達の羅列〜とか思ってしまって、その若手新人感がどうしても刺さらなかったけど、後半で巻き返してきた。
    進むにつれて、ホラー?というか、世にも奇妙な物語感。なるほど、こうしてきたか、って感じ。

    知ってる感情はあった、そこの言語化は嬉しかった。
    もう少し感情部分が多くあればもっと好みだったと思う。

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    2024年03月02日
  • 休館日の彼女たち

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    ラテン語をヴィーナスと話すバイト
    小川洋子のような文だったけどどういう動きをしてるのかわかりにくいとこが多々あった

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    2024年01月27日
  • 空芯手帳

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    巻末の松田青子の解説が秀逸。

    私も「魔女」だったんだ笑

    自分の中に嘘を持つ。物語を詰めていく。それが「形」となるところは、映画になりそう。

    リアルに考えると会社のシステムはどうなんだ、とか、言い出したらキリがないが、これはそんな小説ではないのでいいのだ。

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    2023年10月10日
  • 休館日の彼女たち

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    ネタバレ

    何かしてあげたい、一緒に何かしたいと思う人がいれば自分の殻も破れるね。レインコートも捨て去って、2人の自由で明るい未来が待っている。

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    2023年10月04日
  • 休館日の彼女たち

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    なんかすごい作家さんに出会ったしまったな...(絶句)...。

    これは一体?
    一回読んだだけで感想を書いてしまっていいものか迷う。
    『コンビニ人間』を読んだ時の衝撃に近いものがある…。

    ホラウチリカが唯一心を通わせるのはヒトではなく、美術館のヴィーナス。
    彼女が纏うのは、世界から身を守るように厚みを増す、他人には見えない黄色いレインコート。
    でも、本当はだれもが皆、何かをまとっている...。
    生きるために身を置く倉庫の職場と、心を放つために訪れる休館日の美術館。
    その対比が何よりも鮮明にホラウチリカを語っているように感じた。
    2023.6

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    2023年08月11日
  • 空芯手帳

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    p.171-172
    「でも一方でさ、どうして人のことに干渉したがる人も多いんだろう。本当に興味がありるわけでもないのに口出して決めつけて、自分が理解できない範囲になるとおかしいだのなんだの言い出して、うるさい。すごくうるさくて、ずっとさびしくて、私は自分が誰なのか忘れそうになる」

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    2023年06月01日
  • 休館日の彼女たち

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    夢を見ているような、不思議な読書体験だった。
    主人公からみた現実世界の温度や色彩に頷くところもあり、、、その表現が的確で没頭した。
    美容院行く時のシミュレーションする気持ち分かるなぁ。でもそれをいい意味で裏切っていく美容師(?)さん、良かった!
    気づかないけどみんな何かを纏っていて、自然と自分を守ったりしているのだろうか。
    本のカバー外したらピンク一色だったのが、心に刺さった。なんでもないけど、きっかけってどこにあるかわからないもんだなぁと思う。

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    2023年05月26日
  • 休館日の彼女たち

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    なんとなくタイトルに惹かれて。美しくもゆったりと描かれたヴィーナスの苦痛な人生。
    久しぶりに美術作品に触れられていい時間だった。

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    2023年05月17日