秋田喜美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一般教養として読んで損はない とくに言語学に興味があったわけではないが、ネットの書評でべた褒めされていたので興味が出て読んでみた。
結論として、とくにおもしろい!というものでは無かったが、言語について考えるきっかけにはななったし、一般教養としては読んで損はなく、学びはあった。
人が人たる所以に関し、キーはオノマトペにあるとのこと。
それをきっかけに記号接地、身体との繋がりを持ち、あとは帰納・アブダクション推論をエンジンとして、ブーストラッピングサイクルにより、知識の幅をどんどん拡大していく。
これに必要な、対称性推論の能力は、人間特有のもの。
(一部のチンパンジーもこの能力があるため、進化 -
Posted by ブクログ
ネタバレ色々な観点からオノマトペ、言語について考察してあり面白かった。ただ、一回読んだだけでは人に説明できるレベルまで落とし込めなかったので、何度か読み返したい。
・記号接地問題。言葉を理解するには感情や経験が重要。AIは接地せずに大量の知識を蓄えられるが、人間にとっては難しい。
・人間が言語を持てるのは、対称性推論をし、間違いを犯しながら学んでいけるから。
・各言語でオノマトペが違うのはなぜか。他言語のオノマトペを聴いてもそのイメージがしづらいもの、しやすいものが存在する不思議について。
・オノマトペは赤ちゃんでも使えるくらい伝わりやすいのに、言語においてはオノマトペ以外の方が多いのはなぜか。
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Posted by ブクログ
言語の発達の話に興味があって読み始めたが、最初はオノマトペの話で、なんとなく肩透かしにあったような気がした。しかし、読み進めていくうちに、オノマトペがとても重要であることが分かってきて、どんどん興味が湧いてきた。確かに、言語と言語でないものとの中間に当たるものという印象はあるが、単なる口まねとどこが違うのかを見ていくうちに、確かに言語とは何かの本質に迫っていく感覚があって面白かった。
言語とか認識の研究というのは、どちらかと言えば観察や事例研究をメインとする学問のような気がしていた。しかし本書を読んでみると、思った以上に実験の話が多くて興味深かった。言葉をまだ使えない赤ん坊の認知を知る方 -
Posted by ブクログ
「言葉を覚え、使うために、果たして身体経験は必要なのか?」
記号設置問題とコンピュータの関係性から、「分かる」とはどういうことか今一度見直される。
AIは「まるで人間のように」疑問に対して答えを述べてくれるが、それは私たちの思う「分かる」とは何か異なっているように感じる。
本書ではさらにオノマトペの言語性を掘り下げていく。
擬態語、擬音語としての役割を持つオノマトペだが、言語と同様に他国のオノマトペに理解できないものがある。
また、オノマトペを含め、子ども(赤子)が言語を習得することには、どのような過程を辿っているのか。
物には名前がついているという一般性に気付いたヘレンケラーの例を挙げ