秋田喜美のレビュー一覧

  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人間の進化と言語の関係、動物との違い。
    オノパトペは言語なのかから話しが始まり、言語の持つ身体性から、アブダクション推論による言語習得まで、言語の本質をついた興味深い話が満載。
    赤ちゃんのように外国語を学ぶという話は昔からあったと思うが、大人はすでにインストールされた母語OSがあるだけに、自由発想なアブダクション推論がしにくいのかもしれない。
    ニカラグア手話の話が秀逸で、言語の進化の過程を追体験できそうなので、話を詳しく調べたいと思った。

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    2026年05月15日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人が言語を習得する過程を、オノマトペから始まる「音声記号と世界の経験の接続」から説明し、さらになぜヒトだけがそこから広大無辺な言語の世界を切り開いていけるのかを、ヒトと動物の対照実験で説明している。ヒトだけが持つ不完全な推論こそが新しい気づきをもたらすのであり、それには誤りを犯すことが必要不可欠なのであった。

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    2026年04月27日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペから言語の本質を論ずるという意外性に惹かれた。ヒトがどのようにオノマトペから抽象的な言語体系を発展させるのかが詳しく書かれていて言語学をもっと学びたいと思った。特に、対称性推論、アブダクション推論など非論理的な推論がヒトと動物の言語の有無を区別するという説がとても面白かった。

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    2026年03月24日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペと発育
    オノマトペは国によって違う?
    人間特有?
    動物と人間は思考、推論の仕方が違う?
    オノマトペ、音象徴を中心とした言語学に心理学やちょっとした論理学取り入れている。
    多角的で面白い。
    読み応えもある。

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    2026年03月17日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    ネタバレ

     要するに、高い学習能力を持っている学習システムでは、何かのきっかけでシステムが起動されると、知識が知識を生むというブートストラッピング・サイクルによって知識がどんどん増えていくのである。単に知識のボリューム(個別の要素知識)が増えるだけではない。新しく加わる要素知識は既存の知識に関係づけられ、知識システムの構成要素となる。同時に、新たな知識は既存の知識を質的にも変化させる。知識を整理する上で根幹となる「似ている」や「同じ」についての認識時代が変化するのである。
     ブートストラッピング・サイクルによる学習では、知識はつねに再編成され、変化を続けながらボリュームを増し、構造も洗練されていく。節目

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    2026年03月16日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    本書に言及があったので、ゆる言語学ラジオの「赤ちゃんミステイクアワード」回を見てみた。
    著者も出演されていて、言語学的にも興味深いし、エンタメとしても面白かった。
    基本、視聴者投稿の子どもエピソードなのでほほ笑ましいが止まらない。

    ちょっと堅苦しい本ではあるけど、
    「ポケモンは進化すると名前に濁音が増える傾向」とか
    いろんな引き出しから論が進められるのでおもしろい。
    「言語学的視点からのファイナルファンタジーとドラクエの魔法やモンスターの命名傾向分析」みたいな論文も大学生が書いてそう。

    流行った本だけあって後半の記号接地問題とアブダクション推論の話はグッと引き込まれた。
    学問のおもしろさ思

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    2026年03月10日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    我々人間がなぜ言語という高度なシステムを操っているのかをオノマトペから読み解く名著。人間にできて、AIにできないことを読み解くヒントになりました。

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    2026年02月19日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペを基点として、アイコンによる補助理解がシンボルグラウンディング問題のもつ身体性に紐付き、人間の知識拡張:ブートストラッピング・サイクルは推論様式のアブダクション推論によると結ぶ。これを人間の言語の本質として落としこんだ名著。記号接地せずに記号間を漂うだけのAIが成立するディープラーニングの可能性も感じた。読んでよかった。

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    2026年02月18日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    最高に面白い 今井むつみさんはゆる言語学ラジオの赤ちゃん言語習得シリーズで間接的に知ってるだけだったけどいくら褒めちぎっても足りないくらい文章が面白い そして実験デザインも上手い キーワードと実験結果とで大きな問い 言語の本質について果敢に切り込んでいく様 最後に言語の本質が読み上げられるところで涙が滲んでしまった 新書なのに大河ドラマ見終わったみたいな読後感

    オノマトペ、記号接地問題(記号から記号へのメリーゴーランドになってしまうAI)、アブダクション推論、ブートストラッピング
    言語を獲得していない乳児とチンパンジーに対して同様の実験を行なってアブダクション推論をするのは乳児とごく一部のチ

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    2026年05月26日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペへの好奇心が言語自体の変化や習得に関する研究への入り口になったという点が面白かった。記号接地問題がその中心にあり、AI研究へと繋がっているので、予想外に広範囲な学びとなった。

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    2025年09月22日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペを入り口に言語とは何かという壮大なテーマに挑んだ野心作。幼児がオノマトペを好むことをきっかけに、対象物のアイコン性が強いオノマトペは幼児の言語学習への足がかりになっていることが示される。しかしながら、言葉のほとんどは音声から対象物を容易に想像できない恣意的な性質を持つのはなぜなのか。その疑問から考察を進め、オノマトペを入り口に恣意性の高い一般語を幼児が習得していくシステム、つまり他の動物と違い言語を使えるようになる人間の言語学習過程のシステムを仮説化することで言語の本質に迫ろうとする。認知科学、言語心理学・発達心理学の専門家と言語学の専門家がタッグを組むことで、この問題に迫る仮説の構

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    2026年04月19日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペを問うことから始まり、言語の習得と起源・進化の道のりを考察する。AIと人間の大きな違いである記号接地問題を分数が分からない子供に当てはめたところにとても納得感があった。

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    2026年06月05日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    ゆる言語学ラジオから今井むつみ先生を知り、友人との縁もあり数年ぶりの読書にチャレンジ。5日程度で読み終わり、音象徴、ガヴァガーイ問題、アブダクション推論など動画で何となく聞きなれているもののあまり理解していなかった言葉たちをより深く理解できた気がする。内容は非常に難解という訳ではなくむしろ面白い実験や事例紹介があり読みやすい本だとは思った。しかし自分の職業柄、発達心理に関心があるため子どもの推論や言語習得の話ではスラスラと読み進め内容も頭に入ってきたが、文法、言語の条件、アイコン性...といった言語学の話になると途端にペースダウンし一文を繰り返し読むこともしばしば...久しぶりの読書というのも

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    2026年06月02日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    言語の使い方は学んでも言語ってどうやってその使い方になったのかまでは考えたことなかった!タイトルは言い過ぎか!?とも思ったけど、言葉を単体で考えるのではなく、学習や脳といった成長の中で捉えてるから、実感に即してわかりやすく読めた!

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    2026年05月22日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペから、言語がどのように誕生し、抽象化/一般的な意味を有するようになってきたかを推察している。まずは、ローカルで発音してみて、それが共通認識になり、拡張が生まれ、発音も意味も変わり定着していった。

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    2026年05月16日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    対称性推論の実験。赤ちゃんとチンパンジーの違い、さらにチンパンジーの天才の話が面白い。
    アブダクション推論は論理的には正しくないが、新しい知識を創造する。

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    2026年03月13日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    例がたくさん出てくるので、関心を持って最後まで読めたが、そこそこ難しい話も多かった印象。

    ポケモンの名前について、進化を重ねると濁音が増えると言う話や、ぱおんの真面目な分析などは普通に面白かった。

    途中で異国の言語を見せられ、意味を推測するクイズがあったのだが、正答率8割くらいを出してしまって震えた。

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    2026年01月17日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    ことばは、どのようにう生まれたのかと言われてピンとこなくて気になり読みました。

    内容は、オノマトペを柱として世界との比較、動物の比較などを用い言語の本質に近づいていきます。

    読み物としては、大学で扱うような内容に近く、考えながら読んで、ちょっと戻りを繰り返し読みました。

    オノマトペって凄いと思う1冊だと思います。

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    2026年01月11日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペとアブダクション推論、記号接地問題、ブートストラッピングサイクル をキーワードに言語の本質、人間の思考の本質への思索に至る大作?新書。
    なぜ人類だけが言語を獲得できたのか、学習したことを逆方向の結びつきに過剰一般化するバイアスが鍵という。対称性推論も相互排他性推論も論理的には正しくないし、だまし絵や錯視を勝手に補正して非論理的に見せている人間の脳の働きこそが言語体系の獲得というエベレスト山頂にまで到達する。
    人間とはかような非論理的で過ちを犯すからこそ、なおさら論理学という教養が重要視されるのだろう。
    AIのことは少ししか出てこなかったけど、こういった人間の思考回路がより正確に理解で

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    2026年01月10日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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     いかにして現実感覚と接地しているオノマトペから、抽象的な記号に見える言語に至るのかを考察した本書。議論が丁寧なので、序盤は退屈するかもしれないが、まぁそうだよねー的な妥当な結論に至っており、文字通り言語の本質を感じ取れた。

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    2026年01月01日