橘賢一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SF設定を背景に、ひたすらバトルする漫画。
珍しい虫や、動物の能力を人間が使えたら?!という能力ものの面白さと、
主要人物もあっさり死んでしまう、ハッタリの効いた展開が面白い。
1巻は過去話なんだけど、
連載前の特別集中連載ぽく、艦長の小町ちゃんの第一回遠征時の悲劇のみで構成されており、どちらかと言うと最新刊まで読んでから読みなおしたほうが面白かった。
対話の余地もなく、ひたすらぶっ殺す敵としてのゴキブリはわかりやすくて良いです。
非常にきもい。
顔もだけど、やけにマッチョなのもきもい。
小町ちゃんが明るく可愛いので、サクサク読めます。
って、この書き方だとヒロインみたいだな。
特にヒロ -
Posted by ブクログ
ああー、好きだなー、こういうマンガ。CGとかの巨大予算が要らず、ここまで荒唐無稽なストーリーを展開できるんだから、これぞマンガ。
お話は、2600年ぐらいの人間。人口増加の対応策として500年かけて火星の温暖化を進めた結果、わけのわからないゴキブリ星人が出現してしまい、これに対応するため人類事態も、生物の多様性を吸収するようなバイオテクノロジーに力を。。みたいな感じ。2012年の「すごいマンガ大賞」を獲得したもの。
進撃の巨人、テラフォーマーズ、暗殺教室とこの種のお話が続くね。遅れてきた世紀末という感じだ。
この作品の魅力は、地球上のぶっ飛んだ生物のおそるべきその性能と多様性を知れること -
Posted by ブクログ
テラフォーマーズ、東京喰種トーキョーグールを並べ読みしました。
両者を読みながらすごく感じられたのが、描き手の目線と読者へのブリッジ提供の仕方の妙でした。
目線というのは描き手側にすでに刷り込まれている、3G的な視野の広さと視座の転換の早さと奥行。例えば30年前の漫画と並べると、この目線が驚くほどカメラ的、しかも三脚でなくロボティックカメラやミニヘリコプターといった、メカニックな早さと高さ、複雑さを伴っていることに驚くと思います。技術の発展は機械そのものと共に、その見たものを復元し、擬似体験させる描き手の育成にも繋がっているんだなと今更ですが実感しました。もちろんこの作品だけの特徴ではない -
購入済み
今までよりは
今まで瞬殺で殺されてきた人類だったけど今回の巻からは殺されるシーンも少なくなり、いい戦いになってきている気がします。
強そうなキャラが瞬殺では悲しいので・・ -
Posted by ブクログ
未知の生物はいったいどっちなのか、両者の陣営がきな臭くなる第6巻。
知らないこと。ゴキブリ共が人間の底力をまだ知らないように、人間は思った以上にまだゴキブリ達の思惑を知らないことが今回明かされました。イワン隊長が言うラハブの意志とテラフォーマーズの意志の乖離、ラハブを旧約聖書通りの意志とすれば、人間側に確実な裏切り者がいる可能性があるわけでより一層人間サイドの思惑がこれから重要視されていきます。知ることによってわかることはたくさんありますが、それを受け入れられるかはその人次第でありまして、ゴキブリ側の思いももうそろそろ見てみたいです。
日米合同班の安定感とマンガとしての正統パーティー