秋田道夫のレビュー一覧
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ある種、非常に幸福度ランキング一位のデンマーク的というか、北欧的というか、そして一周回って日本的というか。ヒュッゲ(著者のいう気持ちが豊かな状態)やヤンテの掟(自分はたかがしれていると自認する)に通じるものがある。資本主義や競争社会の中で、豊かさとは何か?を改めて考える良い一冊。
著者はデザイナーだが、景色や景観の一部としての自分をデザインするという感覚はメタ的で素敵。
暇を埋めない、という感覚は、最近個人的に「退屈をあきらめない」というテーマで暇を持て余しているのでシンパシーを感じる。スマホから週刊誌のような情報を摂取するよりも、あれこれ思索に耽った方が有意義な気がしている。 -
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コンパクトにまとめられた体裁で、あっという間に読めてしまった。キレキレではない、静かだけども主張のあるリズム、トーンが読んでいて心地よい。当人が意識せずとも、日々の中で心地いいと感じることを言語化するとこうなった。そんな感じではないだろうか。あたりまえを見つめ直して、改めて書いてみる。押し付けがましくない文体と、読み手にふと自分と照らし合わせてみる余白を与えてくれる。そんなちょうど良い印象を持った一冊。こうしなさいと言われているのではなく、わたしはこうですよ。あなたはどうですか?あなたならどうしますか?と問われているようにも感じられる。自分はこうなのかもな、と語れる大人になりたいところ。
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エッセイのような自己啓発書。著者の魅力がありありと伝わってきて、けれど決して真似したり、押し付けたり、こういうふうにすると良いよ。といった類の自己啓発書ではない。
そもそも真似できない。のだけども、著者の生き方、考え方、人との距離感、自分の見せ方。その人一つの思考を、様々な魅力を、ただただ味わう本。なので自己啓発書のようなエッセイ。の方が正しいのかも。
心に残る素敵な言葉は以下
・光より速いものは何か
想像力。言葉と想像力はわたしたち人間に与えられた尊い力です。大切にしたいですね。
・どんどん本を読んで色々なものを観て下さい。
そしてどんどん忘れてください。
それでも残っているのがあなた -
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秋田道夫の「機嫌のデザイン」は、生き方に迷っている中で偶然出会った一冊だ。
秋田氏の卓越した才能は明白で、中学時代にメーカーへ手紙を送り改善点を提案した話や、入社1年未満で名誉ある賞を受賞した経験など、これらのエピソードは、特別な実績のない読者には劣等感を抱かせるかもしれない。
しかし、著者の率直な言葉に励まされる部分も多い。特に印象的なのは「何事にも期待するな、周りにも自分にも」という言葉だ。過度の期待や希望は、失望時のショックを増幅させる。多くを望まず、自分の機嫌を保ち淡々とした日々を過ごすことで、自分も周りも心の平穏を保つことができるという。
「機嫌のデザイン」は、自分自身を受け入 -
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正四角柱 円柱 正方形や正円だけでデザインを組み立てる。
どこか一辺の長さを決めると、製品全体のかたちが決まっていく。
効率やコストにも合理性。 徹底した規格性。
「LED信号機」
やりようがないものをデザインする
要素を減らす 背面のデザイン ヒンジをどうするか?
厚み29㎝→6㎝ ランプ直径30㎝→25㎝ 重さ20㎏→10㎏ 体積1/4 輸送考慮
正面を上下方向の曲面 積雪や風に強い
「mA カトラリー」
重さのデザイン
どのようなものが普及しているかによって許される/許されない形が決まってくる
エッジの立ったデザイン アップル製品のおかげ 緊張感 公共物の落書き防止 -
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いつもごきげんであれば、人生楽しい。
機嫌をコントロールできれば、人生がもっと楽しくなる。
そのあたりをもっと掘り下げた内容に期待しすぎたかも。
謙虚でありたいと思っている筆者がいるが、ひたすら持ち上げようとするインタビュアーがいて、謙虚さが失われていく感じがした。
・ちょっと嫌だな、疲れるなと感じたら、そこから離れる
・気を使う人は損をする、気が利く人は得をする
気が利くというのは先回りして相手を喜ばせること
・口で勝たない。目で負けない。口で勝っても相手は根に持つだけ。目とは知識と見識眼
・捨てゼリフはは言わない。相手と関係が切れてしまっても良いと割り切るような言葉は使わないようにす