長田弘のレビュー一覧

  • なつかしい時間

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    清水眞砂子さんの本を読んだ後だけに、余計に、懐かしむ弱さ=現実を肯定する、変革する視点の弱さを感じた。

    最後の方に出てくる、長田さんの詩五編、訳詩の楽しみ、使い方の哲学、遠くを見る目(これは繰り返し出てくるテーマでいささか、その後、飽きてきたが)は良かった。

    私も紙としての本を偏愛するのものであるが、おおきな共鳴は本書から得られなかった。

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    2015年05月22日
  • なつかしい時間

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    言葉にこだわって、言葉を大切にする。
    やさしさとリズムのある詩がとても好きです。
    エッセイも詩を読むような文章。
    福島出身の長田弘。
    とてもたくさんの著作があるのですね。

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    2013年03月13日
  • 知恵の悲しみの時代

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    古本市でみつけて即購入したのは、これまで長田弘さんの本から、たくさんのことを教わってきたから。なかでも大切な『私の二十世紀書店』が、戦争と革命、難民、開発の時代であった二十世紀を世界文学から読み直すものであったのに対し、この本は、日清戦争が始った1894年から、1945年まで、戦争に覆われ、言論統制が強まっていく日本で出版された、さして有名でもない本たちの中から、騒音にかき消されようとしていた、ささやかな言葉たちを拾う試みです。たとえば、ルネ・クレールの映画「自由を我等に」に感動し、伊藤野枝にラブレターを書き送ったこともある木村荘太が、野枝殺害の報に接し「感情や、感動で動けるような思いならなん

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    2011年07月16日
  • 知恵の悲しみの時代

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    「戦争のない日常の平凡な時間のうつくしさこそ、かけがいのない『人間の慰み』であり、わたしたち自身の手にとりかえすべき大切なものである」

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    2009年10月04日