戸田山雅司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本放送当時はまだ発表されていなかった(筈)が
今では神戸尊卒業のseasonだと判っているので
『警察官としての神戸尊のアイデンティティ』だったり、その覚悟だったりが
映像で見るより文字で読むほうがよりくっきり浮かび上がっている気がした。
例えば1話目のラスト、神戸くんと大河内監察官とのワインバーの遣り取り。
放送時は単に腐女子心を擽る(爆)シーンに見えていたが
神戸くんが警察庁に戻った今となっては全く違う意味を持つように見えるから不思議だ。
そういうところがノベライズを読む醍醐味だと思うし、
今回はそれを思いっきり堪能させてもらったような気がする。
season9くらいから世相を映した重い話が増えている気がするのだが
今回それにあたっていたのが4話目の『ライフライン』だった。
放映時も思っていたのだが、結末が居たたまれなくて辛かった。
その前の第3話『晩夏』はちょっと毛色が違う話だった。
岸恵子さんゲストの回と似た雰囲気なのはやはり三田佳子さん効果か。
以前のノベライズ本の解説を書かれていた研ナオコさんがゲストの『ラスト・ソング』、
映画第1弾のスピンオフ的な『消えた女』が読めたのは嬉しかった。
本仮屋ユイカさんの解説も裏話的でちょっと得した気分。
この解説を読むまで及川光博さんの職業が王子だったことを忘れていたけど(笑)。
放送当時は見るのが辛かった回が多かったのだが
改めて文章で読んでみると感慨深い。
中巻下巻早いところ読みたいと思うし、
何よりも懸賞で当ててもらったseason10のブルーレイも見なきゃいかんと思った(爆)。 -
Posted by ブクログ
2011年最初の本です。
映画を観たあと小説を購入しました。
読みやすい本でサクサク読めます。
最近本読んでなかったので、久しぶりに読む本としてはちょうど良かったです。
映画も面白かったけど、小説も面白い。
ちらほら映画ではカットされてた部分もありました。
なので、知らなかった設定もあって楽しめた(^^♪
ラストは映画と違ったけど、それはそれで面白かった。
劇場版は衝撃だったので・・・
それと、神戸くんファンの私にとって嬉しいことに、この小説は神戸くん視点なのでそれがまた良かった(*^_^*)
なので、その点含めて★5個にしちゃいました。 -
Posted by ブクログ
こういう本って映画公開前に出ないもんだと思っていましたけど、そんなことないんですね。
本は、キャラクターの書き方がとてもうまく、舞台の表現などもいいのでとても読みやすい。
その気になれば1日で読めてしまう位なので、軽く通勤途中や待ち時間などに読んだりするのにいいと思います。
まぁ相棒のファンとしては12月に映画があるので映画観てから読むか、読んでから映画を観るかは悩みどころでしょうがw
今回の見どころはやはり杉下vs小野田になると思います。
事件の真相を追う杉下に、事件を利用しようとする小野田...
そしてとうとう杉下右京が小野田公顕と対立することになった過去話が明らかになります。
相棒ファンなら見逃せないストーリーになっていますので、いち早く映画のストーリーを知りたい方には超お勧めの一品です。
しかし個人的に映画なので亀ちゃんが出るのに少なからず期待していたので、出ないのは少し残念です。 -
ネタバレ 購入済み
あらま!
突然に、神戸尊さんが、移動になった!やっと、右京さんの相棒という役割が、しっくり来るように、なったと思い始めた所なのに….….次は、誰だっけ?
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ネタバレ 購入済み
何度も出てくる….….
特徴的で、面白かった登場人物は、何度も出てくる。
マーロウを気取った探偵、八木。ついてない女の月本幸子。幸子さんの方は、とうとう、たまきさんの後を継いで、花の里の女将になちゃった(笑) -
ネタバレ 購入済み
う~~ん
そして、たまきさんも、居なくなった。
最初からの登場人物が、次々に居なくなって、寂しいなぁ。今回は、ちょっと、重いテーマが、多かったかな? -
Posted by ブクログ
ネタバレseason10上巻のレビューにも書いたのだが
放送当時は正直見るのが辛かったシーズンだった。
改めてノベライズですべての回を振り返ってみると
初回から一貫して『罪』とは何か、『贖罪』とは何か
といったテーマが根底にあったように感じた。
そして、このシーズンの神戸くんの行動原理が
全て初回のエピソードに集約されているということが
この下巻で色濃く映し出されていたように思う。
今まではseasonでひとつのテーマが貫かれている、と
感じたことはなかったので
その意味では新たな発見だったのかな、と思わなくもない。
そして、そこにまたノベライズを読む醍醐味を発見したような。
終盤にまた腐女子心を擽るシーンがあったりもしたが(爆)
ラストの裁判所を出た後のシーンは
神戸尊推し(笑)の自分としては文章で読んでもやっぱり切なかった。
神戸尊大プッシュのシーズンという一面もありつつ
過去のエピソードに登場した人たちの再登場が
やたらと多かったシーズンでもあったと思う。
この巻でも墓穴を掘った3バカトリオ(爆)や
米沢さんの『相棒』である相原さんが出てきたり。
相変わらず熱い人だったな彼は。
陣川くんと一緒には出したくない人ではある(爆)。
その陣川くん大活躍の話は1シーズンに1話の割合で登場するが
今回の話は歴代の中でもかなり好きな話に入る。
京野ことみさんがゲストの回とツートップくらい。
余談だがその次の話に出てくる合田雅吏さん、
陣川くんの回に出てほしかったなーと勝手に思っている。
何故だかは判る人には判るはず。助さん格さん(爆)。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ不穏な空気を感じさせるseason10の雰囲気が
文章にそのまま映し出されていて、相変わらず読み応えがある。
この巻は特に、似た印象の話が数話ずつ並ぶという結果になった。
7話『すみれ色の研究』と8話『フォーカス』は読後が切ない話。
特に『フォーカス』は、被害者のカメラマンの不器用さに涙が出る。
9話『あすなろの唄』と10話『ピエロ』は犯人の狂気に震えがくる。
特命係のふたりがいちばん危ない目に遭うのもこの2つの話。
『ピエロ』は犯人の狂気に加えて抱える事情の悲しさも際立つ。
そしてこの話を読むだに大橋のぞみちゃんの引退は残念だと改めて思う。
11話『名探偵再登場』と12話『つきすぎている女』は
ちょっとコミカルな再会シリーズといったところか。所謂箸休め的な。
『名探偵~』のマーロウ矢木は見かけによらず(失礼)
ホントに優秀な探偵なところが毎度驚かされる。
そして月本幸子さん。この話以後彼女の役割が大きく変化した。
『おっちょこちょいな女』はなかなか鋭いぞ神戸くん(笑)。
13話『藍よりも青し』は本書冒頭の2編と雰囲気が似ている。
そして、時事ネタというか社会問題にさり気なく深く斬り込んでいるのが面白かった。
神戸尊編ノベライズはあと1冊。
あの気障な言い回し(死語)もしっかり堪能したいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ筋を追う、という意味では
今までに読んだ相棒ノベライズの中でいちばん判り易く書かれていたと思う。
言い換えれば、ものすごく淡々と起こった出来事のみをなぞっていったような。
一応は神戸くん視点で話が進んでいるものの
彼の心の動きというようなものはあまり汲み取れなかったような気がする。
実際に映画を見てから2年ほど経つのだが
今回このノベライズを読むことは確認作業に近かったと思う。
ロープで滑り降りる右京さん、首にタトゥーがある男、
朝比奈圭子をエレベータから押し出したときの八重樫の表情、といった
映画での細かいディテールや映像は、読みながら目に浮かんできた。
(神戸くんのシャワーシーンがうやむやに書かれていたのにはちょっと笑った)
純粋に筋を追うのには、このくらい淡々とした筆致の方がいいのかも。
映画をDVDで見つつ補完する、という楽しみ方もありだと思った。
7年前の公安案件と籠城事件の解決まではほぼ映画と同じ流れなのだが
そのあとが映画とは大きく異なっている。
相棒自体がここで終わっていれば何の問題もない終わり方だが
今となってはその後の流れを知ってしまっているので(爆)
あの結末だと齟齬が生じるんだがどーすんだ?、と、いらぬ心配をしてしまう。
官房長の件に関しては本編season9のノベライズでフォローされてるけど
特命を離れた後の神戸くんの異動先がなくなっちゃう(笑)。