アンクリーヴスのレビュー一覧

  • 沈黙

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    地図がさっぱり役立たないし、マウントだのスイサイドだのはそのままで、イソシギだけ固有名詞を和訳化するのは違和感強し。

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    2025年08月25日
  • 沈黙

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    シリーズ2作目。1作目に比べると登場人物になじみが出てきたこともあり、格段に読みやすくなっていた。
    マシューの言動、行動もだいぶ違和感なく読めた。
    ストーリーもまずまず面白かった。
    次作に期待。
    また、あとがきを読むとペレス警部シリーズも再開とのこと。こちらも期待。

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    2025年06月09日
  • 哀惜

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    マシュー・ヴェン警部シリーズ1作目。アン・グリーヴスらしい、静かで深く、濃密なミステリーである。マシューのパートナーが運営する施設でボランティアをしていた男性が、海岸で死体となって発見される。施設の理事たちを巡る秘密が少しずつ暴かれていくのだが、、。マシュー警部と部下のジェンとロイ、殺されたサイモンを取り巻く人物像が丁寧に描かれている。特に通所者のダウン症の女性たちは個性的で愛らしく、作者の温かい眼差しが感じられる。

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    2025年02月17日
  • 哀惜

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    アルコール依存症で心に傷を持つ
    男性が殺された
    警部の夫が務める施設で
    ボランティアをしている男性だった

    司祭や田舎の有力者やその娘が
    絡む人間関係の中で
    事件は徐々に明らかになって
    いくが
    結果的に聖職者のレイプ事件

    何だか後味が悪く
    ドキドキするミステリーとは
    違った

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    2024年05月02日
  • 哀惜

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    イギリスのランディ島が舞台。
    海岸で発見された男性の死体。アル中無職ホームレスだったその男性は死の直前にダウン症女性との謎の交流をしていた。
    社会的弱者である(になる)人々の問題なども描かれている社会派ミステリー。

    ・感想
    主人公のマシューが内省的なのに加え事件の概要や書かれる風景描写なども合わさって全体的に物静かな作品だった。
    皆それぞれ日々の生活で苦しみ、悩んでて謎解きよりも人物描写がメイン。
    マシューとパートナーのジョナサンペア好きだったけど、とにかくルーシーの明るさがこのどこか陰鬱で物静かな作品に華を添えてた。

    中盤までジョナサンが黒幕かもしれない…って穿った読み方して

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    2024年03月02日
  • 哀惜

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    推理小説熱が続いていて読んでみたけど、お正月でボケボケしていて、途中で寝たりしながら読み切った。ポーとブラッドレーのシリーズが好きだったのかも…という感じであまり入りきれなかった。帯によると理詰めを楽しむ小説だったようで、正月のボケボケした脳みそで読むべきものではなかったのかも。

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    2024年01月04日
  • 哀惜

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    ネタバレ

    ペレスシリーズ作者の新シリーズ1作目。
    解説を読むまで版元が違うのに気が付かなかった。
    前シリーズ同様に少し重苦しい雰囲気の中ストーリーが展開していくが、ペレスが住民に受け入れられていたのに対して、今回主役のマシューはそうとはいいがたい。
    そのあたりが今後、わきを固める人たちとともにどう展開していくのか気になる。
    ミステリーとしてもまずまず面白かった。次作に期待。

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    2023年09月23日
  • 哀惜

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    僕自身もlgbtなんだけど、こう濃いめのポリコレを感じてちょっと、、、(男性的縦社会に関する嫌悪描写が多めでちょっとノイジー、)(ロスの扱いがかわいそうじゃない??頑張ってるのに!)(あの人に罪がいかないようにしてるのに恣意を感じる、それはそれで安心したけど)
    映像化したら映えそうというのには同意、見たい

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    2023年06月01日
  • 哀惜

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    <シェトランド四重奏>シリーズの続きに今ひとつ食指が動かないので、新シリーズの今作に手を出してみた。およそ警察官に似つかわしくない主人公・マシューの性格をはじめ、人物造詣の上手さが目を惹く。記号的な登場人物が殆どおらず、各々のキャラクターが実に立体的である。町の複合施設を物語の中心とし、本筋となる殺人事件の捜査と障害を持つ女性の誘拐事件が交錯し、関係者の立ち位置がガラッと変わるプロットも巧い。ベテラン作家ならではの熟練度を感じさせる作品だが、サイモンの心境の変化が詳細に書き込まれていれば尚良かったと思う。

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    2023年05月29日