アンクリーヴスのレビュー一覧

  • 哀惜
    ・あらすじ
    イギリスのランディ島が舞台。
    海岸で発見された男性の死体。アル中無職ホームレスだったその男性は死の直前にダウン症女性との謎の交流をしていた。
    社会的弱者である(になる)人々の問題なども描かれている社会派ミステリー。

    ・感想
    主人公のマシューが内省的なのに加え事件の概要や書かれる風景描写...続きを読む
  • 哀惜
    推理小説熱が続いていて読んでみたけど、お正月でボケボケしていて、途中で寝たりしながら読み切った。ポーとブラッドレーのシリーズが好きだったのかも…という感じであまり入りきれなかった。帯によると理詰めを楽しむ小説だったようで、正月のボケボケした脳みそで読むべきものではなかったのかも。
  • 哀惜
    ペレスシリーズ作者の新シリーズ1作目。
    解説を読むまで版元が違うのに気が付かなかった。
    前シリーズ同様に少し重苦しい雰囲気の中ストーリーが展開していくが、ペレスが住民に受け入れられていたのに対して、今回主役のマシューはそうとはいいがたい。
    そのあたりが今後、わきを固める人たちとともにどう展開していく...続きを読む
  • 哀惜
    僕自身もlgbtなんだけど、こう濃いめのポリコレを感じてちょっと、、、(男性的縦社会に関する嫌悪描写が多めでちょっとノイジー、)(ロスの扱いがかわいそうじゃない??頑張ってるのに!)(あの人に罪がいかないようにしてるのに恣意を感じる、それはそれで安心したけど)
    映像化したら映えそうというのには同意、...続きを読む
  • 哀惜
    <シェトランド四重奏>シリーズの続きに今ひとつ食指が動かないので、新シリーズの今作に手を出してみた。およそ警察官に似つかわしくない主人公・マシューの性格をはじめ、人物造詣の上手さが目を惹く。記号的な登場人物が殆どおらず、各々のキャラクターが実に立体的である。町の複合施設を物語の中心とし、本筋となる殺...続きを読む