せいのちさとのレビュー一覧

  • ぐるぐる、和菓子

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    和菓子に曲線美の数式で惹かれて迷宮入りする涼太のクセがあるのに真っ直ぐな姿が面白かった。悪い人が誰も出てこない平和な内容。
    解説が坂木司さんだったのも和菓子つながりで面白い。

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    2025年04月06日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    受け取るものが一人ひとり違ったとしても、文字や文章は変わらずにそこにある。
    それもまた本のいいところ

    短絡的にそれはこうだからこうだよね、って言っちゃいたくなるけど、悩んでたり迷ってたりする人がそれをわかってないわけじゃない。大抵指摘されたら頑なになる。
    そこを、本を通して、こういうこともあるよねと、遠回りに寄り添ってくれるやさしさは、うれしくなる。
    その思い出は生きて行く心の支えの一つになると思う

    ピンクにできるスープ飲んでみたい

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    2024年11月01日
  • ぐるぐる、和菓子

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    結婚する前に買った小さなお菓子の本を40年以上使ってます。載っていたアーモンドパウダー入りのクッキーが美味しくて何かあると良く作ってはプレゼント用にもしています。食いしん坊でお菓子を作るのが好きで、携帯も利用して新作にもチャレンジしてます。この本の登場人物は職人になる為にそれぞれ得意な所をぐるぐる回りながら伸ばしていきます。小豆の煮方も奥が深くて私も真似してやったみます。寒くなると需要が増える大好きな餡子です。上達出来たら嬉しいです。

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    2024年10月27日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ふんわりと優しいお話。別の本でも登場人物がつながっていたり。そういうのに気付くとまた面白さが増える。

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    2024年10月05日
  • ぐるぐる、和菓子

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    理系の中の理系の涼太が、和菓子に目覚め、製菓専門学校へ通うこととなる。仲間も皆それぞれに一生懸命で、切磋琢磨して学ぶ姿が眩しい。涼太は頭は良く、人当たりも良いけど、モテるタイプではないような。とはいえ、美しい和菓子を前に、真剣にぐるぐるし、ひたむきに進む姿が良かった。

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    2024年07月20日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    絵本のない本屋兼カフェ。
    共同経営者の八木☺️
    本が置いてない理由にクスッとできる。
    訪れる客の話を聴いて、あなたがお探しの御本を見つけてくれるお店「クッタラ」。
    絵本のかたちにそんな意味があるんだ。
    本質は見た目や行動ではわからない。表層だけで判断し、こうだと決めつけることのなんと多いことか。
    ネガとポジ。くるりとひっくり返せば、同じことだってネガティブになったりポジティブになったりする。

    出てくるスープも身体に沁みそう♪
    良い1冊でした。

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    2024年06月11日
  • ぐるぐる、和菓子

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    和菓子、好きです。
    洋菓子の綺羅びやかな感じの良いけれど、どちらかと言えば趣きがあって、季節が感じられて眺めるのも飽きない和菓子が好きです。

    そんな和菓子に魅せられて、和菓子職人を目指すために大学を卒業後、製菓学校へ進んだ涼太が主人公の話。
    理想の和菓子を求めて「ぐるぐる」します。
    涼太だけでなくて製菓学校の同期の仲間たちも「ぐるぐる」します。
    様々な「ぐるぐる」を経験をして成長をしていきます。
    製菓学校を舞台にした青春物語だと思いました。
    面白かったです。
    特にお菓子のことが書かれている所は、興味を持って読めました。

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    2024年04月05日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ほっこりするような本を探していたときに、表紙からそんな雰囲気が伝わってきたので、読んでみました。スープも美味しそうで、私もいつか行ってみたいと思いました。周りで悩んでいる人がいたら、この本を薦めるのもいいなと感じました。

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    2024年03月24日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    美味しい季節のスープとその客に合う絵本を提供してくれる『本のない、絵本屋クッタラ』。本屋なのに本がない謎のカギを握っている店主の相棒の存在がチャーミングで良い。美味しそうな季節のスープと登場する面白そうな絵本に心が躍る。

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    2024年02月13日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    この作者の「今宵も喫茶ドードーのキッチンで」を前に読んで、他の作品も読んでみたくなり手に取った。

    絵本屋で出されるスープもおいしそうだし、わたしの悩みに効く絵本も選んで欲しい。
    どんな絵本が処方されるのか楽しみ。
    最後に絵本屋の店名「クッタラ」の意味もなるほどな、って感じだった。

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    2024年01月19日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    本を置かない本屋兼カフェで、聞き上手な広田店主と何やら秘密がある共同経営の八木さんが来店客の悩みに寄り添う絵本を選書してくれる『本のない、絵本屋クッタラ』。

    何度も開きたくなるような選書のセンスと季節の野菜を使用したスープが疲れた心に優しく寄り添ってくれます。

    スープのレシピも作中に紹介されているので、作ってみようと思います。

    久しぶりにじっくり絵本読みたくなりました。

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    2024年01月03日
  • ぐるぐる、和菓子

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    理系大学生の主人公・涼太が、ある美しい和菓子をきっかけに和菓子職人を目指し、製菓専門学校へ進学して和菓子作りの世界にのめり込んでいく物語です。科学的な視点から和菓子を捉えつつも、その魅力に心を奪われ、まっすぐ成長していく若者たちの姿を描いた、心温まる作品です。

    ‥‥
    まっすぐな青春!って感じの話。
    主人公は、ちょっとコミュニケーションに難がありそうだけど、こういう人っているよなぁとしみじみ感じた。
    ちょっと内容的に、浅いというか、あまり入り込めなかったなぁ。和菓子は美味しそうだったけど。

    ‥‥私のトピックス
    ピアノレッスンを受けることを決めた。
    まずは体験レッスン!
    有料5000円かぁー

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    2025年12月05日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ネタバレ

    札幌市内でヤギを飼ったり、豊平川河川敷を散歩したり、、、は現実にはムリだろうけど、メルヘンな物語として楽しみました。共同経営者が八木って。わかった瞬間1章を軽く読み直してしまいました。

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    2025年07月23日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ネタバレ

    面白い本屋さん。楽しかった!
    印象に残った言葉 

    ①「自分がいけなかったんだ、って決めつけるのは楽な解決方法かもしれませんけれど、でももったいないです」
    ②「こうだ、って思い込んでしまうのは残念ですよ」

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    2025年07月12日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    奏と八木が共同経営する一風変わった絵本カフェ。
    季節の素材を使ったスープと、お客様にふさわしい絵本を探し出すのが売り。

    八木の自由気ままさが奏の癒しとなり、絵本を探し出すアイデアも生まれる。とても良いコンビ。

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    2025年05月29日
  • ぐるぐる、和菓子

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    坂木司さんのお話を彷彿させる内容なのかなと思いきや、製菓専門学生さんの奮闘が描かれたお話だった。
    青春群像劇のようでとても清々しく、進路で悩みながらも
    前を向いて進化ではなく変化していく姿に思わず拍手。
    主人公の理屈には最後までついていけなかったけれど(笑)それはそれで微笑ましく。周囲を取り巻く大人たち、仲間たちも素晴らしい面々だった。

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    2025年05月09日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ネタバレ

    読み始めて「共同経営者は、もしかして幽霊?!」と思ったら全然違いました。
    美味しそうなスープが出てくる絵本屋。
    本当にあったら行ってみたいお店です。

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    2025年04月21日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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     先日、都内で雪が降りました。 寒かったぁ。。。
    春は、足踏みしながら、少しずつ、近づいて、来るんですね。

     この小説の舞台は、北の大地 北海道の札幌市です。
    テレビや新聞では、お花見のニュースが報じられていますが、ここにはまだ雪が溶け残っています。

     市内を南北にわたって流れる豊平川を取水する創成川。
    そのほとりから東に一本入ったところに、八木(やぎ)が友人の広田奏(ひろた かなで)と運営しているお店があります。

     お店の名前は『絵本屋クッタラ』です。
    でも、、店内に絵本はありませんw
     
     そのかわり(?)、この店には、スープがあります。旬の地元野菜を使っていて、なかなか美味しいので

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    2025年03月20日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    札幌にある、本の置いていない『絵本屋クッタラ』。ここでは店主の広田奏が客の悩みに沿った絵本を選んでくれる。友人を亡くした女性、子育てに悩む女性、部活に悩む女子高生、建築を学ぶ大学生、仕事に追われるイラストレーター。旬の地元野菜を使ったスープと店主の選んだ本が客たちの悩みを癒していく…。
    やさしいはなし。スープが美味しそう。絵本って読んだことのないものが多いからどんな本を選んでもらえるのか気になる。

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    2024年10月02日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    お客さんそれぞれの悩みに応じてピッタリな絵本と季節のスープとトーストを提供する湊と八木のお話。初めの視点は八木(ヤギ)から。

    絵本はあまり馴染みがないので、作中で紹介されてもあまりピンとこず。海外の作者の絵本だと更に。
    でも大人になってから読む絵本も、子供時代のそれと違って視点が変わっていて面白いかも。

    個人的にはカフェなどの設定ではなく、スープセットを出すというのが印象的だった。
    共同経営者の八木のためと言っていたが、この手の本は大概カフェやレストランとなることが多いところ、季節のスープという所に、実際に頂いているかのような暖かみを感じて好きだった。

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    2024年08月13日