せいのちさとのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理系大学生の主人公・涼太が、ある美しい和菓子をきっかけに和菓子職人を目指し、製菓専門学校へ進学して和菓子作りの世界にのめり込んでいく物語です。科学的な視点から和菓子を捉えつつも、その魅力に心を奪われ、まっすぐ成長していく若者たちの姿を描いた、心温まる作品です。
‥‥
まっすぐな青春!って感じの話。
主人公は、ちょっとコミュニケーションに難がありそうだけど、こういう人っているよなぁとしみじみ感じた。
ちょっと内容的に、浅いというか、あまり入り込めなかったなぁ。和菓子は美味しそうだったけど。
‥‥私のトピックス
ピアノレッスンを受けることを決めた。
まずは体験レッスン!
有料5000円かぁー -
Posted by ブクログ
先日、都内で雪が降りました。 寒かったぁ。。。
春は、足踏みしながら、少しずつ、近づいて、来るんですね。
この小説の舞台は、北の大地 北海道の札幌市です。
テレビや新聞では、お花見のニュースが報じられていますが、ここにはまだ雪が溶け残っています。
市内を南北にわたって流れる豊平川を取水する創成川。
そのほとりから東に一本入ったところに、八木(やぎ)が友人の広田奏(ひろた かなで)と運営しているお店があります。
お店の名前は『絵本屋クッタラ』です。
でも、、店内に絵本はありませんw
そのかわり(?)、この店には、スープがあります。旬の地元野菜を使っていて、なかなか美味しいので -
Posted by ブクログ
お客さんそれぞれの悩みに応じてピッタリな絵本と季節のスープとトーストを提供する湊と八木のお話。初めの視点は八木(ヤギ)から。
絵本はあまり馴染みがないので、作中で紹介されてもあまりピンとこず。海外の作者の絵本だと更に。
でも大人になってから読む絵本も、子供時代のそれと違って視点が変わっていて面白いかも。
個人的にはカフェなどの設定ではなく、スープセットを出すというのが印象的だった。
共同経営者の八木のためと言っていたが、この手の本は大概カフェやレストランとなることが多いところ、季節のスープという所に、実際に頂いているかのような暖かみを感じて好きだった。