せいのちさとのレビュー一覧

  • ぐるぐる、和菓子

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    大好き。
    最初は、少し変わった学生が夢に向かって歩むほのぼの物語かと思ったけど、
    考えさせられる部分も多い。
    人におすすめもしたいし、手元に大切に置いておきたい一冊です。
    終盤はなんだか刺さりまくって、ドッグイヤーだらけ!

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    2025年12月15日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    小説を読んでいる最中から、この話に出てくる絵本を読みたくてしょうがなくなる。
    そして、こんなお店があったら、是非とも行きたいな!
    美味しいスープをゆっくりと味わい、その人にあった悩みに沿った絵本。処方箋を出してもらう感じの。


    心に残った内容
    ⚫︎生まれ持った個性、それは自分だけのかけがえのないもの。他の誰も真似できないオリジナルだ。
    それを他人と比較して憂うのか、それとも面白がるのか。それは自分次第なのだ。

    ⚫︎しっかり噛んで何度も戻す。
    そういう積み重ねが大切なんじゃないの?

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    2025年09月16日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    店主の広田奏と共同経営の八木が営むのは本屋兼カフェ。
    メニューは季節のスープとコーヒー。作家さんは現役カフェ店主だけあって料理の場面がリアルでとても美味しそう。
    本屋だけどお店に本は置いてなく、お客が望む内容にあわせて店主が絵本を探す。
    出てくる絵本は実際にある絵本で、どれも読んでみたい。
    ふんわりやわらかく優しい気持ちになるお話。

    でも八木の正体に『やられたぁー』、『クッタラ』ってそういう意味だったのかぁー。
    先入観って怖い。。

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    2025年01月06日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    こんな看板が出ていたらきっと、私も入ります。
    絵本は今でも時々読みます。
    いちばん最初に読んだ記憶があるのは、(自分でめくって)「青い鳥」

    こちらのカフェで、自分のための絵本を選んでもらいたい‥‥
    そんな素敵な本でした。

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    2024年09月21日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    優しいお話だった。
    誰かに何かをしてあげるって
    簡単そうで,、そんなに簡単じゃない。
    それをスープと絵本にしてあげ続ける奏さんは、素敵な人だと思う。
    最後には奏さんのお話もわかって、もっと好きになった。
    やぎくんと仲良く続けてほしいなー。
    先生の存在も、彼女さんの存在も大切なんだな。

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    2024年08月12日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ネタバレ

    やっとこの作者の良いところしか詰まってない作品に出会えたと感じた
    ただ、また動物かい!しかもヤギかい!とは思ったけれど、まあまあ……。

    紹介してくれる絵本も実在するのもで、あーこの絵本知ってるーや、見てみたいなあと思いました
    絵本の紹介の仕方も素敵でした
    満足です

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    2024年07月20日
  • ぐるぐる、和菓子

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     これまでに他の作家さんたちの、和菓子を扱う小説をいくつか読んできたが、また違う視点で描かれているように思いおもしろかった。
     登場人物たちの設定もバランスが良い感じ。涼太と伯父伯母との関係も気持ち良い。ロジカルシンキングは伯父さん似、まっすぐなのは最後に出てくる母親似か。
     和菓子職人の弟子が日本人でないのも違和感がなくて良い。
     やりたい事が見つけられない、定まらない寿莉には共感する人も多いのでは。コンテストの試作を女子メンバーに披露する場面、彼女たちの励ましや提案が素敵だった。

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    2024年07月07日
  • ぐるぐる、和菓子

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    ザ・理系大学生×和菓子という異色の組み合わせが面白い。主人公の涼太は、いろんなことに興味を持ち、その興味にすぐに飛びつくので、読めばかなりうんちくを知れる(ほんとどうでもいい内容が多くて頭には残らなかったけど!)。

    製菓学校の仲間たちも魅力的なキャラクターで、テンポよく読める。高校を卒業してこれからどうしていくか、将来を考え始める時期にある彼らのものの考え方や受け止め方は、懐かしくも新鮮な気持ちで読めた。

    タイトルのぐるぐるはあんこの炊き方に繋がっていた。あんなにあんこの炊き方がさまざまだとは。まさに迷宮。
    将来、人間関係、色々なことをぐるぐる考えるのが人間なのだろうな。人生も迷宮だ。

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    2024年06月27日
  • ぐるぐる、和菓子

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    とても真面目で理屈っぽい理系大学生の涼太。
    そんな涼太が出会ったのは、華房がつくる美しい和菓子。
    その和菓子に魅せられた涼太は、和菓子職人になるべく和菓子学校へ。

    主人公の涼太が言うことは、
    とても理屈っぽいんだけど、
    正直でまっすぐで嘘がないから、
    私自身の心にも刺さることがたくさんあった。
    そして、思ったことをすぐに行動にできる涼太をうらやましくも感じた。

    和菓子学校で出会う同じ班のメンバーたちも涼太の言葉や行動に刺激され
    気持ちの変化が起きていくのも良かったし、
    仲間を応援したり、励まし合ったり、
    青春をたくさん感じることできた。

    和菓子ってとても不思議で奥深いな〜。
    餡を作るにも

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    2024年04月28日
  • ぐるぐる、和菓子

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    ネタバレ

    心がほんわか温かくなる読後感。
    和菓子つくりと人生観がうまく絡められているなぁ~と、定期的に読み返したくなる作品です。
    主人公が和菓子作りを追求していく中で、読者も一緒に気づくのですが…
    「人生にゴールなんてない。ましてや近道なんてものもない。常に目標を定め、それに向かって計画を立て、努力し続けることでしか、人は変化し続けられないのだ。」と。
    自分自身と常に向き合って、心も体力も削っていく。
    この作業を日々コツコツと積み重ねて生きることに意義があるのだと気づかされました。
    しんどいですね~。
    でも、そういった努力を積み重ねていく主人公たちの姿を見ていると、自然とやる気がでてくるのです。
    「自分

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    2024年04月14日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    本とスープが大好きなのと、装丁が素敵だったので手に取りました。

    絵本は大人になってからきちんと読むことがありませんでした。
    しかし本書の中に出てくる絵本は大人も楽しめるようなものばかり。
    絵本は子どもに教訓を伝えたり、感覚や情緒を育んだりするためのものと思っていましたが、悩みを抱えた大人の救いにもなるものなんだなと感じました。

    大人になるにつれて主観的に物事を見てしまいがちですが、子どもに戻ったかのようなピュアな気持ちで、物の見方を変えるのも大事なことだなと思いました。

    本屋さんの絵本コーナーに行って、自分のお気に入りの絵本を見つけたくなりました。

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    2024年04月08日
  • ぐるぐる、和菓子

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    理屈っぽい理系大学生があることをきっかけに、和菓子職人を目指す話。主人公の生真面目な性格が、周囲の人たちのその後の人生に良い影響を与えているのが読んでいてわかった。

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    2024年04月05日
  • ぐるぐる、和菓子

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    とてもおもしろいお話。
    和菓子・洋菓子職人を目指す若者たちのお話。
    みんなそれぞれ思いは違っても、頑張っている姿はかっこいいもの。

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    2024年04月04日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    喫茶ドードーシリーズで、標野凪ワールドが大好きになったのでこちらも手に取りました。
    絵本屋クッタラを経営している店主の相棒「八木くん」
    この本を読んだ皆さん、きっと好きになることでしょう。彼にめちゃくちゃ癒されました。ただの共同経営者ではないんですよね。ぜひ読んでみてほしいです!
     
    絵本屋クッタラは、店主が持っている知識や観察力と、八木くんから得たヒントを合わせて、お客様の悩みに寄り添う絵本を見つけてくれる本屋さん。季節を味わえるスープであたたまれるのも最高です。
     
    悩みって誰かに聞いてもらうだけでも、少しは楽になるし、自分の中が整理することができるけど、そこに絵本が加わると、純粋に物語の

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    2024年02月04日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    2024年8冊目
    「心が丸くなるスープ」でのこどもが取っている行動の意味も理解せずに、頑なに自分の価値観を基準にしようとしている母親…にドキリとした。こどもが小さい頃はこの価値観にがんじがらめになって苦しかった事を思い出した。

    一方通行な考えも、もしかしたら別の見方もでき、見方を変えれば人生ってどんどん広がっていくのだと絵本は教えてくれる…。絵本、すごいじゃないか!!!

    久しぶりに小4の息子に寝る前に絵本を読んでみた。絵本を読んでもらったから良く眠れたよ〜と次の朝に伝えてくれた。読書よりもゲームとユーチューブに夢中な息子。
    本好きになるには、この時間がなによりも大切だったんだなと改めて気付

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    2024年02月03日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    北海道にポツンとある青い三角屋根の本のない絵本屋クッタラ

    訪れた人にピッタリの絵本を探してくれます

    それに、とっても美味しい季節のスープも提供してくれます

    奏さんが探してくれた絵本と美味しいスープで皆、心も身体もあったかくなって帰っていきます

    それをそっと見つめる八木サン

    提供された絵本もとても素敵な本ばかり

    私もネットで調べてみて、絵を見て納得!しながら読み進めてました

    さらに何冊か購入してしまいました(笑)

    ほんわかとした雰囲気と絵本のストーリーが重なってとても心地よい気持ちで読み終えました

    続編読みたい!

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    2025年12月09日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ずっと読んでいられる本
    この冬はカシミアの何かを買ってみよう。最後の絵本、3びきやぎのガラガラドンはなぜか知ってた。小さい頃に読んだのかな…

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    2025年11月16日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    自分がいけなかったんだ、って決めつけるのは楽な解決方法かもしれませんけれど…でももったいないです。

    規格外だから、伝えられる想いがあるんですね。

    どういう形がふさわしいか、なんて決まりはないんです。
    だからあなたが未弥さんのことを想ってしてあげたことなら、それがあなたたちの物語の答えです。

    あの時、窓から見た景色のことを覚えているか?
    月が輝いていたよな。
    それを見て、ああ、綺麗だって思えたけど、おまえと一緒に眺めていたから、それが伝えられたんだし、より綺麗に感じたのさ。
    友達ってそういう存在だよな。

    好き嫌いは誰でもありますよ。

    物事にはちゃんと理由があって、答えは意外と簡単なのに

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    2025年06月08日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    絵本がすきなので、実際にある絵本が物語に登場してとても興味深かった。
    悩みを聞いてくれて、美味しいスープが食べられて、気付きを与えてくれる絵本を探してくれる、こんなお店があったらいいなと思う。

    見方を変えると悩みと思っていたこともポジティブなことに変わることもある。

    八木くんがいい味だしてる笑

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    2025年05月17日
  • ぐるぐる、和菓子

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    読み始めたとき、主人公の余りの理屈っぽさに、何?この人が和菓子?ん?と思ったのですが……

    実直な主人公涼太。理屈っぽいのに、言っていること、考えていることは的を得ていて、憎めないキャラ。
    そんな彼と出会い、涼太に影響を受けながら奮闘する、製菓学校の仲間たち。
    自分が何をすべきか、自分とは何なのか、自分を見つめ、考え、作り続ける。
    和菓子、洋菓子、パン……と進む道は違っても、叱咤激励しあえる仲間に出会えることって、何て素敵ことなんだ!と。
    コンテスト出場の際には、なんだかうるっとしました。

    涼太の境遇は有り得ないくらい豪華な?設定でしたが、とても眩しく、羨ましいストーリーでした。

    ラスト。

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    2025年04月30日