松本大のレビュー一覧
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著者名買いした。
マネックスCEOで天才トレーダー。
自分の考え方が間違っていないことに勇気を得ました。
まとめ
トレンドのゆくえ:GDPの根源は人口と情報にある。そして中国はそれを満たす
ものの値段の変動をコップと水の例えで説明
通貨は実質金利の比較で上下する
お金の管理方法:
認知はゆがむので、ルールを作るべし。
ルールの例として、利食いは大きく、損切りは小さくとルール決める。
例:15%上昇で利食い、5%下落で損切り
上昇したときの追いかけ方:ドローバック=儲けから犠牲にできる%をきめて追いかける
アセットケーションは重要
情報は量にこだわる=情報の重み付けができるようになる -
Posted by ブクログ
著者はマネックス証券CEOの松本大氏。東京大学法学部を卒業し、1987年にソロモンブラザーズへ。そこで、あの伝説のヘッジファンドLTCMを立ち上げたジョン・メリウェザーの薫陶を受ける。その後、ゴールドマンサックスへ転職し、史上最年少のパートナーとなる。
時は1990年代の後半でゴールドマンがパートナシップから公開会社へとなろうとしている頃。もちろん、パートナーである彼には多額のお金(数十億とも)が転がり込んでくるはずであったが、それを蹴り、マネックス証券を創業した。
「お金だけもらってからゴールドマンを辞めることも可能であったが、金融業、いやビジネスに大事である信用を大事にしたかったから」 -
Posted by ブクログ
アメリカ株の強さはアメリカ政府の強さだと思った。その理由の2点を挙げると
①先のコロナショックでは政府がロックダウンで経済をストップさせたが、責任を持って経済を元に戻した。そのため世界に先駆けて経済を回復させている。
②アメリカ政府が大きくなりすぎたGAFAMに規制をかけるという話もあるが、仮にかけたら中国企業との競争に負ける。GAFAMが中国企業に負けることを願っているアメリカ人など一人もいない。だから政府や議会がGAFAMだけに規制をかけるような真似をすることはない。
本書はアメリカ株の強さを主張していて、納得できる内容だったので、「買い」だと思ったが、もう少しマーケット感覚を備える -
Posted by ブクログ
今後、やはり中国の存在感が際立っていることがわかります。中国の長期的な成長は約束されたようなものだと考えることが妥当かもしれません
増え続ける人口はエネルギーや食料を干してやみません。事実、エネルギーや食料を持っているあるいは作っている国や人の元へ大量のお金が流れています
お金は今この瞬間、実質金利が高い国行くだけです
景気と株価とのあいだには、長期的な相関関係があります
インフレと言うのは、実質的に、お金を家へ拘束する者へのペナルティーであり、お金を世の中に加入させるものへのサポートでもあるわけです
お金の誕生によって場所と時間に関係なく、価値を交換できる -
Posted by ブクログ
資本主義経済の中で自分の強み、役割を意識してどう生きていくかということが、松本社長の体験談をベースに書かれています。
仕事に優先順位をつけずに、目の前のものから片付けていく。
1分で出来る仕事、5分で出来る仕事など細切れに出来る仕事がいつもあるので、スキマ時間もいつも仕事をしている、仕事を片付けていくうちに、自分がノッてきて加速していくという感覚の辺りは、もう少しコツを知りたい所です。
パワフルな仕事ぶりは分かるのですが、読んだ人が「私も松本社長のように頑張ろう!」と思えるかは、どうでしょう?
お金は稼ぎ方ではなく、使い方が問題。人が喜ぶように使いたい。という所は共感です。
リスク管理、 -
Posted by ブクログ
ネタバレマネックスによる米国株に関する本。
若干広告要素もあるが、参考にはなる本
<メモ>
・運を維持したいのであればリスクマネジメントをしっかり行うことが必要。さらにきちんとした人間=運のいい人と付き合う。かついつ絶好球が来ても対応できるように普段からしっかりと練習しておく。
・米国国債のゼロクーポン債と株式を組み合わせて投資する。今国債を金利分安く購入し、将来満額で償還される金額との差額相当を株式で購入すれば、将来的に株式がゼロになったとしてもペイすることになる。
・注文期日の表現 DAY 発注当日のみ有効
GTC キャンセルされるまで無期限に有効
GTD 指定日まで有効 -
Posted by ブクログ
表紙にマネックス証券代表取締役社長の松本大さんが登場していますが他にも4章「米国株に投資する際の参考ポートフォリオとアセットクラス」では広木さん
第5章「米国株投資にあたっての基礎知識」では米国株担当チームと必ずしも松本氏の著書というわけではなくマネックス証券全体で作り上げた一冊となっています
なぜ米国株を進めるのかというと様々な投資対象国・地域があっても結局のところ投資マネーは米国を目指す
大きな暴落を経験しながらも長期では右肩上がりに推移していく回復力の強さが魅力とのこと
そして当然ながら米国株を購入するにはマネックス証券の米国口座がもっともオススメという流れ
米国は世界最大の時価総 -
Posted by ブクログ
マクロ環境分析(人口増加、経済成長、シェールガス、、、)から米国株式への投資が有利との整理は参考にはなった。(日本株に偏りがちだったので、米国を含む先進国株式への投資割合を数%増やした)
ただ、いい銘柄を、いいタイミングで買うのが個別銘柄投資の成功の秘訣だとすると、米国の個別銘柄を情報格差もある日本人が現地に住み”土地勘”もある米国人他と競って買いに行く理由がインデックスは楽しくないというだけでは、済まないように感じた。(うがった見方をするとマネックスが米国株式の手数料を下げて、キャンペーンを張っているので、この本もそのPRの一環と取られかねない。)
松本さんの他の著作に感銘を受けていたの