あらすじ
元ゴールドマン・サックスのゼネラル・パートナー(共同経営者)にして、株式上場の際、手に入れられたはずの数十億円の報酬を捨てた男。郵便局に代わる新しい金融インフラ構築、日本の資本市場をよくすることを目指し、あらたなる理想のビジネスに邁進する筆者が語る、世界基準の仕事術の真髄。※本書は、2003年に小社から刊行された『10億円を捨てた男の仕事術』に、一部訂正、加筆のうえ、改題し文庫化したものです。
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Posted by ブクログ
何歳でもOKなビジネス本。
全部読まなくても、目次から気になるところを読んでもためになる。
社会人にとって大切なことや思考法がちりばめられていて、読むことで安心した。
Posted by ブクログ
仕事術というタイトルではありますが、よくある自己啓発本や成功体験誇張本と違い、押し付け感は皆無です。
氏が言っている通り、ビジネスにおいて『ヒントを得て欲しい』という意味では大変ためになりました。
自分の仕事にやりがいが見つけられない人、人を指導する立場になりたてで悩んでいる人には特にお薦めで、本書により何かしら発想転換のきっかけが作れると思います。
氏のブログでもそうですが、文章は非常に丁寧でありながら簡潔に書かれているので、移動時間を利用して簡単に読めるのも良いです。
Posted by ブクログ
マネックス証券の松本大氏の仕事への取り組み方が平易な文章で綴られている。
コミュニケーションは、相手の思っていることを理解し、自分の考えを伝えることが目的で結果が大事。
ビジネスでは、クレディビリティが最も重要。
アイデアよりエクスキューション
モンテーニュのエセーは、仕事で悩んだ時に読むといい。
ベストよりベターを目指す
ビジネスパーソンの実力を高めるための要素は好奇心
Posted by ブクログ
マネックス証券のCEOの松本大の著書。
この人の考え方を聞くと、「こんな考え方もあるんだなぁ。」と自分の価値観を揺さぶられます。良い刺激でした。
Posted by ブクログ
言わずと知れた米系大手投資銀行(現・商業銀行)ゴールドマン・サックスのパートナーに最年少で登り上がった松本さんのシンプルで力強い仕事術満載。
金融にいる人間である僕が見ても、そうじゃないあなたが読んでも力が湧いてくること間違いなし!
Posted by ブクログ
著者はマネックス証券CEOの松本大氏。東京大学法学部を卒業し、1987年にソロモンブラザーズへ。そこで、あの伝説のヘッジファンドLTCMを立ち上げたジョン・メリウェザーの薫陶を受ける。その後、ゴールドマンサックスへ転職し、史上最年少のパートナーとなる。
時は1990年代の後半でゴールドマンがパートナシップから公開会社へとなろうとしている頃。もちろん、パートナーである彼には多額のお金(数十億とも)が転がり込んでくるはずであったが、それを蹴り、マネックス証券を創業した。
「お金だけもらってからゴールドマンを辞めることも可能であったが、金融業、いやビジネスに大事である信用を大事にしたかったから」
と、彼はさらにりと述べる。
そういった神がかり的な経歴を持った人の仕事術。とくに目新しいことはなかったものの、コンシューマー(読者)フレンドリーで、著者の人柄が伝わってくる非常に良い本であると感じました。
彼のように仕事に打ち込んだ人生を送りたいと思うし、ビジネスには「好奇心が大事だ」と主張には、素直にうなずいてしまった。
Posted by ブクログ
再読。
本書の中で何度も登場する「クレディビリティ」という言葉に、あらためて、自分の仕事の仕方、仕事中の自分のあり方において、それをなくしてはいなかっただろうかと考えることになりました。
平易な文章で読みやすいのもまたいいです。
Posted by ブクログ
クレディビリティ(信義、信頼)が最重要だというのは、いろいろな例を挙げて書かれている。
金融の世界で非常に有名な人だということは知っていたが、アイデアを出したあと、しっかり自分で汗をかいてそれを形にすることができる人なんだということがよくわかった。
仕事術としては基本的なことが多い。しかしその基本的なことがとても大切であることがわかった。
Posted by ブクログ
ソロモンからGS、IPOによる巨額の報酬を前に独立。キラキラの経歴の松本氏はどんな人間なのかざっくり把握できる一冊。
仕事をする上で彼が重きを置く”クレディビリティ”は印象深い。
が、要点が絞り込まれていないせいか頭に入りづらく、如何せんマネックス証券の宣伝、松本氏個人のメディア形成といった感が拭えない。
Posted by ブクログ
GSのパートナーまで行かれた方のお話聞けてよかった。
仕事術っていうか、証券マンの考えを習得するにはすごく参考になった。
安く買って、高く売る。
これがすべて。
Posted by ブクログ
p156 ベストよりベター
(あまり完璧主義にならずベター狙い程度の意気込みが長続きのコツ)
p183 長い目で見れば、自分にとって一番大事なことは、自分が何者であるかを知ることで、人生とは、自分が何者であるかを探す旅のようなものであり、その旅に出かけるためには、自分サイズの靴をはいた方がいいのです。