福原正大のレビュー一覧
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日本企業のポテンシャルを解き放つDX×3P経営。
形だけのDXではなくて、そもそも何故DXが必要なのか、そもそもから考えよう、という示唆に富んだ書籍。あいも変わらず素敵な本を世に送り出す英治出版さん、大好きすぎる!
DXは、データやITの活用を前提としたもの、
そのためには、企業はまずそのためにすべきなのは、ヴィジョンと哲学(Philosophy)、人材戦略(People)、そして、それを実行するためのプロセス(Process)が必要。
組織の中には、二つのタイプの人材。
ひとつは、既存事業の深掘を行う深化型、新しい事業を行う探索型。両者は同じ組織には馴染まないが、同じ母体にはいるべき。な -
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・MOOCs Coursera/edX/Udacity
・英語を勉強するのではなく、英語で勉強する。
・知識を集めて記憶するのはコンピュータに任せる。必要なのは考える力、創造する力。
・面倒くさがらずに始めるかどうかで、差がつく。やると決心したら、とにかくすぐ始める。
・ほんとうの意味の『グローバル化』とは、どこでも生きていけるような力を身につけること。
・ほんとうの私は、自分の内側ではなくて、相手との関係の中にある。自分を取り巻く社会の状況に無関心でいると、いつまで経ってもほんとうの自分なんか見つからない。
・自分の価値観に気づき、それを言語表現することは、自分の軸を確立していく作業である。 -
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ネタバレ■世界市民になるための7つの力
1セルフコンフィデンス
まずは自分に自信がないと行動ができない。自己肯定力
2教養力
自分はどう生きるか、どう世界を変えていけるのかを考えるためには少なからず「知識」、「知恵」、「情報」が必要。
3問題設定力
自分や社会の置かれてる状況を正確に把握して問題を設定する。
4クリティカル・シンキング力
物事を鵜呑みにせずに真実を見極める批判的思考のこと。
5創造力世界を新たに作り変えていく力。
6コミュニケーション力
7実行力
本書は、海外留学に必要なTOEFL及びSAT対策や、お金がなくても海外の大学の講義が受けられるMOOCs(大規模公開オンラ -
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世界における日本のプレゼンスがなくなっているということがいわれ続けて久しいですが、日々この本のタイトルのように、なぜ日本では世界を引っ張るリーダーが少ないのだろうと感じていた。
本書はその答えに繋がりそうなものを提供してくれた。日本人エリートの弱点は、正解にこだわること、問題を解くための理論や枠組みを知らないこと、多様性の中で他者と議論し、意見を交換しながら新しい価値を生み出す対話力をみにつけていないことの3点が主要な要因とのこと。
しかし、これは今からでも十分鍛えられるスキルであり、寧ろ日本は高い読み書きレベルがあるため、これにプラスαのエリート教育がこれからは求められるのである。
著者 -
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・外資系で評価されたポイント
-自分の意見が明確
-リスクを取るのを恐れない
-オリジナリティを発揮して、ゼロからビジネスを立ち上げ
・英語力はあくまでビジネスの実力・ポジション・経験とセットで語られるべき
・学びの柱
-答えは1つではない
-論理と枠組みを学ぶこと
-対話力を磨くこと
・フレンドリーな上司は戦略、ダマされるな
・意思決定するものにとって危ないことは、うぬぼれて自分自身を客観視てきなくなること
・必要な力
-課題を自分でみつけること
-そこからオリジナルな考えを創造すること
-それを理論的に展開する力
-他人とそれを共有する力
-必要とあれば、周りを説得する力 -
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ネタバレ福原さんの講演を聞き、この本を手に取った。
福原さんは、海外経験が豊富で、金融の世界ではかなりの実績をお持ちであるそうだ。そんな方が、海外の文化、習慣、ビジネスなどを通じ、経験してきたこと、思うことを様々な事例から述べてくれている。
日本人との違いや、現実問題、日本人のどういうところが通用していなく、立場がどう変わって、何が足りず、どうしていけばよいかを、教育の観点から多く書いている。例えば、入試問題で、海外では答えのない問題、日本は答えがあり、その深さを追及してるだけというのが印象的だった。
「黄色い二重線のエリアに駐車したら死刑。すると、違反者はいなくなった。この法律は有効か。」
この -
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ネタバレ・タイトルは大げさですけど、内容は平易で抽象的です。会社のお金で海外のビジネススクールに入学できるような人は稀だと思いますが、そのような環境でなくても、できることはあるかもしれません。
著者の福原正大さんは、フランスのビジネススクールに留学した時、周りの高いレベルについていけず胃けいれんになるほど、精神的に追い込まれたようですが、その後は35歳で世界最大の資産運用会社の日本法人取締役に就任するという急上昇を遂げます。その人生を支えたのが、外ならぬ哲学だった。という話です。
初めてマイケル・サンデル教授による白熱教室を観た時、私は、なんじゃこりゃ?と思いました。どちらを選んでもメリットとデ