木谷哲夫のレビュー一覧
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成功はすべてコンセプトから始まる
著:木谷 哲夫
将来のあるべき姿が「コンセプト」である。
コンセプトとは、既存の知識や経験などの積み上げや、ロジカル・シンキングだけではみつけることができない。つまり、いままでとは違う「新しい仕事のやり方」を身に付ける必要がある。
その仕事のやりかたとは、「コンセプトからスタートし」「決定してから細部を詰める」、もしくは「行動してから考える」方法である。
とりわけ新規事業において、いま最も必要となっているのは「コンセプト立案力」である。過去に実績がまったくなかったとしても、良いコンセプトを持ち、本気でそれを実現する気があれば、支持して自発的に行動してくれ -
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平易な文章ながら、内容は示唆にとみ骨太。コンセプトは人の意思力を呼び戻し、チャレンジングでインパクトが大きいもの。コンセプト立案のアイデアはクリエイティブに。クリエイティブは既存の組み合わせ。エイリアン=宇宙のジョーズ。一瞬でイメージが伝わる。持続可能なビジネスモデル。顧客→提供価値(約束)→その根拠。まずは顧客開発。顧客は機能に金は払わない。熱狂的なファンをつくる、見つける。それが対象顧客セグメント、提供価値の発見。提供価値の本質の理解。根拠は強みではなく、顧客価値を約束するに必要な能力。強み前提は価値を返せない。一行コンセプト→物語化→資料(切実な顧客ニーズが大事。根拠ばかりにしない)→自
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米コンサル会社として有名なマッキンゼー・アンド・カンパニー出身の著者によるコンセプト立案について書かれた書籍です。面白かったですね。旧来の日本的な情緒的コンセプト主観とは対照的に、非常に現実的にロジカルに分析されています。特に印象的なことが2点あって、まず何よりもインパクトを重視してチャレンジしがいのあるコンセプトを立案する「コンセプト・ドリブン」方式というものと、スティーブ・ジョブズの“クリエイティビティとは組み合わせにす
ぎない”という言葉に象徴されるように、まず発想の引き出しを増やして、それらを組み合わせていくことで物事を創造していくという「組み合わせ能力」というものですね。日本ではまず -
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困難だけども、やり抜けばすばらしい未来や状況が描けること。
それがコンセプト。プロセスには批判や端からの諦めが伴うが、
実現後の世界は皆が共感してくれるものでなければコンセプトとは言わないのかもしれない。
成功はすべてコンセプトから始まる
・多くの人が世の中にまったく存在しない、自分だけの新しいものをつくろうとして、過剰にオリジナリティを追求し、自らハードルを上げすぎて失敗している。
・アイデアのオリジナリティにこだわるのは、失敗の第一歩
・大きなインパクトをもたらす将来像に焦点を当て、それをできるだけカラフルにイメージする。
・朝から晩までどっぷり社交的な人は実は機械的に多忙なだけで創造的 -
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権力リテラシーの必要性。
キャプティブの罠。
X理論+Y理論=Z理論。
ゲバラ、イスラエルの話、民主独裁型起業は良い。
稲森さんが腹を割って差別を解体化したか記述されている。
孫子の平方は最早通用しない。
鞭と飴をコアメンバー内で使用。
クリティカルな時には、現場の人間を抱き込む。
殺生与奪の権利、希少な資源の分配の権利を持つ事。
沈黙は金。第三者気取りは情報が入らない。
aigのceoは37年しがみついた。
二次大戦は、日本の非決定の積み重ねが、悲劇を生んだ。
権力の行使の為、社外取り締まり役が必須。
中国はまだ後進国なのでプライベートエクイティが効かない。
権力エンジニアリングの必要性。