深田晶恵のレビュー一覧
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2013年の経済状況、将来見通しを踏まえて、共働き夫婦に向けた金融道を説く。
本書執筆のコンセプトは、正当な危機感を持たせること、一方で現実解を示すこと。ロスジェネ世代は、一般にバブル世代に比べお金の使い方も控え目とされているのに、お金が貯まっているわけでもない。そんな状況を何件と観察するうち、最大の問題は、共働きが多くなり、バクとした不安はあっても、危機感が乏しいことが要因ではないかとの仮説をもったという。
実際、親の助言が正しい側面と、ときに彼らが経験した高金利時代を背景とする、時代錯誤な側面があることを気づかせてくれる。
また、住宅ローンでは銀行、不動産が語る常識を疑えと語りかける -
Posted by ブクログ
1時間ほどでサクッと読めるお金の管理入門本。勉強になったのは、「銀行口座」と「現金」の支出を通帳から計算し、ざっくりとした支出の数字を把握するという考え方。それぞれの数値が分かって、どこを減らしてどこを引き締めるべきかが分かった。自分の場合、月に貯蓄したい目標金額があるが、それになぜ届いていないのか明確になった。
ATMを使うとお金がなくなった時点ですぐにお金が引き出せてしまうのだけど、それをしているとお金は貯まらない。1カ月に使ってもいい「現金」を決め、その金額を一括で引き出し、週ごとに使える金額だけを財布に入れるのが良いお金の使い方であるといえる。
早速実践してみたところ、週当たりに消 -
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投資を始めるその前に必要となる心構えって位置づけの一冊
大抵の投資家は最初からこの本で推奨するような方法とは真逆の「銀行の言いなり」であったりリスクの高い「個別株」であったり高コストの「アクティブファンド」を最初に選びがちです
その理由は身近な相談相手が銀行員であったり雑誌を見渡せばドコの株が値上がりするかや分配金ランキングから見たオススメファンド…など売り手の都合の良い話しか登場しませんのが現実
この本は基本的に儲かる◯◯はコレ!と薦めるモノではありません
できる事なら損をしないための知識武装なわけです
だからポートフォリオはこうあるべき…などの小難しい話は最後まで出て来ないし核となるフ -
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ネタバレ「お金が貯まる人には、共通する3つの習慣がある」
この本は、30代に限らず20代や40代にもおすすめできる本。いくつかのトピックは30代のライフイベントにフォーカスしているが、大半は人生全体のお金戦略について具体的な金額を例に考えられている。ただし、典型的な日本の制度にのっとった基本に忠実な内容。
お金戦略初心者向きといえる。
3つの習慣
・先に積み立てでお金を貯め、その残りで生活していること
・保険と住宅ローンで、お金をムダに減らしていないこと
・男女とも、できるだけずっと仕事を続けること
90歳まで生きるとしたら、老後資金として最低限用意しておくべきお金は50万円×25年間=1250万 -
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ネタバレ「50代からの~」というところで 年代が狭められているからか 口コミがぐっと少ない。まっ 若い人には関心の無いところだろうけど。
「人生100年時代」「老後資金 必要額は2000万」とNEWSで沸騰したキーワードにつられ 手に取る。
定年前からの資産の運用 支出の見直し
60歳以降起こる収入ダウンの壁
定年時の退職金の受け取り方 年金の受け取り方 その時配偶者は・・・
今後起こりうるリスクを分かり易く解説し
現況の税を表にして対比しているので 今の自分の状況(今後の収入推移)の目安にできる。
読んでいくうちに「2000万→3000万」は必要らしい
そして 節約の鍵は*通信費と保険
スマホ