絶対に終電を逃さない女のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
根底に集団生活での挫折から会社員生活への強い恐れがあって精神的疲労から軽度躁鬱のような感じなのではと感じた。
体調不良という免罪符が欲しくて、自分の不調に敏感になっている感。
自分自身がそうであり、自己嫌悪していることもありそういう感情に敏感になってしまう。
記述にもあったけど、フォロワーからのアドバイスを全無視してた期間があるとの事で、体調が良くなったら言い訳できない自覚があったんだと思う。
この人は自分にとって本当に何が嫌かを分かってて、それをしないでも生きれる道を見つけたかなり強かな人なのではと感じた。その生き方が羨ましいと思う。
私はどこまでのレベルの嫌なことを嫌と言っていいかわからない。
嫌なことを嫌と言ってやらなければ、生活ができない。辛いかどうかと、やるかやらないかはまったく別の判断基準。
やりたくないを出来ないに変換する免罪符として体調不良を使う事に自戒的な感情が湧く。
努力の方向も、こんなに頑張ってるのに良くならないと嘆くための努力に感じてしまう。
自分もそんなふうに視点が他者向きな努力があったなと反省。
自分の心の蓋をしてた甘えの部分をザリザリと逆撫でする感じで、いろんな感情が湧き立つエッセイでした。
数年後再度読んで、その時自分がどう感じるか試したいと思う。
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Posted by ブクログ
ここ数ヶ月、以前よりも疲れやすかったり体調を崩すことが増えてきて、今までは若さや職場環境のおかげで気づかなかっただけで、本当は人よりも体力がないんじゃないかと思い始めたところで、以前SNSでバズってたこの本の存在を思い出して購入してみた。
私の体力を10だとしたらこの方は多分3〜4くらいなので、完全に自分と重なることはなかったけど、どの病院に行っても数値上は問題なく不調の原因がわからないのに確かに体調は悪いという部分など、共感できる部分が多々あった。
人生にはやりたいこともやらなきゃいけないことも沢山あるから、自分の限界を知ってそれを超えないように生活を管理することって簡単ではないと思う。
それでも努力して自分なりに健康状態の向上に向けて色々な取り組みをしていて立派だと思ったし、本当は辛いことも沢山あるだろうけど、文章自体が面白く、深刻な気持ちになりすぎることなく楽しく読むことができた。
私は今筆者がこの本を書いたくらいの年齢かつ、この方は私と同時期に同じ大学に通っていた大学の先輩なので、学校生活の様子などをより詳細に想像しながら読めてそこも楽しかった。
当然直接の面識はないけど当時からXのアカウントが有名で存在は知っていて、卒業時のポストが印象的で未だに覚えているくらいだったから、今回こうして作品を手に取れてよかったと思う。 -
Posted by ブクログ
知り合いに「作者の考え方があなたに似ていて面白いよ」勧められて読んでみました。好きなカルチャーやファッションはもちろんのこと、少し捻くれた思考回路、一旦考えた物事を立ち止まってその裏を考えてしまったり、はたまた考え過ぎか…と冷静になったり。分かるーと思って読んでいたけど、ふと自分って他人からこのように見えているんだな、と。
シティガール未満というタイトルよりも圧倒的にインパクトのある「絶対に終電を逃さない女」というペンネーム。東京での暮らしに慣れて、もう終電も数回逃した経験のある人が読むと楽しいなー、今さらドキドキはしないけど、東京という街のこういうところが好きだな、と思える一冊です。 -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読みました。エッセイなのでさらっと読めます。自分も子供の頃から疲れやすい自覚があり、また成長期にあまりきちんとした生活を送れていなかったので、あの頃もっとちゃんと食べることができて心身共に健康だったなら今はもっと違ったはずだ…と思うことが著者と同じようにあります。体力があればもっと…、と悔しい思いをしたことがある人には、共感できる部分がたくさんあると思うので読んでみてほしいです。
体力がなかったり、疲れやすいという現実があるのに、病気ではないというだけで「人並み」を求められる世の中が、少しずつでも変わっていってほしいと願います。