今柊二のレビュー一覧

  • 昭和平成令和定食紀行

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    コロナ禍であってもこの人の食べ歩きパワー
    は衰えないです。

    本当に毎日どこかしらへ行って、ランチを食
    べているようです。

    仕事で出歩いているのでしょうか?それとも
    文中に「用事」と書かれている通り、買い物
    などのためにあちこち出歩いているのでしょ
    うか。

    たとえ松屋のようなチェーン店で食事をする
    ことになっても無駄にしないのです。未知の
    メニューに挑戦して、それをレポートするの
    です。

    その姿勢は素晴らしいです。

    食事の写真も広角で撮っていますね。スマホ
    ではこうはいかないかもしれないですが、見
    習いたいですね。

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    2022年09月16日
  • スイーツ放浪記

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    今柊二さんて、WEB本の雑誌でときどき古本と定食のエッセイとか読んでいておもしろいなとはいつも思っていたんだけど、これはスイーツがテーマということで読まねば!と。
    で、ものすごくおもしろかった、よかった。スイーツ本書いてくれてありがとう、っていう感じ。
    普通のスイーツ本って、店や商品の紹介とか、つくり手のこだわりとかのうんちくが多い気がするけど、そういうのがなくて、実際に食べにいって食べる「実況」みたいな感じで、こんなの他のスイーツ本で読んだことないような。文章も凝ってるところ気取ったところがなくて、ほんとに素直な感想って感じがすごくよくて、ひたすらウキウキ感がつたわってきて、読んでて楽しくな

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    2018年05月04日
  • とことん! とんかつ道

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    カゼやインフルエンザがはやる季節を乗り切るにはビタミンを取る。ということで「コンカツ」ならぬ「トンカツ」でブタミンパワー全開、ブーブー言わせれば、病気が吹っ飛ぶ。
     
     今回の本は、これでもかと言わんばかりのトンカツ特集だ。トンカツだけに文庫本にしてはちょっと厚めだ。写真付きで読んでいるとトンカツが食べたくなる。

     珍しいカツと言えば、「紙かつ」だ。この「紙かつ」を出している店は、新宿西口にある「豚珍館」という珍しい名前の店だ。もちろん、分厚いロースカツもある。ライスと豚汁おかわり自由なのがうれしい。行くとついおかわりしてしまう。ただという言葉に弱いせこいモクモク羊でした。

     新宿から山手

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    2014年01月15日
  • ファミリーレストラン~「外食」の近現代史~

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    ロイヤルホスト、すかいらーく、デニーズに代表される「ファミリーレストラン」が戦後、いかに生まれ、受容され、いまどのように変遷しているか。
    日本人にとっての「外食」文化と歴史の通史。
    筆者と同世代の僕には、母親の買い物のついでに連れてってもらうデパート食堂や、家族のちょっとしたご褒美イベントで出かけるファミリーレストランの華やぎが懐かしく思い出される。

    この本を読んで、子供の頃、憧れだった「ティーボーン」というファミレス風のステーキハウスを思い出した。たぶん今はもうない。
    その名の通り、サーロインとフィレの両方が食べられるTボーンステーキが看板メニューだったのだが、頼もうとすると「お前にはまだ

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    2013年03月03日
  • ファミリーレストラン~「外食」の近現代史~

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    外食の変化から見た、社会(と家族)の変化を説いている。

    外食が「家族」を創り出した。
    ファミリーレストランが家族を楽しませた(ている)。
    そして「ファミレス」の多様化が家族の多様化を反映している。

    面白い説明だなと思う。筆者のグルメレポートもグーッときた。

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    2013年02月22日
  • 定食学入門

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    面白かった。
    作者は日本全国津々浦々の定食屋(その他普通の飲食点も)食べ歩いていて、その飽くなき研究心に驚かされた。
    中盤の、定食の歴史のところはあまり面白くはなくて(日本史などに興味がある人にとっては面白いだろうが)少ししんどかったが、第1章と第5章は作者の定食への愛を最も感じることが出来て面白かった。

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    2023年05月19日
  • 昭和平成令和定食紀行

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    昭和から続く名店を中心に紹介する、定食グルメエッセイ。
    第1章 昭和~平成~令和を生き抜いた全国名店行脚
    第2章 「さあ、今日は何を食べようかな」テーマ別探訪
    第3章 焼きそばVSチャーハン
    第4章 東京メトロに乗って首都圏定食漫遊
    第5章 作家と食
    第6章 北海道から九州まで全国定食紀行
    番外編、コラム有り。
    味も値段もボリュームも大満足の、全国定食紀行。
    いつの間にかの第九弾に驚き!
    コロナ禍で、行ける店がご近所さんばかりとなった昨今、
    他所に食べに行きたい店はあれど、躊躇してしまうジレンマ。
    なので、この本の存在はありがたいです。
    歴史を感じる名店だけでなく、その土地の特色のある店や

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    2022年06月27日
  • スイーツ放浪記

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    定食評論家である著者はお酒に弱く、甘党だそうです。
    今までの著作にも、昼に訪れた定食屋のデザートを
    注文して満足感に浸っていたそうで、これはその集大成
    と言えます。

    もちろん「甘味」だけを求めて訪れている店も紹介
    されていて、酒飲みからは最も遠い世界が覗けます。

    それにしてもフルーツパーラーなどでパフェを注文すると
    2500円くらい軽くするのは驚きました。

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    2019年09月26日
  • ファミリーレストラン~「外食」の近現代史~

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    「24時間戦えますか」そんな言葉に乗せられて、長い通勤時間、仕事を終えて夕食(夜食)代わりに居酒屋でいっぱい、帰宅すれば「もう寝てる」(当然です、了解のもと)、出勤時は「まだ寝てる」(了解です)、そんな昔気質?の仕事をしてきました。子供が小さい頃は、妻におんぶにだっこでした。「感謝」「有難う」の言葉だけです。ごくごくたま~~~にファミリーレストランに行ったでしょうか。今柊二 著「ファミリーレストラン」、2013.1発行、ファミリーレストランの誕生から隆盛、そして発展・変化していく全貌がよくわかりました!

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    2018年09月01日
  • スイーツ放浪記

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    ネタバレ

    こういうものを幸せに書けるおじさんが他にあまりいないのよね。カワムラがでてきたり(おいしいよね)。
    切り山椒を伊勢崎モールのみのやで見つけて食べる話、久しぶりのホブソンズに武蔵境のフードコートでラムレーズンアイスでコーヒーフロート、追分団子のお茶、パリジェンヌのシベリアとシュー。
    知っている店の記述の的確さに行ってみたい店ができる。

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    2018年05月31日
  • スイーツ放浪記

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    定食評論家のスイーツ食レポと蘊蓄の本。
    第一章 スイーツ歴史探訪と分析
    第二章 スイーツ激戦区、首都圏をめぐる<洋菓子編>
    第三章 スイーツ激戦区、首都圏をめぐる<和菓子編>
    第四章 気軽に楽しめる!食事処でスイーツ
    第五章 みんなが笑顔になる!お土産スイーツ
    第六章 日本スイーツ紀行
    第一章の歴史探訪は少なめで、
    スイーツ好きの中年おじさんが全国86店で食べまくる
    食レポ中心といった内容。
    スイーツ男子へのエールも感じられる。
    一人での食レポは大変で、近所、仕事の移動の途中、
    出張先、帰省等、範囲が限られてしまうのは
    仕方ないでしょう。
    でもま、よく食べ歩いたものだと感心してしまいます。

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    2018年04月28日
  • とことん! とんかつ道

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    定食評論家のとんかつ食レポと蘊蓄の本。
    第一章 とんかつとサラリーマン・・・サラリーマンの多い都心。
    第二章 とんかつと学生・・・神保町や早稲田等、学生街。
    第三章 ありがたいチェーン系とんかつ・・・和幸、さぼてん等。
    第四章 とんかつ発展史・・・その歴史と発展、老舗。
    第五章 とんかつのバリエーション・・・かつ丼、カツカレー等。
    第六章 日本とんかつ紀行・・・旅先でのとんかつとバリエーション。
    最終章 とんかつオブザワールド・・・アジア、ハワイでのとんかつ。
    この一冊で、とんかつの事が詳しくなりそう。
    相変わらずの美味しそうな食レポも衰えていません。
    だから、読んでいると食べたくなってしまう

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    2018年04月09日
  • ニッポン定食散歩

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    近所の店が載ってたので、つい購入(^^;
    今回の定食巡りは、山手線一周・洋食系・生姜焼き・
    チェーン系・全国と、広い範囲で。
    加えて、立ち食いそばもあるという、食レポな内容。
    その食レポが本当に美味しそうなので、
    自分も行きたくなってしまう。

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    2018年01月05日
  • ニッポン定食散歩

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    “定食マエストロ”今柊二の食べ歩きガイドシリーズ第一弾『定食ニッポン』が刊行されてから丸十年。今回再びステキな定食求めて山手線1周定食巡りの旅に出発!! 10年経って変わるもの変わらないもの、地元客で溢れる昔ながらの定食屋やサラリーマンたちがどんどん吸い込まれていく中華屋、おかみさんの温かい人柄が人気の食堂、何度でも通いたい洋食屋…心もお腹もきっと満足できるをオススメの名店をご案内します。

    抜群の安定感。空腹時に読むと大変。

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    2017年12月10日
  • 洋食ウキウキ

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    おお、洋食も出ましたか~!
    と、新書にしてはの厚さにひるんだものの、
    読み進めれば面白い、今さん節♪
    洋食の歴史?と定義、メニューについてで始まり、
    後は食レポのオンパレード!
    定型化しつつある文章ではあるけど、
    食レポと画像が一致しているので、
    美味しそうさが味わえてしまう。
    お店の索引と参考文献が載っているのも親切。
    キッチン南海やその他、大手でないチェーン店に
    ついて、別に一冊書いて欲しいです。

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    2017年11月10日
  • 旨い定食 途中下車

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    食レポが実に美味しそうなのですよ~。
    味噌汁や漬物にも言及・・・厳選した店だろうけど、
    否定的な文が無いのには好感が持てます。
    優しさが溢れていて、行きたくなってしまう。

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    2017年11月10日
  • ファミリーレストラン~「外食」の近現代史~

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    「定食と古本ゴールド」が良かったので、
    同じ作者の本を選んでみました。
    これまた面白かった♪
    文章はいたって真面目な、ファミレスの創生史。
    「外食」から始まり、デパートのお子様ランチ、
    家族で食べる「外食」へ。
    それは、江戸から明治、戦争を経て、高度成長にバブル・・・
    時代の移り変わりの中での家族の変容、食事の変化が、
    ファミレスという「外食」形態の勃興に密接に関わっていく。
    主なるファミレスの成り立ちから展開が詳しい。
    また、実食レポも楽しい・・・美味しそう(*^_^*)

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    2017年10月04日
  • 洋食ウキウキ

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    お店や料理に関する適当なセレクト、根拠を示さぬ断定など、あいかわらず今柊二の世界です。料理に対する評価もワンパターンだし。それでも、この人の本はニヤニヤしながら読んでしまう。この適当な感じが好きなんです。

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    2017年04月12日
  • 洋食ウキウキ

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     以前、「とことん!とんかつ道」という本を取り上げたことがある。定食評論家である著者の最新作が洋食がテーマの今回の本だ。



     老舗、町の人気店、チェーン店など様々。地域も東京以外にも首都圏、関西三都、そのほかの地域の店もいろいろ取り上げられている。写真も掲載されているので、ペラペラめくっていくと腹いっぱいになってしまう気分だ。



     洋食の歴史を紐解き、著者なりの世代別洋食「ウキウキ」感の研究というめずらしい視点から洋食を語り、メインメニューとアラカルトの研究を通して、メニューについて述べる。



     洋書「聖地」探訪として人形町、銀座(日比谷)、日本橋、浅草、上野、神保町界隈、横浜が取

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    2017年01月15日
  • 立ちそば大全

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    ○定食評論家の今氏の著作。
    ○首都圏近郊を中心とした「立ち食い蕎麦」の店を中心に、メニューの紹介と独自の立ち食い蕎麦への思いをまとめたもの。
    ○どれも美味しそう。

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    2014年06月23日