スタッズ・ターケルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下巻は、5章の途中から最後の9章まで760ページあまりの厚さでした。
わたしの仕事は、下巻にありました。
この本は、たぶん、今から就職しようという若い人よりも、今、お仕事に就いているかたのほうが楽しめるのではないでしょうか。
アメリカのしかも1970年代という古い内容ではありますが、そのくらい場所も時間も離れているほうが、今となっては生々しくなくて、落ち着いて読めるような気がします。
現在のご自分と比較しながらでも良し、昔の世間話を聞く感覚でも良いかと思います。
大人のかたに一度手に取っていただきたい本でした♡
本書は、私が自らのキャリアにおいて下してきた数々の選択に -
Posted by ブクログ
親が亡くなり、身近な人の死を聞き、自らも平均寿命の最終コーナーに近づきつつあることを自覚するようになると、「死」について考えることが多くなってきた。これだけは絶対にしたいと思うようなことも特にないけれど、あと余命一年と言われたら、それはそれで大きなショックを感じると思う。ほかの人たちは「死」についてどんなことを考えているのだろう、そんな関心をもって本書を読み進めた。
下巻では、HIV感染者の何人かのインタビューが収録されていて、死の病と恐れられ、差別もされていた時代だったことを思い出させられたし、いかにもアメリカらしい、悲しい事件を経て信仰心に目覚めた人たちの声も取り上げられている。
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Posted by ブクログ
最近日本でも様々な人たちが自らの生活を語った内容をまとめて本として出したりすることが増えているが、本書の著者スタッズ・ターケルはアメリカでは高名なインタヴュアーらしい。どうしてこの本、「死」についての本を書こうと思ったのかについては、自ら「はじめに」で詳しく語ってくれている。死という体験、それは唯一、だれひとりとして味わったことはないが、いずれはだれもが味わう体験。
人生の第4コーナーに差し掛かった自分には、この言葉が心に沁みた。「ここに記された数々の死についての証言は、同時に生についての、生がいかにかけがえのないものについてかの証言でもあり、ときに混乱していたり不完全だったりするにせ