すぶりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「裏切ったからだ」ーーーー
ここまでで一番好きな巻かもしれん。結局自分が十文字先生に求めてしまうのはこの路線なのか……脱却したい。2巻までの幾分か柔らかい冒険活劇が、一気に薔薇マリの世界観に近付いた。カルアの思い詰めた心と、ドロシーの虚脱と焦燥が駆け足で過ぎ去っていって、追い掛けるだけでつらかった。どうあがいてもこの物語はカルアとドロシーの話で、それ以下でも以上でもないんだなと思った。二人の逃避行の物語を突っ走った感じ。3巻で終わっている、んだよな? ラストは驚いたけれども、また薔薇マリからのアダムヘッドからのまた別タイトルで世界が続いている様を見たいです。カルアも、ドロシーも、幸せになれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「よくある。そういうことは。とてもよくある」ーーー
カルアの内面が出てきて、ようやくキャラが掴めてきた感じがした。サブタイトルは誰の事なんだろうか。並びからすると新キャラたちなんだけれども、魔法使いは可哀想、なんだろうか。エルチネさんと師匠の関係性がすごく好きなので、外伝ほしいなぁ。
2巻として、それぞれの事が少しずつ明かされて、物語が進み出した感じがとても良かった。読んでいてワクワクするそれ。筆者さんの小出しテクが好きなので、来たぞーという感じ。ドロシーの物語はすごく、絵面を想像させる描写が多くて、こちらの妄想力が試されているなと勝手に思った。魔法のところの想像が難しかった。でも文章にス -
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ネタバレ 購入済み
お・も・て・な・し
面白いですね。世界観(和風)も良く、キャラも魅力的で、あっという間に1冊読んでしまいました。つくもちゃんて、あの茶釜なのか・・?さて、次の巻を読むかな・・
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Posted by ブクログ
使える物は直して使う、がモットーの主人公。
ある日帰宅したら、祖父が置いて行った付喪神の茶釜が。
もしやある意味擬人化では?! と思ってしまうのは
主人公の友人の性格があれだったから、でしょうか?
クラスメイトの不幸少女を救うために頑張った主人公。
したらば、出るわ出るわ、な付喪神達。
これだけ至近距離にいるのにもびっくり、ですが
攻撃してくるのもびっくり。
皆様、ご主人を愛してますね~w でした。
なんにせよ、無理強いはいけないよ、という
青春ものでしたけど、主人公の付喪神が可愛い。
あれがあれになるとか…どういうメカニズムですか? と
聞きたくなる幼女です。
全員、自分の性格にあった付 -
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Posted by ブクログ
ネタバレこの作品、何がしたいのか分かりません……。
単体としてはなかなか面白い魔法ファンタジーだと思います。
世界観は良く出来ているし、キャラも多すぎず少なすぎず、それぞれに個性が立っている。
一見お互いに興味が無いようで、実は鉄より固い絆が垣間見える主人公とヒロインの関係は素直に素敵。
今回の新キャラも、上手い具合に過去エピソードを挟みつつ、表の顔と裏の顔の使い分けが上手いと思います。
しかしですね。
全部『薔薇のマリア』の焼き直しじゃねーですかこれ。
1巻の時点で世界設定と魔法の設定がそのまんま……魔法に至っては名前すら変わっていない。同じ世界の違う場所・時間軸での物語なのかなと思ったレベル。 -
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Posted by ブクログ
胸がサブメインの児童書くらいの 気持ちで読むと収まる感じ。
序章 がすごく好きだ。アニメにしたら すごく映えると思う。
魔王は良い人側なのかな?というのを今頃理解した。
帯に「性悪魔法使い」と 紹介されているカルアが全く性悪 じゃないのはなんとなく期待していたのと違った……帯ぃ。
しかし十文字さんのキャラクターで性悪あ んまいないなと思い直す。
レ ビューで薔薇マリ薔薇マリと聞い ていたのでまさか誰も死なないとは思っていなかったな…。
この世界で「魔王」とはなんなのか、なぜ二人は逃げるのか、先にある物 を知りたいから次刊お願いしま す。 -
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