【感想・ネタバレ】聖断罪ドロシー03 きみへとつづく長い道のレビュー

あらすじ

妖艶な女魔法使いエルチネに、魔法の半永久触媒である籠手を奪われたカルア。魔法の行使が制限されながらも、エルチネを追うカルアとドロシーだったが、一方で帝国の執拗な追っ手もせまっており!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「裏切ったからだ」ーーーー


ここまでで一番好きな巻かもしれん。結局自分が十文字先生に求めてしまうのはこの路線なのか……脱却したい。2巻までの幾分か柔らかい冒険活劇が、一気に薔薇マリの世界観に近付いた。カルアの思い詰めた心と、ドロシーの虚脱と焦燥が駆け足で過ぎ去っていって、追い掛けるだけでつらかった。どうあがいてもこの物語はカルアとドロシーの話で、それ以下でも以上でもないんだなと思った。二人の逃避行の物語を突っ走った感じ。3巻で終わっている、んだよな? ラストは驚いたけれども、また薔薇マリからのアダムヘッドからのまた別タイトルで世界が続いている様を見たいです。カルアも、ドロシーも、幸せになれよ……

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2019年09月13日

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