【感想・ネタバレ】つくも神は青春をもてなさんと欲す ２のレビュー

慶野由志 / すぶり

物の修理が得意な高校生・物部惣一は、激動の「村正事件」を乗り越え、茶釜の付喪神・つくもたちと騒がしくも心温まる日々を送っていた。ある日惣一たちは粋華に頼まれ、ある付喪神を鑑定する。つくもの見立てでその正体は『打ち出の小槌』の付喪神と分かるが、突如その小槌を狙った忍者に襲撃される。さらにその後、惣一に不運による深刻な金欠という最大の試練が訪れる。やむなく喫茶店でバイトを始める惣一だが、店長の妹、四画崎比良がなぜか敵意を向けてきて…!? 道具を愛する少年と小さなつくも神が贈る心の“おもてなし”学園ファンタジー、第2幕!

[ブクログ · ★★★★☆]

登場人物たち(主につくも)の可愛らしさにめっちゃ癒されるんですけどー。もっと評価されるべき隠れた名作じゃないかな。
今回も心温まるストーリーでほっこり。あと和風メイドさんが素敵で表紙から惹かれるものがありました。
心のつながりとかおもてなしとか、今どきのライトノベルとしてはとても貴重なのでぜひこのままのほのぼの路線で続いてほしいシリーズです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

付喪神のあふれる日常系？ストーリー。1巻の時もだったけど、超常の現象なのにすんなり物語にマッチしてるように思えるのは雰囲気が好みだからなのもあるのかな。末永く続いてほしい。今回は喫茶店がメインな話。家族の絆からほんのり甘酸っぱい恋模様まで楽しく読めました。月野原さんが可愛い生き物すぎてもう。このまま小悪魔的天然ぶりで邁進して欲しい。しかし○○の付喪神で能力が爆発ってのは斬新ですな(笑)そりゃ凹みもするわ。