伊藤亜衣のレビュー一覧

  • ある行旅死亡人の物語

    購入済み

    うーん

    死人に口なしと言うが、自分の痕跡を極力残さずに逝った彼女の心情を今となっては知る術がない。どんな人間にも歴史がある。誰にも告げなかったことは当人しか知らずにこの世から消えていく。明日は我が身だろう。

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    2025年04月11日
  • ある行旅死亡人の物語

    ネタバレ

    一気に読めました

    本が届いてから、2日で一気に読みました。
    皆さん、書評されている通り
    かなりの謎を残しての終わりですが、もし真実がわかったとしても本には書けれないと思います。

    なぜ、四姉妹を三姉妹としたのか?
    長女が千津子さんの事を語りたがらない理由
    おそらく1回くらいしか会わなかった甥、姪の写真を大事に持っていた事
    なぜ、部屋にベビーベッドがあったか?
    千津子さんに子供があったという、知人の証言

    この辺りを推理すると大体の方が真実をわかると
    思いますが、これは身内の手前、本には書けないでしょうね。

    やはり、この話の一番の謎は内縁の夫?「田中竜二」の存在でしょう。

    ヤクザだったかもと予想されている人も

    #ドキドキハラハラ #深い

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    2024年08月31日
  • ある行旅死亡人の物語

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    旅行死亡人って言う言葉と制度をこの本で初めて知れた。何故大金を抱えたまま一人孤独死をしたのかの謎は残ったままで闇深い事情を抱えていそう。身元がわからない状況の中で記者達の執念で手がかりを掴み繋がっていき身元を判明できたのは凄い事だ。どんなに身寄りの少ない人でも故人を覚えていてくれてる人や記録など何かしら残っているものなんだなと感慨深くなった。人の人生を追っていくのは面白い。晩年は一人で過ごしていたようだが幸せな時代があったと願わずにはいられない。一人で生きていたと言え不幸せとは限らないが。

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    2026年03月07日
  • ある行旅死亡人の物語

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    記者ってこうやって一つ一つ辿っていくんだというお仕事ドラマでもあり、人は一つの痕跡も残さずに存在することなど出来ないということを感じる話だった。
    結果的に全ての謎はわからないというのも非常にリアルで、たぶん隠したいことがあって隠したのだろうからご本人からするとやり遂げたのかしら…本当のことはもうわかりようがない。

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    2026年02月25日
  • ある行旅死亡人の物語

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    2020年4月。兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が孤独死した。 現金3400万円、星形マークのペンダント、数十枚の写真、珍しい姓を刻んだ印鑑鑑・・・。記者二人が、残されたわずかな手がかりをもとに、身元調査に乗り出す。舞台は尼崎から広島へ。たどり着いた地で記者たちが見つけた「千津子さん」の真実とは?「行旅死亡人」が本当の名前と半生を取り戻すまでを描いた圧倒的ノンフィクション。 
    面白かった。でもてっきり全ての謎が解けたのかと思いきや、結局身元は分かっても、半生は謎に包まれたままでもやもやは残ったな。もちろんこれだけ調べるのがどれだけ大変かというのは重々承知だけれど。そもそも行旅死亡人という存

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    2026年02月23日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ネタバレ

    行旅死亡人-病気や行き倒れ、自殺などで亡くなり、名前や住所など身元が判明せず引き取り人が不明の死者を示す法律用語-

    本書は、3000万円という大金とともに孤独死したある女性を、共同通信社の記者がその人生を取材をもとにたどるルポ。

    身元を証明するものを一才もたず、保険にも加入しないまま、3400万円という大金を現金で保管したまま。40年にわたり住んでいたアパートも内縁の夫(?)名義、右手の指を全損。夫らしき男性も、職場さえ虚偽の賃貸契約書。
    彼女はいったい何者なのか、どのような経緯があってこのような最期をとげたのか。
    警察や探偵もあきらめた身元の捜索、残された印鑑の苗字から舞台は大阪から広島

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    2026年02月08日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ノンフィクションの事件を追う作品は初めて読んだ。
    死者の人生を追うこと。
    不審な死を遂げた死者の人生を解明して表に公表することで、報われるのか干渉すべきではないのか。
    故人の意思は今となっては分からないままだけど、関わってきた人の思い出話に出てくるならそれはそれで必ず報われるはずだと思う。

    人間の生きた痕跡は必ずどこかに残る。
    自分が死ぬとき、そばに誰か居てくれるだろうか。
    誰かの心に残っているのだろうか。

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    2026年02月05日
  • ある行旅死亡人の物語

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    現金3,400万円を残して亡くなった正体不明の女性の正体を、わずかな遺品を頼りに記者たちが執念で辿っていくノンフィクション。調査が進むにつれて彼女が歩んできた人生が断片的に浮き彫りになり、たとえ本人が孤独を感じていたとしても、人はただ生きているだけで誰かの記憶や記録に確かな足跡を残しているのだと強く実感させられた。最後まで明かされない謎の数々に、彼女の秘密や心境にまで想像が膨らみ、一人の人間の尊厳について深く考えさせられる物語だった。

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    2026年01月27日
  • ある行旅死亡人の物語

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    行旅死亡人(こうりょしぼうにん)と言う言葉をこの本を通して初めて知りました。
    行旅死亡人とは本来、旅の途上に倒れた者を指す言葉だったとのことですが住所・氏名が不明で、かつ引き取り手(親族など)がいない遺体を指す法律用語だそうです。

    1人の死者の人生を丁寧に追うこの本の作者であり記者のお二人の奮闘が垣間見れました。

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    2026年01月23日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ノンフィクションの本ってあまり読んだことがなかったけど、これは面白い。謎は残るが、ここまで1人の人生を明らかにできることは、記者の力を感じる。惜しい点としては、武田さんが書いた文と伊藤さんが書いた文の判別がつきづらいこと。

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    2026年01月16日
  • ある行旅死亡人の物語

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    行旅死亡人という言葉を初めて知った。また記者は取材をこうやって進めていくのかというのもリアルにわかっておもしろかった。ひとつ社会勉強になった。

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    2026年01月09日
  • ある行旅死亡人の物語

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    『行旅死亡人』として処理された、身元不明の女性の死。
    本来なら記録の片隅で終わるはずの存在を、多額の現金が残された金庫、色褪せた古い写真、わずかな遺留品。その断片を拾い集め、記者たちは膨大な労力をかけ粘り強く追いかけていく。

    読み進めるうちに、彼らが抱える「この物語を世に送り出したい」というプロ特有の強い自負が、静かに伝わってくる。それは単なる使命感というより、書くことを生業とする者が持つ、抗いようのない「業」のようなものかもしれない。

    彼女が守り通した秘密を、記者の執念が解き明かしていく。その過程にある一種の危うさも含め、書き手の「読ませたい」という熱量がこの物語を形作っているのだと感じ

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    2026年01月08日
  • ある行旅死亡人の物語

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    面白そうな事件だけど、ちょっと書き手さんが入れ替わるので「今どっちが話してるんだろう?」が気になってしまってちょっと読みづらかったです。

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    2026年01月03日
  • ある行旅死亡人の物語

    購入済み

    目線の先

    ある行旅死亡人の身元を新聞記者の取材を通し、過去に遡り追跡する。謎の死を遂げ、行旅死亡人となった女性。残された高額なお金、関わっていた人がいない、健康保険証がない、など不可解なことが多いので、ミステリー的な要素もあった。
    読み進めるうちに、この女性の遠い過去より、直近のことが知りたい気持ちが強くなった。それは記者の視線と自分の視線が違うことにあるのだと思った。本人が行旅死亡人(本人はその概念をご存知なかったと思うが)を選んだ意味が知りたかった。

    #じれったい #切ない

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    2025年12月21日