伊藤亜衣のレビュー一覧

  • ある行旅死亡人の物語

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    尼崎で孤独に亡くなった1人の女性の人生を2人の記者が追いかけていくノンフィクション。 巨額の現金と手に障害があったため色々な憶測があったけど調べていったら、、、やっぱりミステリアス! 「墓場まで持っていく」という意味がよくわかりました。最後は孤独だったけど、記者の方が丹念に歴史を追われたこと自体が女性の追悼になったと感じます。人と人とのつながりの大事さを改めて気づかせてくれた一冊となりました。なんとなーく付き合っていた同級生、仲良かったけど会社を辞めちゃった人、 小学校や中学校の時に一緒に部活やってた人たち、、、全員が気の合う人じゃなかった だからこそ今ここで繋がってくれている人に改めて感謝し

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    2026年02月22日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ネタバレ

    まさに、一気読みした。
    面白かった。

    本書の最初に複数の謎が提起されていた。
    本書を読んでいて、全て(ほとんど)の謎が解かれるのかと思いきや、死人であるのだから当たり前ではあるのだろうが、解かれる謎は一部だった。
    この一部の謎を解くために、(すべての謎を解こうとしていたはずだが)二人の記者は駆けずり回っていた訳である。
    結果が伴うか分からない2人の取材行動は、記者職という仕事の大変さをまさに体現しており、畏敬の念を心から抱く。(死者への尊崇の念を抱いているのも、また、好感である)
    また、調査結果を誇張せず、わかった内容までを読者に伝えるのもまた良い。結局死者を扱っているのだから、全てが判明す

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    2026年02月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ある身元不明の遺体の告知をもとに、その人物がどのような人物であったかを調査する内容。
    警察、家庭裁判所、弁護士、役所、探偵と、日本における正攻法での探し方をしたが対象者は絞り込めず、マスコミであった著者の方が特殊な苗字の判子に目を付け、草の根的に情報を集めていく内容になっている。

    この本のすごい所は実話であることに尽きる。
    故人の情報のカケラを持つ人物たちを探し出し、集めた情報をつなぎ合わせ、人物の情報を補完、特定していく辺りは最高にエンタメしている。
    確実に運もあったとは思うが、本では省かれている大量の調査があったんだろうなというのを感じた。

    人間一人が社会で生きるというのは膨大な情報を

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    2026年01月29日
  • ある行旅死亡人の物語

    匿名

    購入済み

    引き込まれました

    物語の先が気になり一気に読んでしまいました。
    ニュース記事見てとても気になっていたので購入して読んでみましたが人生について考えさせられ、死んでもなお、生きた証がのこされていることが素晴らしく感じました。

    #深い

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    2025年05月07日
  • ある行旅死亡人の物語

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    小さな記事に「ん?」ってなることあるけど、記者はそこを掘り下げるのが仕事か。誰かが探してくれないと、痕跡を消すのは簡単なのかな。田中千津子さん、孤独死、もしくは野垂れ死にに近いかもしれないけど、それが不幸かどうかは本人にしかわからないからな。

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    2026年02月21日
  • ある行旅死亡人の物語

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    フィクション慣れしてしまっている自分は「決定的ななにか」を求めてしまう

    過程、道中には数えきれないドラマがありそこが丁寧に描かれているから、ノンフィクションだということを忘れ壮大なオチやどんでん返しを求めてしまっていた

    モキュメンタリーが流行る中でこういった本物に価値が生まれてきているような気がします

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    2026年02月18日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ノンフィクションなのに、まるでフィクションを読んでいるような、題名にもある「物語」のようだった。大金を残して亡くなっていたとはいえ、有名人ではない方の身元、人生について調べられたことは、引き合わせというかタイミングが合ったのだろう。珍しい名字でなければ身元が判明することもなかったのだろうが、それにしても死因に不審な点がなければ、身元が判明するまで警察であっても調べられないのかという驚き反面、納得するところもあった。身元不明な方が多すぎて、警察だって手が足りないのは当たり前だし、事件性があるものを優先するのは仕方ないのだろう。行方不明届が出されてなければ捜されないだろうから、無縁仏となる方たち

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    2026年02月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    著者達は、何のためにこの物語を本にしたのか。きっと、ただ娯楽として読者にミステリーを届けたかったわけじゃない。ある人の人生を、生きた証を、『本』というかたちにして残したかったのかもしれない。
    読み始めはとくに、この物語が実話だということが信じられなくて、帯に書いてある「ノンフィクション」という文字を何度か確認した(笑)
    いくつかの謎が最後まで解けなかったのはモヤモヤが残ったけど、それがノンフィクションだなって感じもした。

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    2026年02月10日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ノンフィクションをあまり読むことはありませんできたが、面白かったです。
    1人の死者の生活史を調査する大変さやもどかしさ、事実がつながった時の喜びなどが丁寧に描かれていました。
    随所に記者の思いが記載されているのも、生きている者の暖かみを感じました。

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    2026年02月08日
  • ある行旅死亡人の物語

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    行旅死亡人という言葉を初めて知った。病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語なのだそうだ。死亡人の身体的特徴や発見時の状況、所持品などを官報に公告して引き取り手を待つらしいが、それで引き取り手が現れるケースはどれくらいあるのだろうか。
    ある記者が偶然目にした死亡記事を発端に、孤独死した身元不明の女性の謎に迫ってゆく過程に引き込まれた。実際に調べた人の言葉だと思うと、「人間の足跡、生きた痕跡は、必ずどこかに残る。」という文にも重みを感じる。
    明らかになったこともあるが、謎のまま残ったこともある。なんだかそこには、亡くなった女性の意思が働い

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    2026年01月24日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ミステリー小説だと思って読み進めていた!写真もあってずいぶん本格的だなーと。が、途中で著者の名と記者の名が同じでびっくりした。
    前半進みが遅く(小説と思って読んでいたからかも…。)感じられたが、後半からは一気読み。記者魂アッパレ!

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    2026年01月20日
  • ある行旅死亡人の物語

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    始まりは1人の遊軍記者が見つけた行旅死亡人の記事だった。

    行旅死亡人(こうりょしぼうにん)
    病気や行き倒れ、自殺などで亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語。


    2020年4月、兵庫県尼崎市のアパートで手元に現金3,400万円を残して亡くなった身長133cmの右手指を欠損した女性。
    40年以上住んでいたアパートは「田中竜次(仮名)」名義で契約されていた。しかし下の階に住む93歳の大家は、男性の姿を見かけたことはなく女性は1人暮らしだったと証言する。

    タナカチヅコと名乗っていたその女性の部屋から「沖宗」という珍しい姓の印鑑が見つかったことを手がかりに2人

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    2026年01月14日
  • ある行旅死亡人の物語

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    どうやっても死亡人の身元は判明しないだろうというところから、よくぞここまで解き明かしたと思った。
    ノンフィクションなのに、まるでフィクションみたいな設定と謎の難易度だから、ミステリーとして読めるかも

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    2026年01月13日
  • ある行旅死亡人の物語

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    こんなことがあるんだぁー。へー。記者の人たちすごい!謎は謎のままなところもあるけど、それもまたリアル!

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    2026年01月12日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ノンフィクションなのにフィクションみたいな面白さがある。けれども、謎はすべて解けないところは、やはりノンフィクション。

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    2026年01月11日
  • ある行旅死亡人の物語

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    この超大作がノンフィクションなことに驚く。記者の調査力と粘りに脱帽。
    調査対象者の夫とは?なぜここまで隠れた暮らしをしていたのか?
    究明しきれない部分は多くあるものの、これが返って真実だよなと実感できていい。

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    2026年01月04日
  • ある行旅死亡人の物語

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    とても面白かった。
    スッキリしない終わり方だったが、ノンフィクションってそういうもんよね。
    意外と日本人も暖かい。捨てたもんじゃないわ。

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    2025年12月27日
  • ある行旅死亡人の物語

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    記者の人はすごいなぁ。警察や探偵が分からなかったことを調べ上げるのだから。
    こうして調べてもらって昔関わりのあった人に思い出してもらった千津子さんは幸せだったんじゃないかな。
    多額の現金、人目をしのんだ生活とまだ謎は残るが、それもまたリアル。

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    2025年12月26日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ネタバレ

    とても面白かった。
    小説ではなく記事の加筆修正をまとめた"実話"だということがとても信じられなく、1人の人間の生と死とを実感することが出来た。本書にも似たような事が綴られていたが、駅や街ですれ違う人ひとりひとりにその人だけの人生があり関わりを持つ大勢の人がいるということが身に染みた。普段意識することができてないないが自分は今どのような人に支えられ、どのような人と関係を持っていて、それは今後どのように変化していくのかを考えさせられた。

    千津子さんの晩年の生活や大金の謎、男性との関係など不可解な点は多く残されたが、最初は名前が本当かすら不明であった女性の出生から家族構成など多

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    2025年12月21日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ネタバレ

    謎を追うことにグイグイ引き込まれていくが、初めは陰謀的な話かと思いきや、だんだんと人の人情や哀愁で物悲しく切なくなる作品だった。

    ぬいぐるみを子供の様に大切にしている事がわかる実際の写真に、胸が苦しくなった。
    彼女の人生の謎は本当の事は結局はわからないが、不幸せか幸せかは、他人が判断することは出来ない。
    考えさせられる本だった。

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    2025年12月21日