ジル・ペイトン・ウォルシュのレビュー一覧

  • ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎

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    前作よりは背景に納得できる。伏線に整理があったらな、とは思うものの←超偉そう なかなかのまとまり。いかにもありそうな感じでした。特によかったのはラストシーン。人生最後にこの風景が見られたこと、自分のことのように嬉しかったです。

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    2024年01月14日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    どんでん返しというよりは何層にも重なった謎を一枚ずつめくって真実を探していく感じ。ヒントは至る所に散らばっていたが、最後繋がるところは綺麗だった。それはそれとして基本淡々と進むため、短いのに読むのが苦痛なパートが多かった

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    2023年02月13日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    あっという間に読めちゃった。あまりに幼稚なケンブリッジ大学生にため息、、そして大人たちもそこそこ幼稚、、、。亡くなった方が気の毒になるレベル。ラストの顛末はよかったです。

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    2023年01月25日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    何人かのほんのちょっとの弱さ、ほんのちょっとのイタズラ心が絡み合って事件になってしまった。2人の若者が亡くなってしまう。そしてラスト。正解かどうかわからないけど、未来のために正しい選択をしようとする何人かの人。人間の弱さと美しさ、社会には両方あって、、、面白かった。

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    2023年01月23日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    ネタバレ

    歴史と伝統のあるケンブリッジ大学の雰囲気や、美しい風景、庭園の描写には惹きつけられた。

    謎が少しずつ解けていく楽しさもあるのだけど、読後にはモヤモヤが残ってしまった。

    ケンブリッジ大学が舞台なのに、学生たちのカーストやいじめがあまりにも幼稚で、私が思い描いていたケンブリッジ大学のイメージとはどうも重ならない。これが中学生の話ならすんなり納得できるんだけど……。
    そして何より事件が決着したあとも、どうにも割り切れないモヤモヤが…。

    一方で、保健師のイモージェンは誠実で好感が持てた。保健師という立場や知識を活かして事件に関わる設定も面白い。

    ケンブリッジの雰囲気と保健師イモージェンの活躍を楽しむコージー寄りの作品として読めば楽しい。
    でも、コージーとして読むには陰湿ないじめや殺人など辛くなる場面もある。
    結局どこに軸を置いて読めばいいのか掴みきれなかった。

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    2026年08月31日
  • セント・アガサが揺れた夜

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    シリーズ最高ではない。
    最終巻ということで、惜しい気持ちはあるが大団円でもないし、一作目が正直言って最も楽しめた。
    ハムレットを修めておいて良かったなと少し感じた。

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    2026年08月05日
  • 貧乏カレッジの困った遺産

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    ネタバレ

    イモージェン・クワイシリーズの第3弾。今までとは毛色が違う話だった。まず大学が舞台ではなく、アカデミックな雰囲気もかなり削がれて、普通のミステリだった。ちょっと残念。
    セント・アガサ・カレッジの卒業生である大企業「ファラン・グループ」の会長が転落死する。さらに後継者も殺されてしまう。内部告発、スキャンダル、株の大暴落が起こり、それがセント・アガサ・カレッジの存続危機に繋がってしまう。周りの人間が会社や大学の一大事に右往左往する中、イモージェンは1人、一連の事件の犯人を探し出す。

    期待していた話ではなかったけど、まあまあ面白かった。でもイモージェン、アンドルーに失恋したみたいになっているけれど、彼は落ち着きないし、勝手な奴だし、全く魅力的じゃない。くっ付かなくて大正解。

    イモージェンクワイのシリーズはあと1作あるそうだ。

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    2026年06月03日
  • セント・アガサが揺れた夜

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    ケンブリッジ大学のセント・アガサ・カレッジ シリーズ4作目であり、最終巻。
    有名大学の学生武勇伝による事故死から始まる。
    真相を究明したい学生によるハムレット上演で、学内は犯人探しへと向かっていく。

    英国でハムレットが愛され続けているのだなぁと感じた。ストーリーだけでなく、セリフも常識として生き続けているかなぁ。

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    2026年06月01日
  • セント・アガサが揺れた夜

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    ここに出てくるみんな、今日も明日もああやって生きていっているんだろなと感じられるそんなシリーズ。最後だけど最後という気がしなかったな。
    綺麗に納得出来ることなんてそうそうない、心は簡単に癒えない、だけどお構いなしに人生は続いていくんだ。

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    2026年01月27日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    面白かったー!!短い中でめちゃくちゃ巧くストーリーが進んでいってスラスラ読めちゃった。半分過ぎたあたりからどんどん惹き込まれ、最後のトレイシーのとこで息が詰まってちょっと泣きそうなったね。事件についてはまあそれしかないでしょって感じで伏線が散りばめられてるのでそんな驚きもなかったけど、綺麗に回収されてくのは楽しかった!!
    続きのシリーズもまた読も!

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    2026年01月06日
  • ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎

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    偶然が重なってなければどうなったか、っていうのはあったけどやっぱり面白くてスラスラ読めた。
    一体いつまで勝ち取っていかないといけないんだろうと虚しくもなっちゃったけど

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    2026年01月06日
  • ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎

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    ケンブリッジ大学の保健師・イモージェンを主人公にしたシリーズ2作目。
    大学の数学教授(故人)が有名な数学の賞の候補になった事から、教授の妻が教授の伝記の執筆を伝記学者に依頼する。学者は、それを教え子に書かせる。イモージェンの家の下宿人のフランが伝記執筆をする事になるのだが、既に3人もの人が伝記執筆途中で姿を消している。なぜなのか、フランは大丈夫なのか?

    ケンブリッジでも、女性が学位を取れなかった時代があったことや、女性達の精密な作業から生まれるパッチワークキルトが謎解きの重要なピースになっていて、おもしろい。

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    2025年10月06日
  • 貧乏カレッジの困った遺産

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    シリーズ第三弾。

    ケンブリッジ大学の貧乏学寮・セント・アガサ・カレッジで学寮付き保健師(カレツジ・ナース)として働くイモージェン。
    彼女はカレッジが開いたディナーの席で、同カレッジのOBで大規模な金融グループ〈ファラン・グループ〉の会長であるサー・ジュリアスから自身が誰かに命を狙われている旨を打ち明けられます。
    その数ヶ月後、サー・ジュリアスが崖から転落死したというニュースを聞いたイモージェンは、その死に疑問を抱いて調査に乗り出しますが・・。

    今回はカレッジ内の事件ではないので、前二作のような大学ならではの情景描写は控えめで、大企業〈ファラン・グループ〉のゴタゴタというかドロドロした内幕がメインに描かれている印象です。

    ミステリ的には疑惑の転落死からの、第二の殺人発生といったシンプルな流れで、真相の意外さも含めて普通に楽しめるのですが、個人的にイモージェンと共に調査をする、アンドルーの言動に終始モヤモヤしちゃいました。
    このアンドルーが、イモージェンの元カレ的なポジションなのですが、気が多くて軽薄だし、調査の時もイモージェンの足を引っ張るような言動ばかりした挙句、途中からは調査自体をイモージェンに丸投げしちゃうという・・(-_-;)
    で、イモージェンもイモージェンでアンドルーのどこがいいのか、彼への未練を断ち切れず、完全に"都合のいい女"になってしまっているので、読みながら"もしコイツとよりを戻したとしても、100%浮気するから止めとき!"と、イモージェンの肩を揺さぶりたくなった私です。

    と、いうことでミステリ云々よりもイモージェンの事が色々と心配になった本作でございました。
    ラストでの寂しそうな彼女の姿に、しんみりとした気持ちになりながら、いつかイモージェン自身に幸せが訪れるよう祈らずにいられなくなった次第です。

    因みに解説によると、著者のジル・ペイトン・ウォルシュさんが2022年に亡くなられている為、このシリーズも次巻で最後になるとか・・うーん、寂しいですね~。

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    2025年03月23日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    ネタバレ

    面白い英国ミステリが読みたくて衝動買いしたが、まあ普通だった。あとがき(三橋暁)に―ー自動文学を寓話の領域から現実の世界に招き寄せた書き手として、フィリバ・ピアス、K.M.ペイトン、ロバート・コーミアと並び称されていきた。—ーという一文を発見してうれしくなる。

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    2024年12月18日
  • ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎

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    シリーズ第二弾。

    ケンブリッジ大学のカレッジ・ナース(学寮付き保健師)・イモージェンの家に下宿する学生・フランが、担当教授のゴーストライターとして、今は亡き数学者・ギデオンの伝記を執筆することに。
    ところがその伝記は、前任の執筆者たちが死亡や行方不明などで次々と頓挫していた曰くモノで・・・。

    今回はいきなり死体が発見された前作と異なり、序盤は穏やかなのですが、件の数学者の経歴の不可解な部分を追求していくうちに、色々不穏になってきて結果事件と繋がっていくという展開です。

    冒頭でイモージェンが友人達とパッチワークの制作している場面があり、その後もパッチワークキルトのテキスタイルについてのパートがあったりと、“何だかパッチワークに結構ページ割いているな・・”とパッチワークといえばキャシー中島さん(?)位しか思い浮かばない私は、その部分を斜め読みしそうになったのですが、後半でこのパッチワークの図案が謎解きのカギになったので、実はちゃんと繋がっておりました。
    というわけで、イモージェンがフランの為に謎を解明すべく奔走するのですが、その間学生の不正疑惑のとばっちりを受けたり、調査の為に訪れた農場で大怪我を負わされたりと、結構受難でお気の毒でした。
    そんな災難を受けながらも、様々な布石をちゃんと真相につなげていくイモージェンは流石です。
    終盤はちょっとハラハラしましたが、友人の巡査部長・マイケルの協力もあり、事なきを得て良かったですね。
    あと、最後にちょっとしか登場しませんでしたが、今回のキーマン(ウーマン)だったと言える、ヴィお婆ちゃんが素敵で、お婆ちゃんの輝かしいラストも清々しくて良かったです。

    カレッジの伝統的な雰囲気を楽しめるのも魅力なこのシリーズ。
    解説を読むと、原書の方ではさらなる続巻が出ているようなので、翻訳を心待ちにしております~。

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    2024年02月06日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    古典ミステリー、いや1992年は古典なんだよ……そうだよな…30年前じゃん…
    とあとがき読んでひきつった。
    元はYA系作家ということで1990年代のコバルトミステリーを読んで育った読者の私はすごく入り込みやすい。
    コバルトミステリーの主人公ってざっくりいうと「正しい」人間。
    理不尽なおとなのやりかたとかいじめがけったくそ悪いと思える人間であることが多い。弱虫だったりこずるかったりするけど読者にストレス与えないように設計されている。
    この主人公イモージェン・クワイもそう。
    ケンヴリッジの住人(生徒・講師・スタッフ・教授)にある特権意識を批判的に見ているし、被害者であるフィリップを思いやるちゃんとした大人だ。
    事件は4/5くらいのところで真相が明らかになるが、殺人とは別の謎『被害者はなぜそこにいたのか』の真実をイモージェンは追及する。被害者を愛するひとたちや希望をもってこの大学に来た故人のために動く。
    何の得にもならないが何故そうしたかというと、彼女はこの学校の住人の健康やこころを護る仕事に誇りをもっているからだと思う。すべてを知った彼女が断固として罪をゆるさない様子は読んでいて爽快だ。
    30年前のイギリスの階級主義はまだまだ強固だが今だって似たようなもんだろうなと思う。ただ、こういったいじめは今発覚したら確実に退学らしいけど。
    このシリーズはあと3作あるそうだけど同じように「学術的ミステリー+世俗ミステリー」の混合なのかな、楽しみだ。

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    2023年10月07日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    特別に凄いミステリーではないが、主人公が学寮の保健師って言う点が目新しい。被害者、容疑者共に寮生であり、日々の仕事をこなしつつ丹念に会話を続けていけるのも彼女の日頃のフェアな態度が信用されているとわかる。死者に対しても汚名挽回に奔走する点も好感がもてる。

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    2023年09月30日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    ネタバレ

    ちょっとしたイタズラ,軽いいじめの連鎖と親切心から何が引き起こされたか.事故かもしれないが死んだ者にとっては殺されたようなもの.イモージェンの粘りで名誉が回復されて本当に良かった.

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    2023年07月08日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    英国っぽさ満載(寄付金ネタをはじめ)。結果的にヒトを殺しても全く痛みを感じない(ダメージゼロ)の階級にうんざり。

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    2023年04月06日
  • ウィンダム図書館の奇妙な事件

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    長い話でもないのに、今ひとつ波に乗れなかったか。こんなんで殺すの等。初の作家だったので、YA物を試してみるか。

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    2023年01月18日