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1992年の静かな2月なかばの朝。ケンブリッジ大学の古色蒼然たる貧乏学寮セント・アガサ・カレッジの学寮付き保健師(カレッジ・ナース)イモージェン・クワイのもとに、学寮長が駆け込んできた。キャンパス内のおかしな規約で知られる〈ウィンダム図書館〉で、学生の死体が発見されたのだ。学生は何らかの理由で倒れた拍子にテーブルの角に頭をぶつけたと見られ、その遺体のそばには古書が一冊。たんなる事故なのか、それとも……? 巨匠セイヤーズのピーター・ウィムジイ卿シリーズを書き継ぐことを託されたほどの実力派作家による、英国ミステリの逸品登場!/解説=三橋曉
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年03月04日
懐かしく温かみがあるミステリ。最後の2行でなんとも満ち足りた気分にさせてもらったが、ああそういえば殺人事件だった…と、良い読後感を持ったことがちょっと後ろめたかった^^;
主人公がとても好ましく、やたらに背伸びしたり出しゃばったりしない。常識がありきちんと世間に向き合っている。皆に信頼されている様が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月07日
古典ミステリー、いや1992年は古典なんだよ……そうだよな…30年前じゃん…
とあとがき読んでひきつった。
元はYA系作家ということで1990年代のコバルトミステリーを読んで育った読者の私はすごく入り込みやすい。
コバルトミステリーの主人公ってざっくりいうと「正しい」人間。
理不尽なおとなのやりかた...続きを読む
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