橋本将功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なるほど。
マネジメントにおいて、こうすればいい、ではなく、
逆に、こうすると「壊れる」と、反面教師を前面に出してる本。
タスク、プロジェクト計画、コミュニケーション、キャリア、組織・環境に分類して、
アンチパターンを50挙げている。
まあ、なんだかんだ40年も組織で仕事をし、
さらにシステム部門でプロジェクトに係りPMOまでやり、
今は部下を持つ身になると、頷けるものばかり。
逆に言うと真新しさはない。
よく整理しました、というところ。
なので流し読み。
■タスク編
01 タスクを丸投げされて壊れる
02 指示が曖昧で壊れる
03 長時間労働で壊れる
04 プライベートが破壊されて壊れる
05 マイクロマネジメントで壊れる
06 アウトプットを放置されて壊れる
07 マイナスの指摘ばかりされて壊れる
08 非現実的な締切りを設定されて壊れる
09 決まっていない要件や仕様を元にタスクを進めさせられて壊れる
10 実行したタスクがキャンセルされて壊れる
11 評価が不公平で壊れる
12 責任の重さで壊れる
13 個人のアイデアや工夫が無視されて壊れる
14 ミスへの過剰な罰で壊れる
■プロジェクト計画編
15 プロジェクト失敗への恐れで壊れる
16 朝令暮改で壊れる
17 目標の不明確さで壊れる
18 期待の不明確さで壊れる
19 非現実的な工数とスケジュールで壊れる
20 変更管理の不十分さで壊れる
21 プロジェクト方針の変更で壊れる
22 経営陣の無理解で壊れる
23 プロジェクトの不確実性で壊れる
24 意思決定過程への非参加で壊れる
■コミュニケーション編
25 コミュニケーションの不足で壊れる
26 感情的なやり取りで壊れる
27 リモートワークの孤独感で壊れる
28 サポート不足で壊れる
29 公私の区別の困難さで壊れる
30 組織文化のミスマッチで壊れる
31 無駄な会議で壊れる
32 人間関係のトラブルで壊れる
33 チーム間の不和で壊れる
34 チームメンバーの離脱で壊れる
35 多文化間の誤解で壊れる
■キャリア編
36 キャリアパスの不透明さで壊れる
37 キャリア成長の機会の欠如で壊れる
38 職務内容と経験・スキルのミスマッチで壊れる
39 メンターシップの欠如で壊れる
40 プロフェッショナルスキルの成長停滞で壊れる
41 キャリア変更の際の失敗で壊れる
■組織・環境編
42 労働環境の不適切さで壊れる
43 無意味な組織変更で壊れる
44 社内政治で壊れる
45 情報セキュリティ意識の低さで壊れる
46 ツールや技術の不十分さで壊れる
47 継続的な緊急事態で壊れる
48 組織の倫理的問題で壊れる
49 職場のハラスメントで壊れる
50 価値観の変化に対応できずに壊れる
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Posted by ブクログ
【書籍の要旨】
まずます難易度が上がっていくプロジェクト。
プロジェクト成功に向けて
良かれと思ってマネジメントを行うものの、
やりすぎてしまうことで、逆にパフォーマンス低下、
場合によってはメンバーが離脱することになり、
逆にプロジェクトが失敗してしまう。
そんな失敗事例を50テーマに分けて紹介している本。
マイクロマネジメント
指示があいまい
ころころ変わる組織
など多くのテーマを紹介してくれているので、
自分のプロジェクトで起きていることについては、
その対処法を
まだ起きていないことについては、
起きないようにするための防止策を
学ぶ姿勢で書籍と向き合うと良いと思います。
【主なトピックと学びになったこと】
・タスクの丸投げ、あいまいさを防ぐフレームワーク
6W2H
What:何を
Why:何のために
Who:誰が
Whom:誰に
Where:どこで
When:いつまでに
How:どのように
How much:どれだけ
・正しいマネジメント
①人ではなく、プロセスをマネジメントすること。
適切な期間を定めて、必要な目的や目標が
達成されているかどうかを確認する時間を設け、
その際に相手の考え方や課題、進捗状況を
確認すること。
②小さな意思決定に関与させる
タスクの優先順位や実行方法などの
小さな意思決定は、メンバーに委ねること。
そうすることで、
主体性を育み、責任感を高めることに繋がる。
・コンウェイの法則
組織が設計するプロダクトは、
その組織のコミュニケーション構造を反映する
・日本人の労働に対する考え方
日本は諸外国と比べると、
権威主義・責任回避の組織文化が強い。
その結果、労働については、
賃金のために働き、
自分とは考え方や価値観が違う他者に対する
寛容性が低い
傾向が強い。
・ゆるブラック
業務量は適切でハードな印象はないものの、
新しいスキルを習得する機会が与えられず、
日々のルーチン業務をこなすだけの環境のこと。
このような環境では、
自分がこの組織で成長している実感が無い
と感じ、やりがいを徐々に失っていくこととなる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレプロジェクトマネジメントもプロダクトマネジメントも「ほぼ同じ」というザックリな視点ではあるが、「基本がわかる本」というコンセプトなのでこれで十分。プロジェクトを業務委託先と進めていく上で理解しておかなくてはいけないキーワードがしっかり盛り込まれている。
プロジェクトマネジャーならば、この本をすべて頭に入れてからスタートしてほしいところだ。
こういうプロジェクトマネジメントに必要な知識、手順がまとまっている使いやすいサイトって無いのかなぁ。経営理論やマーケティング理論もそうか。概念としては体系立てられているが、マニュアルレベルの個別対処となるとその時の状況、自社のリソース、自分やメンバーのスキルなど半分以上がケース・バイ・ケースの変数に依存するので動き方が異なってくるもんなぁ。プロジェクトも同じだよね。PMBOK(ピンボック)通りの手順だと石橋叩いてる途中でリソースが尽きちゃいます。
僕はプロジェクト・オーナーの立場で携わるので本書の第6章「契約」は特に勉強になった。手元においておくとしよう。