福澤ゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドンピシャ最高に楽しい作品でした。
2作目を読んで、久々見つけた同じ好みの作家先生に出会えたことを確信したよ。
最強の献身と、最悪の背景と、最狂のチート攻に、最良のモブで、設定とか展開とか謎解きとか、、、盛り盛りなのにちっとも疲れず読みきれた。最高に楽しい作品でした。
こう言うことがあるから、新人作家さんの読み漁りをやめられない。
惜しむらくは、イラストがどうにもダメだった。
そもそも最初は、それこそ福澤先生の作品じゃなかったら絶対に買わなかった自信があるくらいの苦手な絵柄だったし、読んでてもイメージの邪魔にしかならなかった。
それでも星の数を減らすには抵抗を感じくらい、お話はとても好きでした -
ネタバレ 購入済み
泣けます。続きが待ち遠しい…
タイトルに惹かれて購読しましたが、想像以上に深いお話で色々と考えさせられました。
主人公の郁実が溢れる母性(父性?)で、半魔と言う理由で殺されかけ誰も信じられなくなっているロイに深く温かい愛情を与えて守っていく過程は、とても胸が熱くなります。
また、元の世界の弟達の郁実への言動が酷く、でもとてもリアリティがありました。家族故に甘え、他人には言わないであろう遠慮の無い言葉を平気でぶつけてしまう…。
弟達からの心無い言葉に郁実自身も実は深く傷ついていたのを自分でも気づいておらず、元の世界に戻った時に弟たちに投げつける郁実の言葉に涙が止まらなくなりました。
本巻の最後の終わりの不 -
ネタバレ 購入済み
辛い…不憫受け好きな方には良い
不憫受け好きだったり読み慣れていれば問題ないですが、そうじゃなければかなりキツい展開です。
黒猫のシュリと白猫のリュカは双子の兄弟。黒は不吉な色とされ、幼い頃から心無い言葉を浴びせられ続けるシュリ。一方のリュカは類い稀な頭脳を持ちその容姿で全ての人から愛される存在。双子であるはずなのにまるで扱いが違う2人。
事あるごとに自分と同じ姿の弟と比べられ、能力の差に圧倒される。それでも齧り付こうと必死になって頑張る姿に胸を打たれます。リュカ本人はそれに気づいているのかいないのか毎回さらっとやってきては横から奪い取ろうとする。さらに心の拠り所であった初恋相手から裏切られ…それはもうボロボロになります -
ネタバレ 購入済み
切ない、、、!
読み応えばっちりでした。
シュリに対する扱いが本当に悲しくて切ない。
前半はジーク・ギル・リュカの考えが透けず、
一体どうなるの、、、?とドキドキハラハラ。
3人との関係性も拗れていて胸が痛くなった。
更に三者三様の視点が分かると
そちらもとても切なかった。
皆それぞれ振り回されていたんだなと。
そしてコンラートも切ない、、、
良い奴でカッコよすぎでした。
結局、シュリは誰と落ち着いたのか
明確ではなかったので続きがあるのかな、、、?
一応、彼かな?みたいな結末だったので
それもありだと思いますが、
シュリには出来ればいちゃラブの
分かりやすくハピエンにしてあげて欲しい!
せっかく制約が無く -
購入済み
泣ける〜
‘‘じゃない方’’と呼ばれて貶められるシュリの辛さに泣きました。
努力しても報われない、本人にどうすることもできない容姿を忌避される。そんな中でも努力を続けるっていう、ある意味王道かなと思いましたが、丁寧に描写されていて、自然に感情移入できました。
王族としての選択と政治的な駆引きも違和感なく描かれていたと思います。 -
Posted by ブクログ
最高でした!
久々「切甘」って言葉を躊躇なくジャンル分けに使えたよね。
もうね、最高にドンピシャどストライクに大好物なキャラ・展開・世界観・落ちでした!途中何ども泣いたw
2時間くらいかかってしまったが、読後の満足感半端ない!
今風な長めの説明タイトルから、1ミリもずれることなく、予想通りの設定と展開なのにも関わらず、それでも泣けたってのは、ひとえに「無駄がなかった」からだと思う。
作者猫好きなのかなー?ってくらいで、書き手の面倒な性癖みたいなもんも感じなかったし、純粋に文章が読みやすかったからなのか、お話そのものもシンプルでいてちゃんと丁寧に描かれてる感じで良かったのかな。とても好きだった。 -
購入済み
すごく複雑だけど良かった!
最初はシュリの正確が
あまり好きになれなかったですが
周りに振り回され傷つけられ
ボロボロになるシュリに切なくなります。
複雑な人間関係です。
でも最後までハラハラしながら
一気読みでした、 -
購入済み
一気読み
神子候補として召喚されて…だけはよくある設定かもですが、それ以外は全く新しい感覚で楽しめました。主人公が辛い目に遭うシーンが多い不遇な期間が長く胸が苦しくもなり。主人公の性格が拗れていて上手く行かず焦れったく感じたり、共感できなかったりしましたが、生育環境を思うとそれもしかたなかったか…とむしろ物語に説得力を与えていたかも。苦難を乗り越えていきしっかりBLだ〜ってなってくれると解放感というか、待った分だけ満たされたような。イラストが作品にぴったりで美麗で色っぽく、出てくるたびにきゅんが増まして幸せな心地に。
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Posted by ブクログ
篠崎が恋人に捨てられた状況が酷くてヤケになってSNSで出会った男と寝ようとして、そこでも危ない目にあってと可愛そうでした。
そしてそこに現れ助けてくれたのが会社の後輩の北村で、安全をうたいセフレになろうと提案してそれから北村の篠崎へのアプローチが読んでいてもう好きだと分かるのけど篠崎はセフレだからと距離をおこうとするのが何とも。
元恋人が現れて篠崎を脅すのには悔しいし腹立たしくてどうなるのかと思っていた時にまるでヤクザのような出で立ちで現れ助けてくれた北村のギャップが凄くて笑えました。
そして北村の告白。
嬉しいながらも過去の様々なトラウマから中々信じられず、でも北村の思いの強さにようやくと思 -
購入済み
切ないよね
辛すぎるよね
家族からそんな目にあわされて、それをネタにゆすられる
それでも生きていく健気過ぎるよ
でもそういうことがあっても巡り合わせで「運命の番」会えた
あとは幸せになるだけだね