セレステ・イングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ失ったものはもう戻らない。
何を得て、何を諦めて失うのか。
2つの家族はまったく違う環境下で生活している。どちらの家族が正しいなんてことはない。しかし子供達にとって、どちらの方が生きやすいかと言われるとまた違ってくるのだろう。
出てくるキャラクターたちはみな魅力的で、
描写がこと細かく、まるでキャラクターたちが自分の友人のように見えてきました。
そんな彼らが選ぶものは何なのか。
家族なのか、友情なのか、恋人なのか。
はたまた、、、?
火事を巡って、その原因は、犯人は誰なのか。
過去に遡って真実を探していくミステリー。
私は特にミアの過去シーンに驚き、
息を呑んでしまいました。 -
Posted by ブクログ
作品の舞台となったシェイカーハイツという計画都市はオハイオ州に実在しているそうで、いろいろな人種の人が同じ場所に住むのは珍しい米国において、ある程度の成功を収めたということになっているらしい。作者はそこで育った経験をもとに、表向きは人種平等を具現化している場所でも、マイノリティの生きずらさはあることを小説を通して表している。他意はなくても傷つけてしまうのは集団生活の難しさで、本小説の登場人物達が、ささいなことで傷つくのを読むと、人間関係って面倒くさいと思ってしまう今日この頃である。
産みの親と育ての親問題は、赤ちゃんのことを考えて判断するべきというのが私の意見で、貧乏な片親より裕福な育ての親が -
Posted by ブクログ
ネタバレアジア系の大学教授の夫・ジェームズは
小さい頃からアジア系や日系が受ける差別を経験して育ってきた。
誰とも関りをもたず結婚するまで寂しい人生を送っていた。
そのせいもあり、娘に友達を作れ周囲に溶け込めと
しきりに言ってきかすようになる。
医師を志すのを諦めた子育て育児に精を出す妻のマリリン。
夫と同じ大学で出会い成績も優秀で医師を目指すために
頑張っていたがその矢先に妊娠が分かる。
そこからは医師を目指すのを諦め家庭に専念するようになる。
そして、その諦めは次第に娘に向き、娘に必要以上の
勉学や知識を与えようとする。
長女のリディアは父と母からの「愛」をたくさん受け、
それをしっかり受け止