豆田麦のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ふふふっ
よくある実家の家族に虐げられながらも、健気に頑張って幸せになる…系の話かと読み始めました。
あらすじとしてははそうなんですが、ヒロインに悲壮感がないのと、前世の記憶が魔王だったっていうのが新鮮でした。
美味しいものへ極振りした関心の描写と、登場人物それぞれの軽妙な口調にハマりました。
人への悪意がない魔王の定義も特徴的で、残虐性の少ない弱い魔物の描写も、この話の軽さに合っています。
今後、主人公の精神的な成長がどのように描かれるか楽しみです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレテンプレートな「愛さない」系に、変化をつけた一冊。原作はweb。
本作の「愛さない」は、即座に手のひらくるっとしてから、後はひたすらイチャイチャするだけの物語りである。
ヒロインのアビゲイルは、魔王(と言うよりも、森の主)から人間(にんげん)への現地転生者+伯爵令嬢だがある理由からネグレクトを受けており、魔王の感覚と放置児童と言うWパンチで、人間性が育っていない。
所謂、純真無垢なタイプ。これにやられたのが、生真面目潔癖系軍人のヒーローである主人公ジェラルド。時折、魔王時代の感性で物事を語るアビーにツッコミを入れながらも、溺愛しまくるのが彼である。
しかし、ジェラルドの溺愛ばかりの話ではなくて、アビーが徐々に人間性を獲得していく物語りでもあるし。
元魔王の感性、感覚によって、特に、動物、気象に関しては、未来予知染みたことを知りえるアビーは火種にもなりえるという危うさ。
さらには、ジェラルドの生家を狙ったと見られる犯行など、陰謀も散りばめられており、まだまだ問題は山積み。
しかし、ジェラルドはアビーがいつか元魔王ではなく、にんげん、でもなく、人間として世界に馴染むことが出来るように、自分が出来ることを精一杯するのだった。
と、そんな第一巻。 -
Posted by ブクログ
面白かった。
おもろいな、と思った本は
その著者の別作品も全部読みたくなるんだが、
そういえば、魔王アビーちゃん(『愛さないと言われましても』)は
気に入っているにもかかわらず、他の作品を探してもなかった。
ていうか、気づいてなかったが
”給食のおばちゃん”が豆田作品だった!
今頃?!(笑)
ともかく、元魔王アビーちゃん以外の作品が
書店であまり目につかないというのもあった。
先日、本作品の2巻を書店新刊棚で発見し、
オビにアビーちゃんが載ってたので手にとってみたら、
同じ作者というのがわかった、っちゅうね。
1、2巻を同時に回収できたので、早速読んでみた。
とまあ、
前置きは長くなったが
最近、私も嗜むようになった花嫁溺愛ものの派生系というか
虐げられていた美人主人公のざまぁ&サクセスストーリー
結構スッキリしますな。
そして、なんといってもケム
ケムがめちゃめちゃ刺さる!!!
アニメで見たい(笑)
ケムいいわー、アビーちゃんに通じるところがあって
ものすごく好きです。
2巻へ向かいます