久真瀬敏也のレビュー一覧
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伝承文学、妖怪などは私の好物です。
元々文学部、日本文学専攻で特に古事記、説話辺りを学んでいたのと関連して歴史や妖怪なども触っていた。
そのためこういった内容の本はかなり好き。妖怪といてば水木しげる、小説でいえば京極夏彦があがる。
京極夏彦は重厚な内容に深い専門的知識と広がっていく世界観が非常に良い。鈍器として使えると言われている京極夏彦の作品だが飽きないのはその没入感と圧倒的な知識量に飽きがこないためであろう。
閑話休題
この作品は一方読みやすく、そんなに妖怪、伝承文学などに興味がなくとも読みやすく、面白い作品なのではないかと思う。
分かりやすい所を分かりやすく説明していてストーリも分かりやすくシンプルに進むのでこれはこの作品なりの良さが非常にあると思う。 -
Posted by ブクログ
なかなか普段接することの無い遺言書。
本作で色々読めて面白かった。
そもそも「いごんしょ」なんてところからなるほどと思った。
様々な要望を遺言書に残したい依頼者のために、脱法的な手法を使ってでも希望に100%応える弁護士が主役の本作。
脇を固めるのはそんな弁護士に憧れるパラリーガル。なかなかいいコンビ。
依頼者の要望は様々で、それにどう応えるのか。読んでいて面白い。現実性は置いておいて、作中ではなるほどと納得させられるし、万事上手く収まるのがいい。
作中の時間軸での過去にも色あったようだし、シリーズ化されて次作以降を期待したい。
それくらい面白かったです。 -
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第4弾
イケメンの言うことには、説得力あるか…
隠れファン多そうな桜咲竜司准教授。
妖怪防災学を担当!
災害伝承と妖怪を結び付ける。
災害伝承とは、過去に発生した災害の記録や教訓を後世に伝えること。文章や絵画、民話やことわざ、石碑やモニュメントなど、さまざまな形で伝承される。
まぁ、ここでは、妖怪メイン。
禁足地(お化け出るから近づくな、神聖な場所などなど)みたいなとこは、行かないことによって、災害が起こることを防ぐ効果がみたいな。
要は「災害伝承」という観点から神話や妖怪伝承などを解釈し、「神や妖怪、怪異現象の中には、過去の災害の脅威を象徴しているものがある」として、それらの記述を将来の防災に役立てようとしている。
今回は、河童、座敷童子、丑の刻参り。
読んでて気になったとこ。
河童は、禁忌に触れずに働ける(土用の禁忌は、土に関する仕事はダメ、人でない、陰陽師、河童はOK)。陰陽師もしかり。
水難事故が多い場所に河童などの伝承が多いのは、そこで河川工事をする高度技術者のことを指すと。
座敷童子も繁栄する妖怪やなく、実は災害で…それを育てた家に…
恩返ししたいもんな…
「丑の刻参りは、そもそも呪いをかけるためのものではなく、願いを成就するために行われていたと言われています。藁人形に釘を刺すという行為も、身体の悪い所に潜む邪気を刺して追い払う、という病魔退散の儀式で使われていたことがあるようです。」
知らんかったわ。
今度、刺してもらおうかな(^◇^;)
話の少し内容からは、脱線してるけど。
その他、鬼、土蜘蛛も山で働く、製鉄の高度技術者だと。
昔、特殊な技術持ってると、呪いとかと間違われて、妖怪として言い伝えられるんかな…
また、お上に逆らうような人らは、妖怪やら化け物にされてそう。
こういうのを読み解くと面白そう!
災害の話より、こっちに興味持ってしまった…(^◇^;)
でも、あくまでも、この小説内の仮説です! -
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第3弾!
結構、このシリーズ好き!
伝説を伝説のままに終わらせてくれないのは寂しい気がしない訳ではないけど…
地名や伝承の中にある真実!
あくまでも、作者の考えなんかもしれんけど、説得力はある。
でも、地名とか伝承に残るって事は、何かがあるんやろな。
妖怪なりに、姿を変えて、長い年月伝わっている。
今回は、あんまり災害には、関連は薄そうな気もするけど、伝わって来た話の真実に辿り着く過程は同じか。
今回のメインは、
「河童のミイラ」
病気を治すにも、真実を話すのには…
こういう風にか出来なかったのか…
今なら問題ないにしても…
「小豆あらい」(マメちゃんとは無関係)
災害時に起こる風評被害から、守るのにはこれしかなかったんかな。
色々な言い伝えには、深か〜い意味がある!
なかなか面白い!
【3つの風】
災害伝承を研究する桜咲の代名詞であり、座右の銘でもある言葉だ。ここまで桜咲の講義を受けてきた学生たちにとっては、とても馴染み深い言葉でもあるだろう。
『風化させない』
過去の災害の情報・歴史を埋もれさせず、忘れさせず、そしてしっかりと後世に残してゆくこと。
『風説の流布をしない』
間違った情報や曖味な情報、不十分な情報を披露することは、正しい知識を埋もれさせたり掻き消したりしてしまう。情報を精査した上で正しい情報を伝え残すこと。
『風評被害を出さない』
誤った情報はもちろん、正しい情報であっても、伝え方を間違えれば当該地域にマイナス評価を与えてしまいかねない。内容は正しく、そして情報の受け取り側のことも考慮した情報提供を心掛けること。 -
Posted by ブクログ
そう言えば川の近くとか、山のヤバいとこに神社多かったかも?京都。(神社仏閣いっぱいあり過ぎて、興味が…)
神社建立とか、お祭りとかには、地を固めるという意味でも防災対策やと。
鴨川も昔は、すごい氾濫してたみたい。その度に対策立ててたけど、神社もその一貫なんかな?
一過性の対策やなく、恒久的な。
上賀茂神社は、前は良く通ってたし、歴史があるのも知ってたけど、感謝の気持ちゼロで通るだけやった(^^;;
これからは、神様にお祈りとかはせんやろうけど、せめて通ったりして地を固めるのには協力しよ!
こう考えると昔から今まで、残った神社やら建物、祭りなどの行事には全て意味あるってこっちゃな。
今回のは、地名の意味よりも、そっち系で防災に結び付けてたような…
神隠しの話も、その時代を反映して、ある意味悲しい…
古代からの壮大な話みたいで、面白い!
更に知ってるとこだけに!
ちなみに、伏見にも桃太郎伝説あってんな。知らんかったわ。
その伝説ある辺、地名が、桃山やから、桃という言葉が付いてるのと関係あるかも?
…知らんけど…(^◇^;)
これから涼しくなって来るんで、京都の神社を踏み締めて来よ!(^-^)v