岡崎マサムネのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サラリーマンが異世界にやって来て、勇者パーティに加わる話。
こういう作品では大抵異世界人(本作でいうハヤシ)の一人称視点で語られることがほとんどだが、この作品では勇者視点で語られるため、異世界人としてのハヤシの可笑しさが存分に描かれている。確かに、世話してないのに「お世話になっております」とか、日本のブラック企業のあれこれとか、勇者視点で見るとおかしなことばこりだなと気付かされる。そういった意味での面白さが詰まった作品でもあると思う。
また、作者さん自身が暗く重い話に抵抗があるらしく、その点この作品は魔王軍との戦いなどもコメディチックに描かれていて、読んでいて楽しかった。 -
Posted by ブクログ
謎に異世界へやってきたスーパー社畜営業マンの林さんが、社畜時代に培った各種スキルを駆使して思わぬ活躍を果たす勇者パーティもの第2弾!
1巻の面白さはそのままに、更にパワーアップした印象の2巻です。なんというか、期待を良い意味で斜め上に上回っていきますね。林さんがとにかくスゴイのはもちろんですが、林さんへの勇者のツッコミが冴えわたっていて面白い!
社畜描写を人ごとのように笑える人にはもちろん、身につまされて心で泣いてしまう人にも、おすすめできる爽快な読み口です。
そして新キャラたちがまた個性豊かで味わい深い。魔王討伐完遂までの旅路をぜひ最後まで読ませていただきたいと思います。 -
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匿名
ネタバレ 購入済み私はロベルト推しなので。エリザベスとロベルトの絡みが多くて非常に満足でした。このままダラダラと続くよりは、さっさとくっついて、というか元通り婚約からのハッピーエンドでもいいんじゃないかなーと。随分強くなってきているし。エドワードよりよっぽど頼りになるし。
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匿名
購入済みイケメンマッチョ過ぎる令嬢?
危機を回避するべく男装する令嬢の話はそこそこありますが
まあ大抵はイケメンハンサムだけど心の中は乙女なもの。
しかし本作は違う。
イケメンハンサムマッチョなのは外見だけでなく
中身までマッチョ過ぎる。
性別を隠しているわけじゃないが
兎に角マッチョだ。
厳ついわけじゃないが
たおやかな中性的な美青年って感じじゃなく
もう漢っぷりが良すぎるハンサムマッチョだ。
(令嬢だが)
だからと言って攻略対象達が
女装してダンスの相手を名乗り出るってのはどうなんだ?!
主人公は悪役令嬢の筈だが
「ヒロイン」じゃなくて「ヒーロー」と読むべきだ。
ゲームヒロイン登場前だと言うのに
お腹いっぱいになる。
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ネタバレ 購入済み
発想に脱帽!面白い!
悪役令嬢が男装して攻略対象になって、主人公に攻略されれば万事解決!って発想に目からウロコでした。大円団ルートとか確かにあるものもあるけれど、あくまで友情や親友枠だったはず。
知らないだけで結構この手のモノがあったので、この作品を期に色々探しましたが、一番面白いです。
攻略される気満々でハイスペックなのと、周りの受け入れられ感?というより、違和感が仕事してない感じも面白いです。
カッコ良すぎて主人公男だったっけ?と思うレベル。
そして攻略されたがってる主人公と多分何も知らないヒロインをどうまとめるのか?そして、悪役令嬢に攻略されたくて、暴走し始めた攻略対象達を前にヒロインはどうしたらいいのか?気