T キングフィッシャーのレビュー一覧
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ヤングアダルト!ヤングアダルトのこういう大人から子どもへの優しい眼差しを感じる作品が大好き!読んでる期間中、ホットミルクを何回も飲んだPosted by ブクログ
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パン屋で働く14歳のモーナはパン作りに特化した魔法使い。
ある日突然、店で死体を見つけてから不穏な街の様子と陰謀に気付く。
可愛い表紙とコミカルな調子で語られるが内容は辛辣。
何もしなかった統治者と大人たちへの怒り。
「英雄になんてなりたくなかった」というモーナの言葉は重く刺さる。
創意工夫してモ...続きを読むPosted by ブクログ -
お話が始まったとたん、かわいらしい表紙から受けた印象とは違う雰囲気が漂って期待が膨らんだ。
「魔法」というものは、何かすごい力を使えるものというだけでなく、使う人にとってもリスクがあるのだ、という設定に激しく納得。
これは拾いものでした。Posted by ブクログ -
物語の設定が、まず面白い。
何か一つのことだけしか魔法を使えない。それがこの世界の魔法使い。現実の世界でも、人は誰しも、大した役には立たないけど何か一つちょっとした特技を持っていたりするものだけど。それと同じかな、と思った。
きっと、どんな人のどんな個性も無駄と言うことはなく、みんな世界を救えるだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
モーナとジンジャーブレッドクッキーがとにかく可愛いです。癒し。お話し自体は重めだけど、モーナがお話を明るくしている。
14才のモーナは発酵を促したりパンをふわふわにしたり、と言ったパンや小麦粉、お菓子に関することの魔法使い。
「ただのパン屋です。どうやってパンで人を殺すんです?」と言っていたモーナ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルと装幀に似ず意外とシリアスな戦いの物語。
外敵と通じて国を売ろうとしたあの大臣はなんでそんなことしたんだっけね。
いわゆる権力欲というやつなのか。なんか逃げ延びてるし、続編がありそうではある。
ジンジャーブレッド人形かわいい。パン種のボブはキモカワ?(笑)Posted by ブクログ -
何種類もの魔法を一人が使えるのではなく、
その人に、一つだけの魔法が使えるという世界線。
そんな世界の中でもモーナはパン!
発酵種が意思を持ったり、
クッキーが兵隊になったり、
パンで大きいゴーレムを作ったり、
スコーンで監視してみたり・・・。
魔法は想像するだけで強くなる!
こんなにワクワク...続きを読むPosted by ブクログ -
早川書房さんのTwitter(現X)で知り、「たまには海外のファンタジー作品でも」ということで手に取ってみた。
舞台は、魔法が存在する中世ヨーロッパ(注:イメージ)。叔母のパン屋で働く主人公のモーナは、パンやクッキー生地に魔力を注いで上手に焼き上げたり、焼きあがったジンジャーブレッドを使役すること...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルとイラストからもうちょい軽い内容かと思ったら、結構重たい内容もあったり。14歳の女の子にかかるものが大きすぎる気がしなくもない。Posted by ブクログ
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普通の人間と魔法使いが共存している架空の世界が舞台。叔母さんのパン屋でパン使いの魔法使いとして働くモーナ。ある日お店で一人の少女が亡くなっているのを発見してしまう。それを発端に、街に怪しい陰謀がうずまき始め、モーナは渦中に放り込まれることになる。
パン種を発酵させたりする事だけが出来るささやかな魔...続きを読むPosted by ブクログ -
・T・キングフィッシャ-「パン焼き魔法のモーナ、街を救う」(ハヤカワ文庫FT)を読んだ。正に書名通りの物語である。これ以下でもない、これ以上でもないといふ、正にそのものズバリの内容である。小説の題名となると、作家は、あるいは訳者はその内容に添つた題名をつけるのだが、そのものズバリはあまりつけなのでは...続きを読むPosted by ブクログ
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個人的にはこの表紙、納得いかない。ヒロイン、作中スカートの時なんてほとんどないじゃないか。叔母さんのパン屋で働いていた時はズボンだし、逃亡中も同じ格好だし。王宮だかに忍び込んだ時、侍女に扮装した時ぐらいしかスカート姿じゃなかったのでは?と言う訳で、ファンタジーの女の子=スカート姿というステレオタイプ...続きを読むPosted by ブクログ