上坂あゆ美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パートナーに「頭を休めるのにちょうどいいよ」と言われて手に取った、読んでみると内容は重いのに語り口が軽く、おもしろおかしく、一気に読まされた。
著者は歌人で、各章の表題が一首の和歌。本全体のタイトルも「愛はある/ないの二つに分けられず 地球と書いて<ほし>って読むな」の下の句。歌も文章も言葉遣いは現代的だが、歌の形式はもはや古典的と言ってもいいもの。上の句と下の句がぶつかりあい、響き合って形式のことを「合わせ鏡」といい、塚本邦雄の「合わせ鏡の神々少年ルートヴィヒ あはれ一羽の鶴を放てり」を種にしていると学生時代に先輩に教わった。誰に聞いたかは思い出せるし、先輩の下宿で、その歌論の本を見せてもら -
Posted by ブクログ
上坂さんとひらりささんが対極でおもしろかった
上坂さんはとても一貫性がある人。シーンによってわけない、統一性のある人。どこでもズバッと言うし、パートナーに求めるものも恋人と結婚相手で同じ。
ひらりささんはいろんな顔がある人。シーンによって違う自分をだしてる。ロールプレイをしているという表現がおもしろかった。恋人が結婚の話を出してきたら、ロールプレイから外れていない?って思うらしい。
私はどちらにも共感できた。パートナーに求めるものや好きな人ものは一貫してる。けど、仕事とプライベートでは違う顔かも。仕事はあまり深くまでかかわりたくないけど、プライベートは仲良くなった人と深くかかわりたい。
人間っ -
Posted by ブクログ
上坂あゆ美 著
『老人ホームで死ぬほどモテたい』
『地球と書いて〈ほし〉って読むな』
前回の読書が渡邊渚さんのエッセイだったので、エッセイって意外と面白いなというところからの、上坂あゆ美さん。
平積みの『地球~』を見つけて興味をそそられたのでそこからの『老人ホームで~』をまとめて購入。
歌集ってとっつきにくいかなと思ったけど読み始めるとストーリーが見えてきてとても心地よい刺激がありました!
すごいなぁ、、、
洗練されてて切れ味鋭いし、ほんと言葉の魔術師って感じ。
ビビっときた歌をノートに書き出して、自分のもののようにしてみたけどなんか違う。だからここに書けない。
歌のひとつひとつでもグ -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分のことを、相手のことを、ここまで細かく言語化できるってことは普段からそれだけ色々なことを感じて考えてるってことなんだろうなと思う。
感覚と擬音語擬態語で済ませてしまう自分には難しいところも多かったけど、お2人のやり取りの行方をちょっとハラハラ(それは…言い過ぎでは?とか)しながら読みました。
読みながらずっとうっすらもやりと思ってたことが、ひらりささんの " だって、負け戦では?" で決壊、あぁそれだーーーーと頭を抱えました。
自分を出し、相手を知ることで刺し違えることも厭わない覚悟を感じた、初めて読むタイプの往復書簡でした。