シヴォーン・ダウドのレビュー一覧

  • すばやい澄んだ叫び

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    1984年、アイルランドの村で15歳の少女シェルは、母親を病気で亡くして以来酒浸りの父と生意気な弟と幼い妹の世話に明け暮れていた。

    カトリックのクリスチャンで日曜ごとに教会には行っていたが、信仰心は薄れていて気がまぎれるのは幼馴染のデクランとブライディとくだらない話をしているときくらいだった。
    だがデクランと深い関係になり、ブライディとの友情も壊れてしまう。そして妊娠しているのに気づき、誰にも相談できないまま時間だけが過ぎて…。


    妊娠に気がついたのが弟妹で、内緒で手助けしたのにも驚かされるが、できることには限りがある。

    10代での妊娠という重い事実をひとりで受け止めることしか方法はなか

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    2025年04月24日
  • ロンドン・アイの謎

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    12歳のテッドはいとこのサリムの希望で姉のカットと共に3人で観覧車ロンドン・アイに乗りに行く!
    チケット売り場で並んでいると一人の見知らぬ男がチケットを一枚譲ってくれるという
    チケットはいとこのサリムが使うことになり、彼は他の乗客と共にロンドン・アイに乗り込んでいく!
    時速0.9キロ、約30分で一周するロンドン・アイ
    しかし30分を過ぎてもサリムが降りてこない…
    さらにもう1周してしまったのか?
    しばらく待ってもサリムは降りてこない
    サリムは一体どこに消えたのか?
    気象学の知識は専門家並みだけど、コミュニケーションが苦手な少年テッドは姉と共にサリムの消えた謎に挑む! 

    この作品、本が好きな子

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    2025年03月24日
  • グッゲンハイムの謎

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    前作「ロンドン・アイの謎」から3ヶ月後、舞台はNY

    前作よりもテッドの成長が加速していて
    自分で考えて行動したり
    自分から嘘をついたり
    ちょっと、微笑ましいどころじゃなくなっている。

    登場人物が増えたし、いろんなことの蘊蓄があったりして、相変わらず読みやすいは読みやすいけれど、少しハードルが上がりすぎてしまっていたみたい。

    前作を読んでいても思ったけれど、大人(親)たちが、子供の話に耳を傾けなさすぎていて、モヤっとしてしまった。

    カンディンスキーの絵は、わたしには刺さらなかった。

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    2026年01月23日
  • ロンドン・アイの謎

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    登場人物も少なめで読みやすいお話。
    「ほかの人とはちがう」頭脳をもつ少年テッド。
    少しずつ真相に迫っていくなかでの、テッドの成長が微笑ましい。
    大人たちが、悲嘆に暮れ、周りに当たり、受け止めきれない結果をただ待ち続けるなか、姉カットと行動を起こすテッド。
    一番、俯瞰で考えられているのはテッドだった。
    次作「グッゲンハイムの謎」も楽しみ。

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    2026年01月20日
  • グッゲンハイムの謎

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    全作ロンドン・アイの謎がとても面白く、再びテッドとカットが見ることが出来るという喜びもあって期待値が上がりすぎた。
    それもそのはずで、原案者が若くして亡くなってしまったこともあり、作家が変わってしまったからだ。
    それでも設定やキャラをしっかり研究した上で練られているだけに再現性は見事だと思う。

    今回はニューヨークにいる叔母グロリアといとこのサリムを訪ねることで、物語が始まる。
    グッゲンハイム美術館で盗難事件が起き、働いている叔母が疑われてしまい、それを晴らすためにテッド、カット、サリムが奔走する。

    良くも悪くもテッドが3ヶ月でとても大人になっていて、人が使う比喩表現を理解して自分も敢えて使

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    2025年10月17日
  • ロンドン・アイの謎

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    自閉スペクトラム?の男の子が主人公。
    天気についてすごいこだわりがある。

    親戚の男の子の行方不明事件を解決する。
    たまに読んでてイライラするが、そのこだわりが事件の謎を解いていくのが良い。
    家族ももちろん支えてあげるけど、結局警察が主人公を信じてくれて話を聞いてくれたのが解決に繋がったのが、あるよな親身の身内より他人のほうが意見通る時と思った。
    子供は大人に守られているけど、振り回されてもいると感じた話だった。作者がお亡くなりになっているので、続編があまりなさそうなのが残念。

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    2025年08月14日
  • すばやい澄んだ叫び

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    母親は亡くなり、お酒におぼれる父親の元、幼い弟妹の世話をするシェルは15歳で妊娠してしまう。シェルにとって唯一の気がまぎれる時間であったのは、友人たちとの時間だった。その遊び相手のデクランとキスをしたことから、深い仲になってしまう。シェルの妊娠を知らずに、デクランは米国へ行ってしまう。誰にも相談できず、シェルは幼い弟妹の協力を得て、子どもを産むが…。

    出産までも過酷だが、その後の経過は死体遺棄事件となり、ますます過酷になっていく。大人たちの勝手な対応に読む事が止められなかった。
    読み終わり☆をいくつにするか悩んだが、4つをやめて3つにした。すんなり同調できなかった。

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    2025年05月13日
  • すばやい澄んだ叫び

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    シェルの母が亡くなり父が酒浸りになって働かず貧困、弟と妹の世話と家事をするヤングケアラー、10代での妊娠という重苦しい内容。

    窮状に気付かないふりをする周りの大人たちの無関心さに憤りを感じる。ローズ神父は気付くが結局キャロル神父に諌められ何も出来ない。そして後半は思わぬ展開になりミステリーの様だった。

    辛く悲しくてもシェルは前を向いて日常を送っていく。救いがあるようないような物語だが、最後の文が爽やかだ。

    80年代のアイルランドの社会問題や実際に起きた事件をベースに書かれたとのことで考えさせられたが自分が当時その場に居たとしても何も出来なかったと思う…。

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    2025年04月30日