阿賀沢紅茶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ実に尊い(真顔で)・・・
こもとも子先生や田村結衣先生もそうだが、阿賀沢先生も、本気で私の命を刈りに来ているとしか思えん。だが、読者を本気で、自分の作品でKOしに来ている漫画の方が、圧倒的に面白いのは事実であり、こっちとしても、描き手のハートを打ち抜くつもりで感想を書ける。
繰り返しになってしまうが、この(3)は(2)を上回る尊さで、ますます、この『正反対の君と僕』って恋愛漫画が好きになれる。
高校生たちが主役の、アオハル感マシマシなラブコメでは、相当に上位に来るんじゃないだろうか。
漫画的な表現や心象が多いんだけど、嘘臭さや無駄な誇張を感じさせないのは、キャラクターたちが毎日、一瞬一瞬を全力 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ大正義谷鈴木カップルは勿論、前巻から注目株の山田と西さん、個人的に注目してたテェラズマ、どこも盛り上がって参りましてニヤニヤが止まりませんでした…!
今巻は特に東と昔の友達の関係性の歪さに異議を唱える平の所がよかったです。
東の為に真っ正面から変だと言ってくれる人が現れて良かったなと思いますが、それより何より平が違うだろって言ってくれた事によって東自身が自分を雑に扱ってたのかもと考え直す所が、他の漫画ではあまり見ないキャラ造形してるなと感心させられました。
自分は全くの被害者だったと考えるのではなく、かといって反省し過ぎるわけでもない所が絶妙な塩梅です。
鈴木の「写真は記憶(おもいで)の外 -
Posted by ブクログ
ネタバレほんとう、尊いってこれだよな・・・・・勢い良く言う感じじゃなく、しみじみと言ってしまう、静かなんだけど、尋常ないほどのエネルギーが、この『正反対な君と僕』にはある。何言ってんだ、と呆れる人が多いだろうが、私も自分で何を言っているのか、分からなくて、苦笑いしながら、今、この感想を書いているので問題ない。
こういう良質なラブコメを、あんまり深く考えるのは良くないなぁ、とは思うが、未読の方に、読んでください、と高圧的に言っても読んで貰えないのは、私だって理解している。
読んでもらいたいのであれば、何故、読んで欲しいのか、どの部分が自分に響いたのか、を言葉で説明できなきゃならない。小説家として世に出た