中嶋博行のレビュー一覧

  • ホカベン ボクたちの正義

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    8年ぶりの再読ながら、少しも色あせない法廷ミステリー。
    新米弁護士(ホカベン)堂本孝は、著者が原作のマンガの主人公。この作品は文庫オリジナルらしいが、著者が現役の弁護士ゆえ、熾烈な法廷場面はリアルで、213頁の中編ながら、読み応えのある作品。
    正義感溢れるこの主人公で、シリーズ化を望みたいが。

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    2016年02月03日
  • 司法戦争

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    ネタバレ

    最高裁判事が殺害された事件の真実を究明するため、判検交流で検察から最高裁判所にきている女性判事が、活躍する、という筋。
    まあ、面白いことは面白いんですが、ありきたりな感あり。

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    2013年03月17日
  • 司法戦争

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    司法の現状、問題点が生む法曹界の闇をうまく盛り込んだストーリー展開。医療、警察界に並び興味深い内部告発もの。

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    2012年08月26日
  • 違法弁護

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    著者のリーガルサスペンス作品を読むのはこれで4作目。法律専門用語のところは多少すっ飛ばしてしまうものの、総じて文章は読み易く、展開もよく練られており、これまでの作品同様、面白く読めた。
    主人公の女性弁護士は、よくある颯爽としたエリートタイプで且つ美人というキャラ。しかし、それよりも、冴えない風貌だが、公安やら法律専門家やらに邪魔されながらも地道に犯人を追い詰める捜査課刑事のほうが格好良く見えた。

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    2012年03月27日
  • 司法戦争

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    同氏の作品の中でも、かなりボリュームがあり、読み応え十分。
    物語は一人の最高裁判事が沖縄で殺されることからはじまる。
    物語はただの殺人事件ではなく、法曹界全体を巻き込んでいく。
    リーガルサスペンスは、分かりにくいと思っている人にも、スピード感もあり、おすすめ。

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    2010年04月20日
  • ホカベン ボクたちの正義

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    ある新米弁護士の
    キャリアの第一ラウンド。
    法曹界への展望、意欲、やる気、続いて初白星そして初黒星。


    前回がなるほど君なら
    今回はオドロキ君だ・・・!


    尋問中、詰まってニッチもサッチもいかなくなったときに
    横から先輩がサッ!とメモで助け舟を出してくれるとかまんま逆裁!


    どの仕事にも駆け出しがあって、
    そしてスタートダッシュはそう何回もきれるものじゃないよね、という
    そこを過ぎた人の穏やかな視線がある感じ。
    特に仕事の世界において
    情熱と経験は反比例していくものですが、
    今まさにそこにいて、ウザいほどのモチベーションを
    持て余している新人への
    決して薄くない愛情が見えました。

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    2010年03月27日
  • 違法弁護

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    リーガル・サスペンスという分野になるらしい。
    ロー・ファームに勤務する若く美しい女性弁護士を主人公に、
    巨大な陰謀が渦巻く。
    著者が弁護士ということで、法律用語に詳しいし、
    それだけにそれなりのリアリティも生まれていると思う。
    ただちょっとまだろっこしい感じはあるかもしれない。

    息をもつかせぬ展開、とまではいかないまでも、
    物語に引き込まれていく魅力は十分にあった。
    とはいうものの、
    警察や検察の人間のキャラクター設定、
    主人公の女弁護士やそれをとりまく仲間の弁護士のキャラクター、
    そのあたりにはなんとなく安心感のある、よくある設定であり、
    1つの殺人事件とその裏にある巨大な陰謀という構図も

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    2010年03月25日
  • 違法弁護

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    横浜の新興巨大ローファームの思惑に検察公安部、貿易会社、神奈川県警が絡まっていく秀逸なリーガルサスペンス。相変わらずの面白さです。

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    2009年10月04日
  • 第一級殺人弁護

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    貧乏弁護士の京森が当番弁護での事件に巻き込まれていく。長編かと思ったら短編集でしたw主人公のコミカルさも物語の中では良いアクセントになってます。

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    2009年10月04日
  • 第一級殺人弁護

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    2009/7/3
    短編連作。
    読みやすい。
    そして期待してたよりおもしろい。
    もっとお固いのかと思ってたよ。
    京森弁護士のメロス的なオチがいいのだ。

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    2009年10月07日
  • 違法弁護

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    2009/2/19
    読むもんがなくて表紙だけで適当にジャケ借りしたらなかなかの当たり。
    私の弱点のキャラ萌えはないのにストーリーだけで面白いということは相当面白いってことなんじゃないかしら。
    強いて言えば刑事の柴崎さん。「龍が如く」の伊達さんで再生された。

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    2009年10月07日
  • 第一級殺人弁護

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    面白かったです。5つの短篇集。主人公の弁護士は同じなんだけど、短篇ごとの繋がりは全くありません。でも一つ一つの話はさすが現役弁護士とうなってしまう視点から語られてます。

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    2009年10月07日
  • ホカベン ボクたちの正義

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    リーガルサスペンスと言われる法廷小説。
    話も法廷シーンもテンポが良くさくっと読めつつ、印象に残る内容。

    頭の回転が早くないと弁護士できないんだろうと思う。
    あと子供系は別の意味でツボ。泣きそうになる。

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    2009年10月04日
  • 司法戦争

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    弁護士でありながら江戸川乱歩賞を受賞した作者。さすがに、法曹の世界の描写はしっかりしている。ただ、話が広がりすぎな。裁判官が忙しすぎるのはやはり事実なのだろうか・・・

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    2009年10月04日
  • ホカベン ボクたちの正義

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    熱血新人弁護士を主人公した、まあ軽い弁護士もので、離婚話で相談に乗った奥さんが殺人事件に巻き込まれ、というストーリー。まあ、軽く読めたのでよしとしよう。

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    2025年08月20日
  • ホカベン ボクたちの正義

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    あまり読み応えはなかった
    最後も、え?こんなんでええん?って思った
    ま 元弁護士の方が書いてるので間違いなさそうやけど

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    2024年11月22日
  • 新装版 検察捜査

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    弁護士会の大物が惨たらしく殺された。
    果たして、犯人は誰なのか?

    横浜地検の検察官・岩崎 紀美子はその謎を追うが、謎は深まるばかり。

    様々な妨害を跳ね除け、真実を求める。
    果たして、弁護士会の内紛が原因なのか?

    検察と弁護士会、その暗部か岩崎を襲う。
    本当の悪者は誰なのか?

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    2022年11月23日
  • 新装版 検察捜査

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    結構しっかりした文章表現で好み系だったが、内容は少し薄く感じた。次回もこの作者の他の作品も読んでみよう。

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    2022年05月25日
  • 新装版 検察捜査

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    そこそこ昔の本なので、使われている用語への違和感や守秘義務の扱いに首をかしげたりもするが(作者弁護士みたいだし)、それはそれ。検察庁の問題意識やそれへの対処、弁護士ギルドの流れ、というあたりはとても興味深かった。公判専従論なんてあったのね。

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    2020年02月12日
  • 新装版 検察捜査

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    ネタバレ

    検察捜査/中嶋博行:第40回大賞受賞。1994年
    リーガルミステリ。検察と弁護士は違う、らしい。転勤できないから弁護士になった作者が書く。
    65歳過ぎにしてまだまだ出世意欲まんまんの西垣が殺された。手の骨すべて折られ、最終的には首の骨折られ。怨恨?
    捜査するは、横浜検察庁の岩崎。なんども「長い脚を組み替えた」って記載がある若い女。事務官の伊藤とデキてる。車で送らせて、今日は泊っていって、今日はコーヒーだけ、と意のまま。元祖アッシーくん。
    お偉方の望む方向に進んで捜査していった岩崎。地元警察とも連携し。
    結局、検察のお偉方が、サディストに指示して邪魔者を消していったというオチ。サディストったら、

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    2018年10月15日