岡本茂樹のレビュー一覧
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あくまで新書なので、参考程度に…と思って手に取った本。Twitterで流れてきて衝撃的だったので…
いや、よかった。最後の項目チェックで悲鳴あげるかと思うほど当てはまっており、自分の中にもあったわだかまりがほどよく解れた。子どもに対する接し方のとてもいい指標を教えてもらえた気がする。筆者の方の遺稿か...続きを読むPosted by ブクログ -
子育て世代、誰かを指導する立場にある人すべてに読んで欲しい良書でした。
ありのままの自分を愛する大切さ
人に頼ることの大切さ
これを実現するためのノウハウを具体例をたくさん挙げ解説しています。
【すぐ取り入れたい事】
⭐︎子どもの前で夫婦喧嘩をしない
⭐︎自分を受け入れてもらったら「ありがとう...続きを読むPosted by ブクログ -
感情の抑圧は犯罪につながる可能性がある。
反省は形だけが多いという事実に納得もした。
やはり、自分の心を知ることが大切。
問題行動はチャンスという見方ができる。
必ず問題行動には理由があるから。心の中の問題に気づけるチャンス。
反省させるのではなく、耳を傾けるが重要。
プライドの高い子ほど自分が...続きを読むPosted by ブクログ -
中々の良書。
何か悪いことをした時、反省させる文化が日本にはあるが、それは社会を満足させる詭弁に過ぎず、問題の本質的な解決にはならない。
犯罪者だけでなく、教育、経営にも当てはまる内容であった。
人の本質的なことが書かれている。
反省させることが再発防止だと考えている人には、是非読んでほしい。
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反省、、ニホンザル思い出しちゃった昭和生まれです。
学校で、勤務先で、指導を受け、表面だけの反省。しかしその内面は?
子どもがいる人、教育に携わる人、部下をもつ立場にある人、本書の内容に思い当たることがあるはず。
2013年の発行なので、そこからもう10年。コロナ禍も経て、新たな知見を得た上での筆...続きを読むPosted by ブクログ -
親にとって言うこと聞いていい子にというのは
本当に良い子もいるが、一方でk怒られないように、親に良い子と褒めてもらうために演じて、そのストレスが外に向かうことがあり危険ということ
素直な自分の気持ちや感情が出せる環境、甘えられること、スキンシップ取る、子供らしさ、安心できる環境作りが家庭には必要
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もうすぐ50になり、子供も大きくなってきたけど、読んで良かったです。
私の育った家庭環境は悪く、子供の頃に兄は問題をおこし、私は抑圧。
父親は20年以上前に亡くなり、毒母は今も兄に寄生している。
私は10年以上前に毒母や親戚とも絶縁し、一人で母子家庭をやってきている。毒親関連の本は沢山読み、親...続きを読む匿名 -
毒親育ちなので、いい子に育てると〜と、こちらを読みました。購入前に試し読みで目次まで読めたので助かりました。私も私の子供も犯罪者にはならなかったけど、家庭環境と躾という暴言や暴力についてとても学びになりました。匿名
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人は、自分がされたことを、人にして返すものです。優しくされれば、人に優しくすることができます。冷たくされると、人に冷たくしたくなります。そう考えると、人を傷つける人は、自分自身が傷ついていると理解できます。自分自身が傷ついているから、自分自身を大切にできないのです。自分自身を大切にできないと、当然...続きを読むPosted by ブクログ
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自分がもっと若い時に読みたかった本です。
でも若い時に素直にこの本を読めたかな?
1日で読み進められました。
読みやすかったです。Posted by ブクログ -
p.143〜144
本当に更生が期待できそうに思える受刑者は、固い決意を言いません。「不安」を口にします。これこそ、本音です。受刑者にかぎらず、本気で生き方を変えていこうと思う人なら、誰もが不安を感じるものです。
p.182
子どもを愛さない親はいません(と私は信じています)。しかし、子どもの愛し...続きを読むPosted by ブクログ -
刑務所で受刑者支援をしていた筆者。過激なタイトルですが、なぜ問題行動を起こしたか、その内面に向き合わず、上辺だけの反省で済ますと、後々爆発することがあるという話し。
どんな子育て本よりはっとさせられる内容で読んで良かったです。Posted by ブクログ -
どんな育児書読むよりも、この本をよんだほうがよかったのではないかと思う。自分の内面に向き合うことは本当につらい。そのつらさをわかってくれている人がかいている文章。読んでよかった。Posted by ブクログ
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■内観療法とは過去の自分自身と関係の深かった人物(母親、父親が中心になる)に関して「お世話になったこと」
して返したこと」「迷惑をかけたこと」の三つを考えさせて(内観させて)「こんなにも多くの迷惑をかけてきた私が見捨てられることもなく今もなお生かされている。だから感謝しなければならない」という気持ち...続きを読むPosted by ブクログ -
最近自分でたどり着いた結論であった、ネガティブ感情をとことん吐き出すことの重要性について、エビデンスや犯罪者の更生に関わってこられた著者が正しいと証明しれくれたようでとても嬉しい出会いだった。
最近、職場でパワハラとまでは行かないまでも弱いものいじめをする人がいて、その人への対応について頭を悩ませて...続きを読むPosted by ブクログ -
まえがきからとても興味をひかれ、気がつくと一気に読み切ってしまいました。
第一章は筆者が交通事故を起こしたときのエピソードから始まります。私も経験があるのでそのときの気持ちを思い出し、そうそうと頷きながら読んでしまいました。
「なんてことをしてしまったんだ」「自分はこのあとどうなるのだろう」、と...続きを読むPosted by ブクログ -
祖母、継母、父、いとこに虐待を受けた私がシングルマザーとなりどう子育てしていけばいいのかと沢山の本を読み漁っていた所、書店でこの本を見つけました。
私の原点を見つけ、子供との向き合い方を教えてくれた大切な1冊となりました。
家庭のルールを作ったり私が持っている価値観を教えこんだりするのを出来るだ...続きを読むPosted by ブクログ -
悪いことをしてしまったときに、反省だけさせても、意味はない
なぜ、そのような行動を起こしたのか、共に考え、自分の心の奥底にある、悲しみ、苦しみ等のネガティブな感情を吐き出させる
(幼少期に自分の欲求を吐き出すことができず、感情を抑圧されていることが多い)
そこから、自ずと被害者の心情に思いを馳せたり...続きを読むPosted by ブクログ -
教育、子育てに携わる人は必読。
ただ、著者のやり方だと「事情があるなら犯罪や問題行動をしてしまうのは仕方ない」というメタメッセージを与えてしまわないか心配Posted by ブクログ -
「悪いことをしたら反省するのは当たり前」という考え方ぎ180度変わった。
子育て中のパパママ必読!
「しっかりしたしつけ」は、生きづらさにつながりかねない。
過激なタイトルだけど、納得の内容。刑務所で受刑者の更生を支援する著者に、大きく価値観を変えられました、Posted by ブクログ