松本淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレとても勉強になりました。
- [新しい人と積極的に繋がるのは、Facebookよりも Linkedinの方が向いている
- TwitterやInstagram、YouTube、TikTokは1対nのコミュニケーション。Linkedinはプロフィールがオープンになってるので、信用をベースとしたコミュニケーション
- この辺で、公私の軸と、実名匿名の軸で4象限にわけると整理がしやすい。
- 一定の文字数がある方が閲覧数が多い
- まずは、他者の投稿に対して積極的にリアクションをし続けてコミュニケーションを増やすことが重要。結果的に自分の影響力を増やすことになる。
- SNSの基本的なアルゴリズム。他者に貢献した結果が自分にも返ってくる。例えば、誰かの投稿にイイねをすれば、アルゴリズムはこの2者の関係を応援してくれようとするのて、イイねを押した人の投稿が押された人のフィードに優先表示される。
- 具体的あるいは自己開示で、有用性がある投稿がよい。一般論だったり、有益性が弱いと微妙。
- フラットな姿勢。上から教えてあげるのではなく。
- 専門性を持つ人ならば、それを専門外の人にもわかりやすく説明できる投稿には大きな価値がある。
- 投稿数は2日に1本くらいのペースが適切。
- 月曜の朝〜午前中が非常にアクセスが多い。金曜の夜から日曜の夜まではアクセスが少ない。ビジネス利用なので。
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ヒット商品を生み出す! 認識のからくり
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
「誰に届けるか」ではなく、「どんな状況で思い出されるべきか」。
マーケティングの議論では、共通言語として「AIDMA」や「AISAS」といったプロセスモデルに頼りがちです。しかし、それに縛られすぎると「ファネルのどの段階を手厚くするか」という“直線的な強化”の議論に終始してしまうことに、以前から違和感がありました。本書を読んで、そのモヤモヤが見事に晴れました。
従来のプロセスモデルが「認知から購買までの動線」を整理するのに対し、本書が設計の対象にしているのは、その手前にある「顧客の頭の中の前提(=認識)」です。
「知っているのに買われない」という課題を、単なる“認知不足”ではなく、“顧客の中の期待値が固定化され、購買状況と結びついていないから”だと捉え直す。この視点の転換により、議論の方向性が大きく変わりました。
STP分析が「誰に・何者として届けるか」という地図作りだとすれば、本書は「顧客の世界観の中で固定化された意味をほどき、組み替える作業」と言えます。競争軸をずらすブルーオーシャン戦略にも通じますが、それを抽象論で終わらせず、「驚き・象徴・現象・納得」という要素に分解し、現場で使える“作業レベル”に落とし込んでいる点が非常に実践的です。
また、個人的に最も刺さったのは、AIDMAの「M(Memory)」を、単なる『記憶』ではなく『想起』として捉え直している点です。「買う瞬間に思い出されなければ、存在しないのと同じ」。だからこそ、CEP(カテゴリー・エントリー・ポイント=思い出される入口)を増やし、顧客の想起集合に入り直す。これは既存のファネル改善の延長ではなく、根本的な「入口の再設計」だと感じました。
今後実務で試したいのは、AIDMAを捨てるのではなく、その位置づけを変えることです。
まずはAIDMAやジャーニーマップで「どこが詰まっているか」を診断する。しかし、その解決策は直線の強化に求めるのではなく、「認識の転換(意味の組み替え)」と「CEP(想起の入口)」から逆算して設計する。「誰に届けるか」だけでなく、「どんな状況で思い出されるべきか」を起点に企画をつくる。そんな新しいアプローチに挑戦したくなる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
44歳になった作家が、第二次世界大戦終戦頃、1940年代にアメリカ・オレゴン州で過した少年時代を振り返る。
ブローティガンの自伝的な、生前最後の幻想小説。
旧題「ハンバーガー殺人事件」。
アメリカの土埃の向こうに霞んで見える、風に吹き払われて消えてしまいそうな少年時代の日常。
貧困生活。気晴らし。遊び。帰還兵。後悔。
乾いた、埃っぽい少年時代。すべて一歩離れた場所から見ているかのような感覚。とんでもないことをしてしまった時の焦りと困惑、生涯引きずる後悔も、全部なんとなく私にも覚えがあってノスタルジーに満たされる。
娯楽がNetflixやSNSなどの「与えられる」刺激と違って、自分の想像力で作り出す刺激だった時代だったのが、とても良く解る。
私にはそれがとても羨ましく、まぶしい気持ちで読んだ。 -
Posted by ブクログ
どこまでもどこまでも物語の行末が気になって、気持ちがふわふわして落ち着きがない。それでいて哀しみに溢れているこの世界(小説)に浸っていたくなる。正直に書こうと思うとそんな感想になる。
少年の気持ちがストレートに表現されそれは嘘偽りないように思えるし、そこに起こる出来事はどこか幻想的で掴みどころがなく土埃のように舞い上がり消えていくようだ。
ブローティガンの生前最後の小説である『ハンバーガー殺人事件』を改題し新訳で筑摩書房より発行された(訳者は変わらないが新しい解釈で)。
このような手に取りやすい状況にしてくれて、本当にありがたいと思わせてくれた作品です。 -
Posted by ブクログ
linkedinを始めるきっかけとなった本です。
実際にアカウントを登録して使いつつ読んでいたので実感を得ながら理解を深めることができました。
各章でそれぞれ参考になるところはありましたが 本の感想としても、LinkedInの印象としても落ち着いた成熟したコミュニティの中にいることを実感としてます。
これまで SNS はほとんどやってこなかったので、 LinkedInを始めることにかなり心理的ハードル高く感じていたんですが、実際の雰囲気に触れながらまたこの本を読みながら進めることで徐々にハードルは低くなり、嬉しいことに少しずつですが他のメンバーの皆様とのつながりが増えつつあります。
しばらくは早急に転職や自分のビジネスへの見返りなどに求めることなく、普通に考えたら接点を持てないような方々のコミュニケーションを楽しむところから始めようと思います。
そっから先の展開は何も考えてないです。
想像もしてないような楽しい化学反応が起こることをのんびりと期待しながら、LinkedInに馴染んでいきたいですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレハンバーガーを買うか、銃弾を買うか迷う。葬式をただ興味深い変な儀式として見る。社会通念や知識といった文脈なしに「ただ」見る、「ただ」感じる。少年時代の無邪気で危うい感覚が読んでいて面白かった。
ハンバーガー屋から漏れる美味しそうな匂いがたまたま途切れる。そんな偶然としか言いようのないことで銃弾を買うことになる。人生が変わってしまう。その後狂気的にハンバーガーの歴史や物語を収集することに躍起になる主人公、面白かった(過去の罪からの防衛反応と考えると辛さも感じるけど)
ある友人には嘘をついて偉そうにするし、ある友人には愛想をつかされないように下手に出る。大人的な意図がない子供ならではの感覚も思い出した。
果樹園での事件(事故)が冒頭から仄めかされているのも小説として面白く読めた。
もっと果樹園での事件は狂気的なものかとも思ったが、子供の感覚で描かれる風景や事象の延長で人を殺めてしまったという描写はたしかに恐ろしいし、人生を振り返る上で大きな転換点となる出来事だったことは確か。
戦後のアメリカの風景を知らないが、どこか荒涼と殺伐としている仄暗い雰囲気を感じた。過去を振り返るという形式によるものかもしれないが。
ガレージでただビールを飲み続ける退役軍人、池に家具一式を運んで釣りをする夫婦。出てくる人物が全員一風変わっていて、無邪気な少年との会話それ自体も面白かった。全員、思考が過去に向いた訳ありな雰囲気をもっていたのも、物語全体の雰囲気に繋がっていそう。 -
ヒット商品を生み出す! 認識のからくり
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
詩的な小説だった。
本編、解説を読み、アメリカの土埃は、日本でいうと陽炎みたいな感じだなぁと、個人的に思った。
死や貧困といったリアルな現実の話でありつつ、子供の葬式を見守るシーン、家具を持参して釣りをする夫婦、池のほとりに住む老人などなど描写は夢のようでどこか現実離れしていた。
風に吹きはらわれてしまいそうな登場人物達だった。想像力が豊かな主人公の視点で語られているからかもしれない。
あの時ハンバーガーを買うことを選択していたら人生が違ったのに、という考えのもとその後の人生、ハンバーガーに執着するのがシュールで笑うところではないのかもしれないが笑ってしまった。
けど、人生であの選択をしていたらという「もしも」の基、その選ばなかった選択肢に執着してしまうことは人間あるあるなのかもしれない。
主人公はそれがハンバーガーだった。
ある時なんの事情も知らない母に「そうね。ハンバーガーを買うべきだったかもしれない」という言葉を返されたことを機に、主人公のハンバーガーへの執着は消え去る。
主人公は不幸な事故が、ハンバーガーを買わなかったせいで起きた出来事だと自分の中でのみ決めつけていたため、「ハンバーガーを買わなかったせいだった」と他者に(言葉だけでも)言われたことで心境に変化があったのだろう。
それが「やっぱりそうだよね」という安堵や救いなのか、「自分でも本当は分かっていたけれどそんなわけない」という諦めのような気持ちなのか。