山野弘樹のレビュー一覧
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<目次>
はじめに 答えなき時代に求められる「独学」の力
プロローグ 「考える」とはどういうことか?~ショーペンハウアー『読書について』から考える
第1部 原理編~五つの「考える技術」
第1章 問いを立てる力~思考の出発点を決める
第2章 分節する力~情報の質を見極める
第3章 要約する力~理解を深める
第4章 論証する力~論理を繋げて思考を構築する
第5章 物語化する力~相手に伝わる思考をする
第2部 応用編~独学を深める三つの「対話的思考」
第6章 「問い」によって他者に寄り添う~対話的思考のステップ1
第7章 「チャリタブル・リーディング」を実践すする~ -
Posted by ブクログ
論理的思考を展開するためにまず必要なのは「他者の話に耳を傾けること」。情報の質や重要性を節目に応じて分けていく力。
問いとは常に可能性に開かれた仕方で他者との対話を
可能にしてくれる、最も重要な言語の働き。
議論は戦争であるが、問いは他者に寄り添うもの。
【物語化する力】
論理的に構成された文章を映像化するためには「掴み」とは「山場」と「オチ」を設けて、物語の輪郭をはっきりさせることが大事。
これができていることで尺の変更が可能になる。
目の前の聞き手にとって適切な物語を語る技法。話し手が話の骨子を正確に理解しているなら可能。
映像とはここでは「語りによって喚起された想像上のイメージ」。
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Posted by ブクログ
「読み」とはどうすることか。
いろんな参考書があるけれど、しっくりくる本に出会うことは珍しい。
この一冊を網羅すれば、読むことのスキルがあますところなく身につく、という本には残念ながらまだ出会っていない。
(もしくは私自身が、読むことの肝要にまったく気付いていないのかもしれない)
個人的な感想として、この本は、読むことへの問い方について、とても詳しく語られていると思う。
読みながら問うってどういうこと?と思うかもしれない。
私たちは読みながら、無意識のうちに、分からない部分を分かるようにしながら(つまりは、これってどういうこと?を、こういうことかな?に置き換えながら)読んでいるのだと思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『独学の思考法~地頭を鍛える「考える技術」』を読んでみて、グラフィックレコーダーとして日々「考えを描く」「対話を促す」自分の現場感覚と、この本の考え方が驚くほど重なっていることに気づきました。
本書のテーマは、「自分で問いを立てて、考えを深め、学びを広げる」こと。そのためのスキルとして「問いを立てる力」「分節する力」「要約する力」「論証する力」「物語化する力」、そして「対話的思考」や「チャリタブル・リーディング」といった姿勢が大切だと書かれています。
グラレコの現場で僕が一番意識するのも、「今、この会話やアイデアの本質は何か」「どうすれば参加者が自分ごと化できるか」という“問い”の力です。 -
Posted by ブクログ
現代において、学問もタイパ・コスパ重視の傾向がある。そんな現代に改めて「問いを立てる」という思考法と実践法を体系的に教えてくれる良書である。
学問とは好奇心から問いへと至り、実験という行動と結果を伴うことで成長していく。これは、学問という性質上、その時代にとって正否の方向性の質は変われど、成長する生き物だと私は思っている。
現代では簡単にAIでなんでも要約できてしまうだろう。早いうちから最新のテクノロジーに触れることは新たな時代の革新を大幅に進めることにはなるが、同時に地力としてAIに頼らず自分の頭で思索し、本の意図を読み、自分の考えを問いを立てながら練り込み、再構築という要約や基礎の本当の学