坂口友佳子のレビュー一覧
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ネタバレとても優しい温かい話でした。
いつでも大切にしてくれたペットが見守ってくれる。そんな幸せな温かい話でした。
気になった所載せます。よければ本を読んでみてください。
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「ねこは、さみしいのがつらいことも、
ひとりぼっちがかなしいことも、しっていました。
ながいながいあいだ、のらねことして、
ひとりで生きていたねこだったからです。
ー 食べるものがなくておなかがすくことも、つらいことでしたが、
それよりも、
ひとりぼっちでいることが、つらかったのをおぼえています。」(18ページ)
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「「あなたの素敵なところを、わたしは知っているよ。だから、大丈夫だよ」
ー 空から舞い降りた、小さなひと -
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「みまもりねこ」今日届きました。久しぶりに絵本を読みました。公園にいるおばあさんねこの物語。
実は私にも同じようなねこがいました。名前はゆきちゃん、同じおばあさんねこです。ゆきちゃんは地域ねこで、いつもは目の前の公園のベンチに座っていて、いろいろな人からお食事を戴いています。ある日、ゆきちゃんに向かって手をパンパンと拍手したら、なんとこちらに足早に走ってきました。そして、エアコン室外機の上にちょこんと座りました。もしかしてこれはお食事の催促なのか。取り敢えず台所から鰹節を持ってきてお出ししたらペロリと食べてしまいました。もっと欲しいのかと思って追加の鰹節をお出ししたら、これもペロリと平らげる -
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ニホンオオカミの剥製が小学生によって発見されたという事実は知っていたものの、その詳細が記されているということで手に取ってみました。
小森日菜子さんが小学4年生の時に博物館の裏側ツアーのようなイベントでその剥製を見かけたのが最初だったらしいのですが、そこから気になって色々調べる様子や、学術的にアプローチし、その時連絡を取った学芸員の勧めで小学生にして学術論文を書くところなど、想像の大分上を行ってました。その探究心を忘れず、何かを求める姿勢を持った大人になって欲しいです。
小学校3年くらいから。内容は高学年向けかもしれません。
博物的な仕事や科学的な基礎事業などにもっと世間の評価がある社会を望みま -
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冒頭より、
古いちいさい公園に、
いっぴきのねこがすんでいました。
街のひとたちにかわいがられて
のんびりと暮らしていました。
ねこは、おばあさんだったので、
いつもだいたい
お気に入りのベンチのうえで、
ねむっていました。
猫の平均寿命は、室内飼いで16年以上、放し飼いだと13年程度、野良猫の場合は3~5年なのだそうです。
表紙をご覧ください。
公園のおばあさんねこが描かれています。
彼女は何歳くらいなのでしょう?
野良猫として生きるうちに様々なつらいこともあったのでしょう。全身の毛は荒れて疲れているようにも見えます。
でも、よおく見ると、左耳には不妊手 -
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オズの魔法使いのオリジナルがとても良かったので、ボームに興味を持った。
私にとっては、「サンタクロースの冒険」に次ぐ3作目のボーム。
(最近見た、「映像の世紀 バタフライエフェクト、ハリウッド 夢と狂気の王国」でも、あのアメリカ映画「オズの魔法使」とジュディ・ガーランドのドキュメンタリーに触れられたので、タイムリーだった。ハリウッドの五大社の功罪、映画という世界の表裏、戦争への加担など、めーっちゃ面白かったです。隣の女の子、のキャッチフレーズで売れに売れたけど、心身を壊されて人生はめちゃめちゃだったジュディ。娘ライザミネリの言葉を借りるまでも無く、ジュディはハリウッドに支配されていてかわいそう